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FLIGHT LOG

LOG No.1
2003年10月13日

天候    :雨後曇り
気温    :未測定
風速(推定):5〜7m/s
FLIGHT数:2回

初飛行時のSPEC

エンジン :YS FZ63(R/C HOBBY製フローティングマウント使用)
ペラ   :RAM13x6
燃料   :NASA 30%
タンク  :IM240cc角形
サーボ
エレベータ:フタバS9250
ラダー  :フタバS9250
エルロン :フタバS9001X2
スロットル:フタバS3101
受信機  :フタバR149DP
バッテリー:フタバニッカド4.8V600mAh
重量   :2300g



初飛行〜!(^^)ノシ

3連休最終日の午後3時にやっと完成〜!
デカールはまだ貼っていないが
(ものすごくキレイなのでどこに貼るか、
迷いに迷ったあげく貼れず終い...(^^;) )
リンケージしながら舵角等のプロポ設定も同時に行っているので
飛行場に行きさえずれば飛行可能!

ちなみに3舵のリンケージはとりあえず
サーボホーンの長さと各動翼のヒンジからホーンの穴までを
同じに揃えたので最大60°可能な仕様として制作した。
しかし、サブトリムと飛ばしてのトリム合わせによって
サーボの動作範囲を振り切った不感帯が出来てしまうのはイヤなので
大舵角は全舵ATV100、AFR135(エクスポ−80)としてある。

(AFRを140から少し減らしておくのは
初飛行する時のカトちゃんの常套手段、デス!
飛ばしてトリムを合わせたら不感帯が出来ていない事を確認、
余裕があればAFRを不感帯が出来ない所まで使い切り、
不感帯が出来てしまったらAFRを減らしても舵角は減らないよう
リンケージの再調整をしてます)

各舵の動作角度を計ると56〜58°
UP、DOWN、(左、右)共各舵の動作角度の差は1°以内(^^)
まずまず良い出来のリンケージに仕上げられた(^^)

スタント用舵角は実際に舵面を動かしてみてAFRを左/右(UP/DOWN)
エルロン :35/35
エレベータ:40/40
ラダー   :80/80
エクスポは全て−30(スロットルだけは−20)
にセットして初飛行、
レッツビギンでございます!


飛行場に着いたらササッと機体を組んで
写真を1枚だけパチリ!
時間が無いのね〜!

サッサとエンジンかけてニードル合わせて、
スローだけプロポで合わせて舵の動作確認したら即、離陸!
初飛行だってのにあわただしい事...(^^;)

離陸させたらまずトリム合わせて...って...
.................

そのまま安定して真っ直ぐ飛んでいきますがな...
トリム、合わせる必要ナシ!
完全にノートリムでOK!(^^)v

スロットル開閉しながら上げたり下げたり少し走らせたりして
スロットルと機速の感触だけ見たら
即、スタント舵角の感触チェックを開始
まずはスピード控えめで
水平旋回、宙返り、四角宙返り、ストールターン
連続ロール、スローロール...
ラダーが効き過ぎ、エレベーターが少し好みより強い、
エルロンはちょうど良い感触だが最大舵角がわずかに足らない。
ナイフエッジは...ラダーが効き過ぎて出来ない!
ナイフエッジのつもりでラダーを打つと、
間髪入れずにナイフエッジループに突入してしまった!
スロットル50%ぐらいのつもりなのに
滑らかに胴体で飛んで垂直姿勢まで上がってしまう!
そのままスロットルをジワリと開けて頂点まで昇らせたら
そのままスムーズに降下軌道〜ラダーをジワリと強く入れて引き起こしにかかると
エルロン方向はピタリ安定したままでナイフエッジループ完了!
バカチョンできれいに水平に起きてしまった...

ナイフエッジループさせるのにフルパワーも要らなければ
エルロンも全く要らない...50GeeBee以上にナイフエッジループが簡単!
よーたんに聞いてはいたけど、実際に体験するとやはり驚いてしまった!
ただ、ナイフエッジはUP方向に走るクセがある。
ナイフエッジループの下りでスロットルを開けたら
かなり機速が出てしまったが別にフラッターが起きる兆候は感じられない。

少し早く走らせても大丈夫そうなので
50クラススタント機っぽいスピードでロールや宙返り系をやると
宙返り系は少し角が出やすく、
ロールはスローロールが32ポイントロール、みたいになってしまう!
何回かやってみるが、スピードを上げると必ず同じ事が起こる。

7分飛ばして少し早目かな?と思ったが、
燃料消費の具合も初飛行でわからないので着陸へ。
とにかくファンフライと同じくらい飛びが軽くて舵の入りが良いので
何も考えずスロットルを閉じたまま
ファンフライと同じ要領でコブラ気味のタイトな右水平ターンに入れてしまった!
すなわち右ラダー、UP、エルロン左!
舵を打ち込んでから、
「ハッ、ヤバイ!」
と自分で構えてしまった!
ファンフライならスッと沈みながらきれいにターンしてくれるが
これを普通の機体で着陸前のスピードを殺した状態でやると
一瞬で失速してパラリ!っと墜落に入ってしまう恐れが!
(ファンフライに馴れすぎると、
こういった事で普通の飛行機を落としてしまう事が多い、らしい!)

しかし、全く失速に入る事無く
安定したままキレイにターンしてくれた...ホッ(^^;)
風が強いのも全く苦にならず、きれいに安定したまま無事着陸!

2フライト目はスタント舵角を
エルロン :35/35(エクスポ−30)
エレベータ:34/34(エクスポ−30)
ラダー   :40/40(エクスポ−40)
にセット。

まだピッタリ好みの感触では無いものの、
ラダーが落ち着いたので色々やってみる。
カトちゃん的にはローリングサークルがちゃんと出来れば
かなり舵角セッティングが煮詰まってきたと判断するんですが、
...まだまだセッティングが甘いにも関わらず、
きれいに回って帰って来ちゃうよ、この子!(^^;)

それじゃ、って事でP−01とP−03でムズカシイ、
と思った演目を思い出しながらやってみると
何の苦労もなく取りあえず形にはなってしまう...

唯一、ドキリとしたのがアワーグラス。
135°ターンして追い風の45°降下に入れると
降下スピードが見る見る加速してしまった!
垂直降下は大して早いと思わなかったが
胴体の抵抗が少ないため、風に乗って降下すると
思わぬ高速に!
早めに引き起こしたが、引き起こしのターンが
やはりカクカクしてしまった!
ファンフライでアイドリングをやや高めの2800rpmにセットして飛ばすのが
習慣になっているが、この機体はアイドリングを低めにして
充分エンジンブレーキが効くようにしておく必要がある様だ。

スタントもそこそこ以上にこなしてくれることが充分わかったので
舵角もまだ全く煮詰まっていないがスナップロールをやってみる。
とりあえず出来るだろうとは思っていたが、
挙動が軽くてモーションが実にキレイ!
セッティングを煮詰めたらスナップもピタリ決まる機体になってくれそう!

スナップが決まる機体はパニックをやると鮮やかに決まるのでやってみる!
大舵角に切り替えて垂直降下のロールから一気にスナップ!
見事に決まって一気にスピンに入るものの
やはり舵角が決まっていないのでスグにめくれさせてしまった...(^^;)
でも、この機体のカラーリングは
パニックをやると万華鏡を覗いているみたいで
もの凄くキレイ!
3回も連続でやってしばし見とれてしまった...(^^;)

(しかし、大舵角で初めてやるのがパニックというのは少し無謀だったナァ...
反省(-_-;) )

最後に忘れちゃイケマセン、燃料があるうちにトルクロール!
一気にヤキトリから入れてみました!
一発目のヤキトリは...失敗でしたね。
決まる機速よりかなり遅かったみたいデス。
でも、トルクロールはメチャメチャ楽!
これはもうULTIMATEみたいにこだわってセッティングする必要
全く無し!
今まで飛ばした全ての機体をブッチギって簡単!


何のセッティングもしていないのに
これだけ飛んじゃうと拍子抜けしちゃいました。

がっ!
よーたんに電話したら課題がたくさん!

まずサーボのトルク不足!
円物やロールがスピード上げるとカクカクするのは
やはりサーボがトルク負けしているためなので、
60°近い大舵角を使うなら9206クラスのサーボがやはり必要

次に重心
オイシイ所がピタリと出たら
ロールの軸がピッタリ通るようになってなおかつ、
ヤキトリがテールから前に滑り出していくような鮮やかな決まり方になるので
様子を見ながら取説の重心より後ろに持っていって下さい、との事。
目安としてはナイフエッジでわずかにUPグセ、との事。


次回のフライトまでにサーボを積み替えて
オモリを用意しておかないと...

しかし、PRIMUS140に積む予定だった9206が
無くなっちゃうなァ...
年内に140も作りたいから、また9206を4個かァ...
また、ビンボボの花が咲きそうデスな...(^^;)


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