お客様:埼玉 長森様
ご使用ユニット:パイオニア PE−101A(復刻版)
パイオニア PE−101A(復刻版)で質の高い外観と音質を希望され、わざわざ埼玉から秋田までお越し頂きました。弊社試聴室にて、新natureシリーズの木一本方向管理での「響きコントロール」エンクロージャーを試聴されました。また、試験用の小型箱にて、PE−101Aを密閉、バスレフ、バックロード形式を試聴し、結果、エンクロージャーはバスレフ形式とし、スピーカ台もnature126専用設計としました。
箱の容積は、パイオニア推奨とし、ユニットは一ヶ月ほどエージングしてポート周波数を微調整しました。
お客様ご試聴記:
Nature126+PE-101A 接続はONKYO CR-D1LTD、
我が家で聴き始めました。私は、けっしてオーディオマニアではありません。音楽がとても好き、聴くのも歌うのも、触れるのも、です。小さなライブハウスへ生演奏を求め、だいたい月2ペースで銀座・赤坂・六本木・横浜、たまに神戸・大阪などあちこち行きます。
やはりライブはイイですね。これで、私の耳は生音慣れしているかもしれません。なにせ、グランドピアノにもたれ掛かってプロの演奏に聴き酔えたり、折れたスティックが飛んでくる距離なんて、まさに醍醐味です。
さて K2のNature126+PE-101A。
交響詩シェラザート バイオリンカデンツァ 久しぶりに聴き惚れました。
寝室 6畳のベッドサイド、ボリューム14に絞っても像が壊れることなく聴き応えがあります。
このところ好く聴く『LAURA FYGI』、それと『奥土居美可』から聴き始めました。正直 唸りました。これは、肉声です。
奥土居美可さんのライブには何度か入って行て、ご本人とも度々会話していたのでその声観にびっくりです。LAURA FYGI、背筋が熱せられてしまった。一流の凄さに新たな感動ものです。
交響詩シェラザート バイオリンソロの咽び泣くような あのカデンツァ 久しぶりに聴き惚れました。
以上が、寝室 6畳のベッドサイド。
ボリューム14に絞っても音像が壊れることなく、聴き応えがあります。
次に24畳の居間
ボリューム28まで上げて、ジャズコンボやビッグバンドなど音色が細やかで豊か、スピード感やリアリティー感も心地よく、質の好い低音と高音、音像が確かですね。
私は予てから再生で難しい音源は、打楽器類と強烈なアタック音が出る三味線等ではないかと感じていました。カスタネット、シンバル、太鼓などで本当にリアリティーを感じさせるユニットは、この上の価格帯でも満足出来る製品は案外少ないように思います。
101A一本でここまで表現力に富んだ構成は、他では望めないかもしれません。実は、一年以上前からPE101Aを8個買い求め バックロード型の他いくつかの試作をしています。
辻井伸行の場面で、ピアノの中高音域で、最大フォルテシモが許容を越えてしまっているのか、?ハウリング?共振音のような楽器意外な音が出ます。
28はボリュームの上げ過ぎなのかも、と想っています。CDの入力レベルの差異かもしれません。
音楽好きな知人宅に預けた他のユニットと聴き比べを兼ね、鑑賞会を計画しています。
特製スタンド、この有効性、奏でる様に鳴る、、、、、実感しました。
K2さんの力量、満足しています。
大いに楽しめます。
ありがとうございました。
■仕様●型式/バスレフ型●スピーカー/パイオニア PE−101A●インピーダンス/8Ω●再生周波数帯域/70Hz〜20,000Hz●外形寸法/185(W)×345(H)×272(D)mm●質量5.2Kg