COBRA 350C
FLIGHT LOG

LOG No.4
2003年11月21日

FLIGHT数:風邪引いて夜遊び全滅につき0 ミ(っ;-∀-)

モーターの進角チェックでパワーUP!(^^)


R/C HOBBYのコブラレポート
すんごく、気になる事が書いてありますよっ!

チト、下に抜粋させていただきます!

追記 2003/11/17

コニー田中のワンポイントアドバイス

GWSギアダウンユニットに付属のモーターの簡単チューンナップ方法必見!

370マブチモーターについてレポートしたいと思います。
まず、このモーターはマブチの標準モーターですので基本的に進角は0°だと思います。
普通に使う分には問題無いと思いますが、固体により進角に誤差があるようです。
進角はギヤダウンの場合には逆進角が好ましいのですが、製品の個体差により、純進角が付いている可能性もあります。
また、標準が0°だとしたら逆進角を付ければ簡単にパワーアップが出来るというわけです。
ホバリングが出来ない、ホバリングからの抜けが非常に苦しいとゆう症状の方、
以下は試す価値ありです、しかし自己責任で行ってください。
<調整>
ギアダウンモーターは逆転で使用します。
まずモーターを機体から取り外しバックプレートを見ます、
そうするとシャフトの周りに2つ2mmほどの穴があります、
この穴を利用してバックプレートを回転させモーターの進角を調整します。
ヘリコプターで使うCリング用工具があれば簡単に回すことが出来ます。
現在RC HOBBY とCARDEN AIRCRAFT JPで進角調整工具を企画中です。
基本的にはモター後ろから見て時計回りに15°ほど動かします。(コンデンサー等を壊さないように注意)
マッジクなどでマークをして根気良く調整して下さい。


>固体により進角に誤差があるようです。
>進角はギヤダウンの場合には
逆進角が好ましいのですが、
製品の個体差により、純進角が付いている可能性もあります。

ウウ(-_-;)、
実はカトちゃん、
COBRA 350Cのスペアに一つ、
気が早いけどもMicro Air用(のつもり(^^;) )に一つ、
計2個新品のユニットを持っているのです。
もし、この2台のモーターに順進角が付いていたら...
何にも調整の基準ナシで調整するのは
結構骨の折れる仕事になっちゃいます。

まあ、それでもモーターを回してタコメーターでも使いながら
コツコツ調整すれば出来ない事もナイんですが
モーターを回さなくても進角チェックできる方法は無いのかな...?
って事で。

カトちゃん幸い、壊しちゃったモーター捨てずに持っているので
これを開けて、
進角をチェックする方法を考えてみました!

結果、
割と簡単な方法で進角が狂っていないかを確認できます!


更に、
出荷時に進角調整が狂っていなければ

>基本的にはモター後ろから見て時計回りに15°ほど動かします。(コンデンサー等を壊さないように注意

と書いてある通り
15°(モーター外周寸法で約3oに相当)進角調整すれば
モーターのパワーUPが出来る様です!
例えばカトちゃんの場合、
現在使用中のモーター(かなり酷使してます)で
GWS12×6ペラの回転数が
ピーク3460rpm→3570rpmになり、100rpm以上のUP!
(KOKAM1500mAh7.4V使用、室温24°Cで測定)
機体を手で持っていてもハッキリとわかるほど引きが良くなりました!

また、仮に進角調整が狂っているモーターに当たってしまったとしても
下にUPした方法を応用すれば
簡単にモーターからBESTのパワーが引き出せる様に
調整する事も可能だと思います。
興味の有る方は良く読んで充分理解した上で
自己責任でやってみて下さい。

それでは、
進角チェック方法を説明しま〜す!
(買ったばかりの中古デジカメ大活躍!デス(^^) )


さて、コレはもう壊れちゃって
捨てるか、部品取りに使うしかない
モーターです。
開けられるようにバックプレートを止めている
ツメを削り落として、
開ける前にマジックでマーキングしてェ、

イザ!開け〜ゴマ!
開けたら中身、こんなのデス!
モーターケースの缶に永久磁石が2つ、
U字型(?)のクリップで止められて
その中にコア。
で、バックプレート側にブラシが付いてます。
進角調整、って言うのは
要するに缶の中の永久磁石と
バックプレートに付いてるブラシの位置関係
(角度)を調整するワケです!

ブラシの位置はバックプレートの外観に
焼きつぶしされた樹脂製ブラシホルダのピンが
見えるので良いのですが、
問題は缶の中の永久磁石!
磁石の位置がモーター外観から見えれば
モーターをバラさなくても
磁石とブラシの位置関係を把握出来ます!

何か良い目印になるモノはないかいな?
っと探してみたら...
タリホー!
アリました!(^^)


永久磁石を缶の中に固定している
U字型のクリップ!
これは良い目印になります
しかも都合良く、
缶の側面の長〜い小判形の穴の端と
揃ってます
こっちは反対側、
反対側もちゃんと U字型のクリップは
長い小判形の穴の端と揃っています!
とは言え、
全てのモーターのU字クリップが
この位置に納まってる保証は...
アリマセン...(´・ω・`)


ア!
でも、U字クリップが長穴から見えれば
棒か何かを長穴から突っ込んで、
U字クリップの位置を調べる事は出来ます!

果たして、
U字クリップが長穴から見えるか否か!
ヤタ!見えます!(^^)ノシ
写真に撮れるくらいですから
肉眼なら簡単に確認出来ます!
更に良くのぞき込んだら
長穴に沿って永久磁石が固定されて
いるのも見えました!
見えるんだったら話はカンタン!
長〜い小判穴から爪楊枝ナドを突っ込んで
U字クリップの位置を確認すればイイんです!

(ブラシやコイルを痛めないように注意する
必要がある事は言うまでもアリマセン!)

この写真は開けちゃったのとは違う新品の
モーターですが、このモーターのU字ピンは
果たしてどこに居るんでしょう?
爪楊枝を差し込んで確認してみましょう!
ア、開けちゃったモーターと同じ位置に
居ますね〜(^^)

U字ピンの位置さえわかれば、
あとはバックプレートの上にある、何か
モノサシで計りやすいような位置にある物を
選んでU字ピンからの寸法を測ってやれば
進角をチェックする事が出来るワケです!
オオ!
実に上手い具合に
焼きつぶしされたブラシホルダのピン
居るじゃア〜リマセンカ!(^^)
コイツを目印にしてやりましょう!

磁石を止めてるU字クリップの位置は
長穴の端
と揃ってましたので
長穴の端からブラシホルダのピンまで
寸法を計ってみました!
ちょうど3oです。
さて、一番手近にあった新品モーターで
寸法を採ってみたんですが、
他のモーターではどうでしょう?
手持ちのモーター3つ、
左から現在COBRAに使ってるモーター、
真ん中は上の写真で寸法を測ったモーター、
右はもう1個の新品モーターです。
磁石を固定しているU字ピンの位置を
長穴からのぞき込んで確認します。
(この後、全部爪楊枝も使って確認してます)
今COBRAに使ってるモーター...
長穴の端とほぼ揃ってます。
これはさっき計ったモーター
最後の1個、
これもU字クリップは
長穴の端と揃った位置にいます!
それではバックプレートとU字ピンの位置を
見てみましょう。
長穴の端がきれいに真上を向くように揃えて
モーターを並べました。
左から現在COBRAに使ってるモーター、
真ん中は寸法を測ったモーター、
右はもう1個の新品モーター、
さっきと同じ順番にならんでます。
側面の長穴と
バックプレート固定のカシメの位置も
きれいにそろっていますね。
これはCOBRAに使ってるモーター
ちゃんとホバリングから引っこ抜けるパワーが
出るモーターです。
モノサシで計ったら
缶側面の長穴からブラシホルダのピンまで
やはり3oでした。
見た目だけでもカシメを利用して
ブラシホルダの位置を見比べる事が出来ます。
(カシメの位置がモーター3個共きれいに
揃っているのは、たまたまかもしれません)
これはさっき寸法を測った新品、
COBRAを飛ばしてるモーターと
同じ位置にブラシホルダのピンが居ますね。
もう1個の新品も同じ位置にいます。

どうやらカトちゃん手持ちのモーターは3つ共
ちゃんと進角調整されたモーターですね!
これで一安心...ホッ(^^;)
んじゃ、パワーが出るという進角に調整
しましょうか!
工具をつっこめる様に
COBRAのギアダウンユニットを
90°ずらして取り付けて...
先のとがったプライヤーを差し込んで
これでバックプレートを回して調整...
と思ったんですガッ!

主翼がジャマ!メッチャ回しにくい!(><)ノ
 (よーたん、早く専用工具出して〜!)

結局、モーターを取り外して進角調整しました。
少し進角調整してはペラを回して回転数を
タコメーターで計る、を繰り返して見ましたが
結局、コニー田中オススメの15°
(モーター外周で約3oデス)回した所が
一番オイシくパワーが出る様子です。
(3460→3570rpmにパワーUP!)
このモーターはもうかなり使ってる物なので
進角とペラの回転数、電流値の関係などは
また後日、新品モーターを使って計って
みたいと思います。



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