ＬＯＧ Ｎｏ．１
２００３年１１月 ９日
天候 ：雨、時々小雨
気温 ：未測定
風速（推定）：３〜５ｍ／ｓ ときどき微風
ＦＬＩＧＨＴ数：バッテリー３本
空戦フラップミキシング．．．（・∀・）ｲｲ!!
カトちゃんの機体はバッテリーを胴体に、
主翼のスパーの下あたりの位置に貼り付けているんですが、
この仕様
上下方向のバランスが悪くなってロールさせるのすら難しくなると
言う事です。
詳しくはこちらをご覧下さい
Ｒ／Ｃ ＨＯＢＢＹのコブラレポート、
１１月６日コニー田中のワンポイントアドバイス 飛行編
どーりでナァ！
こんなロールさせずらい機体でコブラロールなんて
どうやったら出来るんだろう？
なんて思いながら飛ばしてたんですよ！
しかし、夜遊びメインで使うつもりのこの機体、
バッテリー位置を変更してロール性能が良くなるより
今の仕様で正面コブラがド安定な方が都合がイイかも？
って事で、今の仕様で少し様子を見る事に。
で、
今日はこの機体には過酷かな？ってくらいに
風も吹いてたんですが、
追い風は正面コブラで遊ぶ事が出来ました！
それにトルクロール、
流されトルクロールで好き放題に回せちゃいます！
このあたりの性能はホントに素晴らしいの一言！
しかし怖かったのは向かい風、
コブラは不可能だったので普通に飛ばして持ってくるんですが
頭が少しでも上がるとめくれちゃいマス！
トリム調整して真っ直ぐ飛べるように押さえ込んだら．．．
今度は機首が少しでも下がると
（主翼の揚力がクラークＹの背面飛行、みたいになっちゃうので）
一瞬でダイブして地面にまっしぐら！
実はこれで１回ハードに突き刺しちゃいまして．．．
スロットル開けてもペラが回らない？
モーターはウイーん、ウイ〜〜ん、と音立てて回ってるのに
ペラが回らない！？
良く見ると、ペラのシャフトが後ろにズレて、
圧入されてる樹脂ギアが抜けちゃってます！
でも、コレはカンタンに直っちゃうんですよ。
指でペラシャフトにギアを押し込んで、
ハイ、１０秒で修理完了！
スピンナーとギア抜けが衝撃を吸収してくれたお陰で
他は無傷、即フライト再開！
今度はやや高い高度で用心しながら飛ばすものの、
向かい風で機首が下がるとやはり、一気にダイブ！
最大７０°の大舵角で
グッとＵＰ引いて引き起こしにかかるが
！．．．機体が重い！
風に押さえつけられてしまったかのように
なかなか頭を上げてくれず、
今度はやや機首下げのまま、主脚からハードランディング！
今度は主脚が曲がって無傷で済んだ物の．．．
ヤバイ！
こんな飛びでいつまでも無傷で居られるワケがない！
今日は他の機体は持ってきてないし、
どうする？
重心を後ろにずらしてもっと舵の入りを良くするか？
でもこれはヘタしたらペラペラになってもっと飛ばしにくくなるかも？
と、考えこんだ時に閃いたのが
「空戦フラップ」
エレベータＵＰを引いた時に左右のエルロンが下がる
（ダウンの時は上がる）様にミキシングをかければ
もっと鋭く機首が上がるようになるハズ！
ちょうどフタバのＦＦ９にはこのミキシングがデフォルトで用意されているし、
と言う事で試してみました！
舵角はとりあえずエレベータ７０°に対してエルロン２０°、
正比例で連動する様子はまるでＵコンですな！
昔、Ｕコン少年だったカトちゃんは
変に嬉しかったりして！(^^)
で、これで飛ばして見ると．．．！
スンバラシく安定が良くなっちゃいました！
唐突に頭が下がってダイブに入った時のために、
と思って入れた空戦フラップミキシングですが、
トリムをダウン気味にに調整して
ＵＰをひきながら水平飛行させるようにすると、
唐突に頭が下がる事自体が無くなっちゃったんです！
わざと向かい風でダイブさせて引き起こしを試してみたら
こちらは空戦フラップの狙い通り。
さっきとは比べ物にならないくらい
スムーズに頭が上がってくれます！
だけどコブラさせると変なクセが出るかも？
と思ったんですが．．．
何と！
コブラすらも安定が良くなって
追い風の頭上げでフワッと浮いた感触、
エルロン方向すら更に安定よくなって
ズンズン前に走るようになっちゃいました！
考えてみたら板翼の揚力は
前縁で発生した乱流の上に層流が流れて発生する仕組みなので
唐突に強い風が吹いて翼表面の空気の流れが急変すると
不安定になりやすいのかも知れません。
しかし、空戦フラップを使うと
わずかでもＵＰ、又はダウンを打っている限り
エルロンが動いて主翼表面に曲がりが出来るので
板だった主翼に翼断面が形成されたような効果が生まれているのでは？
今日はお天気も悪かったし時間も少なかったので
空戦フラップの舵角は前記の１つしか試してませんが．．．
皆さん、これは研究する価値、大！ですよ！
カトちゃん今度は
風が穏やかな夜に
試してみる事にし〜ましょ！