最近、事務所が浅草橋・家庭菜園付き自宅が千葉という方が、採れた野菜を事務所前で売り出したのを発見。
朝一番野菜を買いに行くのが日課になりました。
そのくらい、新鮮で美味しく、しかも、安い。もう他所では野菜が買えません。
この野菜スタンドが永遠なれと心から祈る今日この頃です。
野育ちで丈夫そうな苺カンカン娘 | ||
決して、美人ではない苺さんたちです。 どちらかというと、「丈夫が取り得の野育ち」風。 ハウスの中で育てば、「ま〜、愛らしい!」と褒められるような風情にもなれたでしょうに、浅草橋の苺は、太陽を沢山浴びる露地育ちなので、このように、黒っぽい赤で、しかも分厚い皮になってしまったようです。 粒によっては、深いシワまでできています。 でも、こんな見てくれでも、否、こんな見てくれだからこそ、味が濃厚、新鮮、本当に美味しかったです。 太陽を沢山浴びた味がします。 勿論、お砂糖やミルクなんて不要、洗って、冷やして食べれば、いくらだって食べられます。 (苺に関して言えば、ハウス物でも、ちゃんと畑で完熟していれば、美味しいです) |
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蚕豆お姫様 | ||
昨日から、蚕豆がお目見えです。 実は、私は、蚕豆・枝豆が目の前にあると、食べるのが止まらないタイプで、すごく嬉しいのです。 産地が近い方や農家の方は、この程度の蚕豆は、日常見慣れたものかも知れません。 しかし、私の住んでいる台東区地方で、このような綿毛がこんなに柔かくてきれいでみずみずしい蚕豆は滅多に手に入りません。(というか、今回が生まれて初めて) 本当に、何て柔らかそうで美しい内毛なのでしょう! (少しだけ見える外側の緑の色もきれいでしょう) 童話で、蚕豆のさやの中で眠るお姫様って、いませんでしたっけ?親指姫? 本当に、この鞘を寝床にしたくなるほど、白い毛がふわふわです。 そうだ、それでわかった。 蚕豆さんこそ、今まで知らなかったけれど、実は、「神様がが、真綿で包んで育つように配慮してくれたお姫様」だったのですね。 こんな素敵な温かそうな綿付きのさやの中にいたら、外がどんなに寒くても、雨が降っていても、そら豆お姫様は、そんなことを知らずに静かに安らかに眠ることができます。 何ていう童話だか忘れましたが、こういう蚕豆を知っている人が、お姫様の寝床として、そら豆を選んだのでしょうね。 例えば、採れ立てだから、味が濃厚ということはなく、あくまで、「新鮮さを感じる味」で、そら豆独自の味は、返って薄いかも知れません。(何かに書いてあったような気がします、「本物の味だったか、旬の味は薄い」って。) でも、でも、豆の柔らかさ、新鮮な味、今まで味わったことのない美味しさでした、初めて味わった美味しさに病みつきになりそうです。 |
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