【 獅子の如く― 】



 ――― 冥道残月破は完成した。


 自分が手にする事の出来ない剣、鉄砕牙の共鳴を受けて。それは、取りも直さず認めたくないまでの事実を己に突きつける。

 ( つまり、父上に取っては長子たるこの私よりも、妾腹の半妖の方が愛しいと言う事か ――― )

 死神鬼から散々聞かされた、父への暴言。あの中の幾つかは事実であろう。だが、と殺生丸は思う。冥道に飲み込まれて行く死神鬼の残した捨て台詞。最後まで言い終える事の出来なかったあの言葉の意味は、本当にその意味なのか?


 きさまらの親父はつくづく残酷な事を ―――


 何を『残酷』と言ったのか? 父の愚かしさ故に、同じ父の血を受けた者同士が殺しあわねばならぬ事を言っているのか、それとも殺し合いたいほどに思う相手と共に闘わねばならぬ事をか? もし後者であれば天生牙は、いやこの殺生丸自身が『従』となる。物言わぬ剣ではあるが、時として己の意思を伝える天生牙。死神鬼を冥道に送り、鞘に収めた今はわずか鍔鳴りさえ囁きはしない。

( 父上の真意、か。それがなんであるか、確かめてみるか… )

 殺生丸は、自分の連れも犬夜叉達も振り返る事無く天翔けて行った。その行く先は、遥か猛々しい炎を抱く高き峰々。そこに住まう者ならば、下衆な死神鬼よりもまだましな話をしっているやもしれぬ。

「待って、殺生丸様っっ!!」

 阿吽の背でりんが呼びかける。そのりんを横からつついて邪見が留めた。

「こりゃ、りん! 今、殺生丸様はとても気が荒ぶっておられる。静かにしておれ!!」
「でも…、邪見様……」
「障らぬ神に…、いや殺生丸様に祟り無しじゃ。いいな、りん!」
「……邪見様。これから俺たち、どうしますか?」

 本当なら、せめて一言でも姉である珊瑚と言葉を交わしたかっただろう気持ちをぐっと抑えて、その場を離れた琥珀が落ち着いた声で邪見に問いかける。

「ああ、そうじゃな。ならば、少し離れて殺生丸様の後を追う事にしよう」

 そう言う間にも、殺生丸の姿は三人の前から消え去っていた。



  * * * * * * * * * * * * * * * * * * *



 妖の世界でその者ありと言われた、一人の刀匠。

 稀代の大妖怪と言われた妖の牙から鉄砕牙と天生牙の二口の剣を打ち出し、またこの天生牙に封じられていた冥道残月破の封印を解いた者、刀々斉。どのくらいの年月を生きてきたものなのか、それは殺生丸にも判らない。その刀々斉の住処でもあり鍛冶場でもある火の山に、疾風のように空より翔け来る。

「刀々斉! 刀々斉!! どこに居る!」

 珍しく声を荒げ、刀々斉の名を呼ばわる。長年この鍛冶場に棲みついていたせいか刀々斉の臭いは辺りに強く残っており、それを刀を鍛える火の山の風炎が巻き上げ空へと吹き抜けて行くので、鼻の利く殺生丸でも居場所の見当が付かない。ただ鍛冶場の様子を見れば、ほんの先ほどまでそこに居た事は察せられる。
 そこに遅れて阿吽とともに邪見ら三人が追いついた。邪見が主に声をかける前に、一言殺生丸が邪見に言いつける。

「……刀々斉を見つけ出し、連れて来い」

 阿吽は一旦、主の側に降りようと一間(1.8メートル)程の高さで空中停止したのだが、その言葉を聞くとくいと双首をあげ風炎の中の刀々斉の臭跡を追おうと頭をめぐらせた。しかし、それも無駄だとすぐに悟る。この主でさえ索臭出来なかった場所である、鼻で追えない分実際に探して回らねばなるまい。邪見に指示される前に空に駆け上がろうとした阿吽の背から、小さな影が飛び降りる。

「りん!」
「何を落ちておる、りん! 手間をかけさせるでない!!」

 琥珀と邪見、それぞれ発せられる声。

「ごめんね、邪見様・琥珀。りん、ここに残りたいんだ」
「でも、ここは熱いし妖怪の住処だからあまり人間のりんには良くないけど…」

 流石は、妖怪退治屋の末裔。殺生丸や邪見とて妖怪ではあるが、りんに害意がないからかその妖気にそう障る事はないように琥珀には感じられていた。ただここには、刀を鍛える為の原料となるいろんな種類の妖気を帯びた骨やら牙などが山積にされている。

「ありがとう、琥珀。熱いのくらいは平気だし、殺生丸様のお側だもん。大丈夫! それよりも早く殺生丸様のお言いつけを果たした方が良いよ?」

 そう言いながらりんはすでに、殺生丸の元へと走り寄っていた。どうしたものかと邪見は殺生丸の顔を伺い見るが、言葉はない。主の無言は肯定の意味。残した二人を案じつつも、少しでも早く刀々斉を見つけ出そうとその場を離れた。

 阿吽の姿が殺生丸の視界から消える頃、殺生丸はその視線を足元のりんに向けた。

「……何のつもりだ、りん」
「りんも言いたい事があったから」
「言いたい事?」

 訝しげにりんの姿を見る。先ほどまでの死神鬼との遣り取りや犬夜叉が自分の去り際にかけてきた言葉から、りんなりに何か感じ取ったのかもしれない。

 ――― そう、この殺生丸の矜持を傷つける何かを。

( りん、お前までがこの私に『慰め』の言葉をかけようというのか? そのようなものは要らぬ!! )

 一瞬、ざわりとした凶暴な想いが殺生丸の胸を吹き抜けた。言いたい事があると言った後、自分の裸足の足元を見ていたりんが、ぱっと顔を上げると明らかに憤慨したような表情で口を開いた。

「あいつ、死神鬼っていやな奴だね! 殺生丸様!! 天生牙は殺生丸様の御刀なのにぐちゃぐちゃ訳の判らない事言って……」
「りん…」
「それにりん…、殺生丸様が天生牙の使い手だから、今 ここにいられるんだよね? りんを助けて下さったのは、殺生丸様のおっ父でもあの犬夜叉でもないもんね!!」

 何の力もないただの人間の小娘にすぎないりんの、なんと力強い言葉だろう。難しい事は幼いりんに判りはしないだろうが、自分の知りえた事の中の『真実』をその言葉に込める。あの時、自分が思った事と呼応するりんの言葉。


 ――― 父上がなにを思い私に天生牙を与えたか、そんな事はもはや興味はない。
 ――― 天生牙は殺生丸様の御刀。


 「なんじゃぁ〜、物騒な臭いがすると思ったらやっぱりお前か、殺生丸」

 どこに潜んで気配を消していたものか、岩陰から飄々とした相変わらず貧相な成りで殺生丸の前に刀々斉が現れた。
 殺生丸は物も言わず、腰の天生牙を刀々斉の前に差し出した。

「これをどうしろと言うんだぁ、うん?」
「……刀々斉、お前の答え如何で天生牙をこの場で叩き折る!」
「殺生丸様っ!?」

 思いもしない殺生丸の言葉に、りんの大きな瞳がさらに見開かれる。

「なんでぃ、のっけから喧嘩腰じゃねーか。相変わらず短気だな」
「刀々斉、一度しか聞かぬ。これは『従』の剣か?」

 ぎょろりとした眸で刀々斉は、その差し出された天生牙を見た。それだけで、いや おそらく遠く離れていても、何がこの天生牙に起こったかは悟っていただろう。

「鉄砕牙と共鳴して、完全な冥道を開いたのか。つまりお前ぇは、鉄砕牙がなけりゃ天生牙はモノにならんと言いたい訳だな」
「………………………」
「そして鉄砕牙を持つ犬夜叉の方こそがあの親父殿に選ばれた、と思ってるって訳かぁ?」

 辺りを吹き抜ける風炎に、この二人の妖気が流れ込み側に居るりんには息苦しいほど。

「……そして、共に闘えと。あの犬夜叉を助けよと、この『従』の剣である天生牙を私に与えた」

 その言葉を聞いて、刀々斉の眸に一瞬陰が走る。

「……お前ぇがそう答えを出したのなら、それでいいさ。俺の出る幕はねぇ」
「それでは、答えになってはいない」

 さらに緊迫の度合いが高まる。りんの目には、今まさに目の前の刀々斉を殺生丸が切り捨て、その勢いで天生牙を叩き折ってしまいそうな気がした。

「違う! 違うよっっ!! 天生牙は天生牙だよっっ! 『従』とか何とかは判らないけど、でも天生牙を使えるのは殺生丸様だけ!! 立派な剣だよ、天生牙は!」

 普段のりんからは考えられないような行動で、りんは殺生丸の手から天生牙を取り上げると、自分の胸に抱え込んだ。そんなりんの姿を見る殺生丸の眸の色を見て、刀々斉がおやっと言う驚きの色を浮かべた。

「そうだな、りん。天生牙はこの私の剣だ。私が何者にも隷属しない限り」
「…って、なんでぇ、ちゃんと自分で答えを出してやがるじゃねぇーか、殺生丸」
「……それほど愚かではないからな」

 りんの元へと歩み寄り、胸に抱え込んだ天生牙をそっと取り上げ、自分の腰に戻した。

「さぁな。バカって言やぁ、バカだろうさ、親父殿もお前もあの犬夜叉も」
「ふん…」
「親父殿は、お前達二人に『変えて』欲しいんだろうよ。その為に犬夜叉は今までとんでもねぇくらい酷い目に遭って来た。『半妖』って事でな」

 殺生丸は刀々斉の言葉を聞き流すような所作で、そろそろ火の山の熱さに中りかけているりんを自分の妖毛に包み込みながら、言葉の続きを聞いている。

「そして、お前ぇにもな。もう気が付いてるだろうがよ、お前ぇの使う冥道残月破は死神鬼と同じものであっちゃならねぇって事を」
「知っていて、それを今まで言わなかったのは誰だ」
「仕方ねぇーだろ! お前の親父殿との約束だったんだからよ。お前ぇが自分で気付くまでは、他言無用と」

 自分の妖毛に包んだりんの体から、いやな匂いの汗が出始めている。このままここに留まれば、真夏の季節でもないのに熱さ当たりでりんの具合が悪くなるだろう。ここでの用は済んだとばかりに、殺生丸がりんを抱え上げその場を離れようとした。このくらいの熱さ中りなら、上空を飛んで少し頭を冷やさせれば大事にはならないだろう。

「おい! 殺生丸。用件はそれだけか!?」

 既に立ち去りかけている殺生丸の後姿に、刀々斉が声をかける。

「もう、聞く事は何もない」
「はは、相変わらずの自信家だな。まぁ、お前ぇはそうでなくっちゃ、殺生丸じゃねぇよな!」

 いざ飛び立とうとして、ふと背中越しに殺生丸が呟いた。

「……父上は、今も私の数歩先を歩んでおられるのだな」
「あっ? なんか言ったか、殺生丸?」

 改めて問いかけた刀々斉の問い掛けを無視して、今度こそその場を後にする殺生丸とりん。その姿を見送りながら、刀々斉が言葉を漏らす。

「なぁ、殺生丸。お前の使う冥道残月破と死神鬼のそれは、九分九厘までは同じもの。鉄砕牙はその一分に過ぎん。しかしなぁ、鉄砕牙のそれは死神鬼のもの。お前が使うべきもんじゃねぇ」

 刀々斉の目には、もうあの二人の姿は見えなくなっていた。

「天生牙が『選んだ』娘っ子なだけはあるな。あの殺生丸に添うて、怖れも怯えもせんとは…。そしてなぁ、殺生丸よ。お前が『お前の冥道残月破』を会得するために必要な一分が、その娘っ子だと、もうお前も気付いてしまったんだな」

 今は亡きかの大妖の代わりに、その後姿を見送る。殺生丸がその『一分』を得るために、捨てねばならぬものの大きさを知るだけに、刀々斉の胸は不安にざわめく。今まで己の矜持としてきたものを、何よりもその強大な力に裏づけされた『妖怪である』と言う己を、見つめ直さねばならぬのだから。


 戦国一の大妖怪。
 残虐非道、冷酷無慈悲なその心。
 力だけを求め、力無き者は生きるに値せぬと ―――

 ましてや卑しい人間など、虫けら以下の塵芥。
 そこにあれば、ただ踏みにじるだけのものでしかないものを。


 刀々斉は何事もなかったかのように、自分の塒でもある鍛冶場へと戻る。赤々と燃え上がる火の山の地中よりの炎。その炎の火影に在りし日の闘牙とその忠義な臣下の姿を見る。流れを変える為に妖の高みに居るわが子を千尋の谷底に突き落とすよう仕組んだ闘牙。その子に足りぬ『何か』を教えんが為に。
 主の意を叶えようと、己の奥義だけではなくその身までも捧げたあの者の思いを知るものは、自分の他にはおそらく居るまい。どちらかが冥道に飲まれるやもしれぬ大博打。『共鳴』の真意に気付かねば、例え生きながらえても真の天生牙の使い手にはなれぬ。我が子が死ぬかもしれぬ危険を呑んでも、その道をつけた峻烈なまでの父の想い。

「どっちもバカで不器用だけどよ、どうにかなりそうだぜ? あんたの息子達はさ。これもあんたの計算だったのか、半妖に生まれついた犬夜叉の受けた苦しみは親であれば、胸をかきむしるほどだろう。それが今は少しずつ実に成り始めている。あいつの周りに出来た『人の輪』と言うな」

 ふいごででも吹かれたように鍛冶場の炎が火の粉を吹き上げ、大きく火影をゆらす。

「……妖の高みにありすぎるあいつは、それに比べ自ら『孤』であろうとしていた。そのままでは滅してしまうであろう殺生丸に、お前は身をもって進むべき道を示したのだろう。つかの間の『居場所』をあいつに与えて」

 仕事をする気も失せたのか、鍛冶場の前に座り込み独り訥々と語り続ける。誰も聞くものは居ないその場所で。

「それを親の慈愛と言うのか酷いと言うのか、俺にゃ判らんがな。あの娘っ子と殺生丸の間に犬夜叉のような子が出来れば、それはまた新たな流れになる。まぁ、あの娘っ子の赤飯待ちってとこだな」

 そこで何か気付いたのか、いつもの人を喰ったような悪戯気な表情を刀々斉は浮かべた。

「それと、ほんとーに呆れるぐらい似てやがるぜお前ぇの息子たちは。お前ぇも十六夜には手が早かったが、総領息子はその上だぁな。赤飯前に喰っちまったのは他の連中には内緒にしておいてやるぜ」

 吹き上げた火の粉が、もう姿も見えない二人を追って空へと舞い上がる。



  * * * * * * * * * * * * * * * * * * *



 こんな風に殺生丸の妖毛に包まれて空を飛んだのは、あの時以来だとりんは思う。火の山の熱気とぴりぴりした二人の妖怪の妖気で中り気味だった具合も、夕暮れ間近な空を駆けて心地よく冷やされ、人心地ついてくる。

 それと同時にあの時の事を思い出し、また別の熱が出そう。

「……具合はどうだ、りん」
「あっ、はい! もう大丈夫です!!」

 どきどきする胸の中を止めようも無く、りんはあの出来事を思い返す。それが何であるかは幼いりんには判らない。でも特別な事なのだと、本当は有り得ない事なのだと言うことは朧に判っていた。

 身を裂く痛みよりも熱さよりも、もっと自分の心を全身を満たす『何か』にりんは自分の全てを殺生丸に捧げた。その殺生丸の腕の中にある今が、りんに取っては言葉に出来ないほど幸せ。

「あっ…!」
「どうした、りん?」

 心地よく空を行くりんが、ふと思い出した事。

「邪見様達、まだ刀々斉様を探してるんじゃ…」
「ふん、阿吽が一緒だからな。時期、追いつく」
「じゃ、大丈夫だね」

 屈託無く笑顔でそう答え、なおいっそう殺生丸の妖毛を強く握り締めた。空に赤みは残っているものの、宵の明星が瞬き始めている。そろそろ今宵の塒を求めねばなるまい。そう思い視線をめぐらせた殺生丸の視界の中に、静謐な気を湛えた歳経た巨木が目に入る。何の迷いもせずに殺生丸はその大樹の根元へと下り立った。

 下り立つなりりんが、野営の為の枯れ枝を探しに辺りを駆け回る。そんな姿を見て、変わらないと殺生丸はそう思う。時至らぬままにりんと契ったあの夜を越えてもなお、りんはりんのまま。


 ――― りんの生も死も、この手の中で。


 先ほどから、腰の天生牙が騒いでいる。りんが触れたことで、『共鳴』したのだろう。鞘から少し刀身を抜くと、泉から溢れる清水のように光の珠が溢れ零れ落ちてくる。冥界の底で息絶えたりんを腕に、天生牙に救いを求めた死人たちを浄化した時のように。

「殺生丸様〜! りんっっ!! 置いてきぼりとは、あんまりでございますっっ〜〜!」
「り〜んっっ!!」

 すっかり日が暮れ、空には星の数が増えていた。その星影より小さな点がなにやら叫びながら、こちらを目指してくる。


 りんと邪見と琥珀。


 もう誰もこの天生牙では繋ぎえぬ命。
 ならば、私は ―――

 天生牙を抜き放ち、宵闇が増す空の一点を指し示す。零れ落ちる光の珠が渦を巻き、その先で光の真円を描く。上りきらぬ月のような満月の冥道を。
 冥道は、この世とあの世を結ぶ道。その先に待つのは冥府かあるいは…。

 いつか、私を残して逝くであろう者たち。

 お前たちを、いや…、りん。お前に三度あのような冥(くら)き道を歩ませはしない。お前たちは私のこの手で光溢れる浄土へと送ってやろう。

「あ〜、邪見様、琥珀! 阿吽!!」

 両手にいっぱいの枯れ枝を抱え、声のした夜空を見上げるりん。舞い降りようとしている阿吽とその背に乗る者達。何時の間にか私が得た、私の居場所。
 私は他の者達に気付かれる前に、天生牙を鞘に収める。お前たちと出会う前あれば、無情無慈悲に心を凍らせ孤独(ひとり)のまま、いや それすら意識する事も無く修羅を生きてゆけただろう。散らす『命』など、路傍の石のように捨て置いて。

 父上、貴方は酷い。
 私に全てを与えておいて、全てを奪ってゆく。
 その上で私に私であれと…、『殺生丸』であれと ―――

 『殺』と『生』を、一つの掌の上に置いて。

 天生牙 ―――

 一振りで、百の命を繋ぐ剣。
 一振りで、数多の魂を救う剣。



 父上、それがあなたの真意。





【完】
2007.2.21





【 あとがき 】

サンデー07.7号〜11号&コミックスの48巻+先に書いた殺りんSS「誓」・「誓文」からの絡みを加えて、さらに妄想展開させました。基本的に我が家の殺生丸と天生牙の位置づけはこんな感じです。勢いと言うか、上手く纏め切れなくて意味不明な所もあるかと思いますが、時間を置いてもこれ以上はグダグダになりそうなので、良しとしました。

死神鬼の背景が相変わらず割愛されていたので、こちらでも杜流妄想設定を入れてます。闘牙王とは親友か、とても信頼を置いている臣下みたいに。

犬夜叉に鉄砕牙の使い方や本質を闘いを通して教えてくれたのが殺兄だったので、殺兄にもそう言う立場のキャラが居ても良いかなと。犬夜叉よりもある意味可愛げのない性格なので、徹底的に叩きのめせるほどの相手を闘牙王が用意していた、と言う妄想設定です。

原作も、ますます目が離せなくなってきましたv


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