１．青森ひば林の先端部
所感：
写真は東山銘木製材所さんから提供して頂いたものです。ご提供ありがとうございます。写真を撮りに津軽まで行こうとしましたが話を聞くとかなり山深い所に林があり普通の人では難しいとのこと。貴重な写真です。
Ｋ２オーディオで使用している木材ですが内部損失や加工のしやすさ、外観等キャビネットには最適だと思います。また、強い生命力が「気」となて入り込んでいるようです。 |
説明：
青森ひばは、木曽ひのき・秋田杉とともに日本三大美林のひとつに数えられ、ヒノキ科のアスナロ属の針葉樹で日本固有の樹種です。学名を「ヒノキアスナロ」といい、青森県の津軽・下北の両半島に最も多く分布しています。
たくましい生命力をもつ青森ひばは、厳寒期の２月から３月にかけて深い雪におおわれた奥山で、花を咲かせ、凍てつく中で命の営みを始め、厳しい風雪の中でゆっくり成長します。現在伐採されているものは、藩政時代に芽咲き、長い歳月をかけて育まれてきた樹齢２００年〜２５０年位のものです。
長い歳月をかけて成長した成木の材は、木目が細やかで美しく、芳香性があり、雅趣に富んだ木材といえます。年数を経て輝く美しさは、ゴールデンウッドとして親しまれ、家具・建具や内装材のほか、所作舞台木工芸品など幅広く利用されています
また、「ヒノキチオール」と「β・ドラブリン」という抗菌力の強い特殊成分が多量に含まれ防かび・防腐作用を持ち、ひばの香りが気持ちをリラックスさせたり、生活の中で発生する悪臭に対して消臭・脱臭作用があります。
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