モデイファイ

1.モータロイ(個人的なナンバー1)
これに興味がわいたのは「オートメカニック」の記事を見てからだった。
なんと言っても効果がクルマの寿命以上であることである。(消耗型の添加剤はコストパフォーマンスは良くないし、面倒である。)
原理はスズ合金であるモータロイが燃料タンクの中で、少しずつ削れて、微粉末になり、シリンダーの中に燃料噴射とともに送り込まれ、主にシリンダーの壁面にメッキを作り、摩擦低減と圧縮漏れを防ぐものであるとのこと。
あと、面白いのは、最初の数千kmくらいは入れる前より燃費やパワーが落ちるが、その後、徐々に良くなり、最終的には2割程度燃費がよくなるということだった。

 ・モータロイのプジョーへの適用
これについては、ガソリンタンクにモータロイを入れてから気づいた。プジョー306のタンクはプラスチック製であり、スズとプラスチックの堅さを比べた場合、これは圧倒的にスズが堅いため、タンクの中でモータロイが動いても、ぜんぜん、モータロイが削れない。これでは、いつまで経っても何の効果もでないことになる。この問題に対して、なにかいい方法ないかと考えた結果、人力でモータロイを削って、微粉末を作ろうと考えた。
実際に鉄板にモータロイを擦り付けると鉄板表面の小さい凹凸によって、微粉末ができた。しばらく同じところを擦り続けると、そこにメッキができたのか、擦る感触がスムーズになり、微粉末が明らかにできにくくなった。ムム、これぞまさしくモータロイ効果!

 ・モータロイ微粉末を入れてから
効果に関しては、前述のようにモータロイは何千kmからではないと効果がでないということもあって、よくわからないというのが正直なところです。(変化がゆっくり過ぎる。)
たぶん、メッキができることによって、シリンダーが削れなくなり、摩擦低下と圧縮漏れも少なくなることによって、燃費向上していると思う。
後気づいたのは、プジョーは比較的、オイルの減りが早いとネットにでていたが、自分のプジョーは補充するほど減らないことだった。

 ・モータロイに興味がもたれた方に一言
手持ちのモータロイが1個(プジョーのタンクには4個入れてある)しかなく心細いので、以前、モータロイを置いてあった東急ハンズに行ったところ、どこを探しても見当たらなかった。
もしかしたら取り寄せで手に入るかも知れないと思い、店員に聞いたところ、2年前に作っているアメリカの会社が製造を止めてしまったと教えてくれた。(非常に残念なことです。)


    

2.マグネット
これも雑誌の影響で、「ドライバー」の記事をみてからだった。
その記事の内容は細田電機製の磁力を利用した燃費改善グッズ(クリーンパワーマグ)を燃料パイプのところに取り付けると高速道路100km/h時の燃費が14.8km/Lから20.1km/Lになったというもの。
大体、燃費改善グッズを雑誌の企画でテストした結果を見ると、ほとんど効果なかったり、あったとしても数%〜10%程度の効果で今ひとつだったので、これには本当に驚ろかされた。そして、私も同じことをやってみようと思った。

 ・マグネットの入手
実際に雑誌で使用しているものを購入するとなると、安いのでも2.8万円で高く、私みたいに年間3千kmくらいしか走らない人間には元をとれるか、わからないし、おもしろくもない。
以前、ハードディスクを分解したことがあり、そこにかなり強力な磁石がついていたことを思い出した。
当然のごとく壊れて、使えないハードディスクを分解し、ヘッド動かす部分付いている磁石を取り出した。実際、この2つ対になった磁石をくっつけると、生半可な力では外せないほど強力であった。 
いくつかのハードディスクを分解してわかったことは、高速タイプの方が、より強力な磁石が使われているということだった。

 ・マグネットの取付け
効果を上げるため、2対の磁石を使い、それぞれお互いに引く合うように燃料パイプに挟み込み、インシュロックで固定した。なお、インジェクターにいっている燃料パイプは2本であり、どちらが供給側で、戻り側かわからないため、両方に挟み込んだ。
  
 ・取付け後の変化
アクセルを軽く踏むだけで、スピードを維持できる感じになり、ガソリンを噴く量が少なくてすんでいるようである。
帰省するときに千葉から福岡まで、高速を使い、あまり100km/hを越えないように自制しながら走ったところ、プジョー306で18km/Lを記録してしまった。関西のところで渋滞にはまらなければ、もっと良くなっていたと思うと、すごいことだと思う。あと欲をいうと、付けているタイヤが昔のミシュランMXTのままであるため、最新のエコタイヤにすればさらによくなったのではと思う。同時に燃料タンクが60Lであるため、1000kmを無給油で走りきってしまった。
  

3.プラグコード(スプリットファイア・ツインコアシリコンプラグコード)  
通常のプラグコードは芯線が1本であるが、スプリットファイヤ・ツインコアは2本になっているのが特徴である。(電気的には1本であろうが2本であろうが、抵抗がものをいうので、あまり意味がない。)単純に電気的抵抗を低くして、点火力を上げるための製品である。 

 ・取付け後の変化
低回転時の騒がしい感じがなくなり、スムーズになった。たぶん、失火がなくなり、毎回確実に点火しているのだと思う。


4.エアコンにマイクロロン
エンジンはモータロイで処理しているが、結構機械的ロスの大きい言われているエアコンにも何かしたくなった。
エアコンに添加剤を入れる効果は、摩擦低減による燃費及びパワーの向上と摩擦熱の発生が小さくなるため、エアコンの効きがアップすることである。個人的にはコンプレッサーなどを駆動しているベルトの負荷が減るため、無用なトラブルの防止になると思う。
摩擦低減の添加剤で有名なマイクロロンが唯一エアコン用を出しており、これしか選択肢がないって感じだが、評判も上々で安心感があり、エンジン用は数万kmの効果の持続をうたっているなど、入れる価値はあると思った。

 ・マイクロロンの注入
冷媒ガスの入っているエアコンの中にこれを入れることは、素人の私にはできないので、マイクロロンを扱っている「デカポ」というシトロエン系のショップにお願いして入れてもらった。

 ・取付け後の変化
効果の方はあまりわかりません。これについては、小排気量車のようにエアコンの影響を大きく受ける車でないと、わかりにくと思う。


5.エコピュア12
週1〜2回程度とあまり乗らないのと冬の寒さの影響も大きいと思うが、最近バッテリーが明らかに弱くなっている。
1週間程度乗らずにいるとだいたい電圧が12.2Vで低めである。バッテリー寿命を延命する「エコピュア12」をテストしてみるにはちょうどいいときだと思い、ヤフオフで購入し、取り付けてみた。
このグッズは、電流パルスをバッテリーに流し、バッテリー劣化の主な原因である、サルフェーションを徐々に分解するということなので、今後数ヶ月程度様子を見たいと思う。

追記 エコピュアはバッテリーの過放電保護のため、バッテリー電圧が12.0Vになると動作を停止しるようになっていた。この12.0Vという電圧は、バッテリーとしては放電率35%でかなり放電した状態で、冬場であれば始動しなくなる1歩手前の状態になり、バッテリーの寿命を伸ばすかもしれないが、バッテリーを消耗させてしまうのは問題だと思う。2ヶ月程度して大分サルフェーションも分解されたはずなので、エコピュアを外しました。また期間を置いて付けるつもりですが、過放電保護電圧が12.5Vだったら付けっぱなしできるのにと思った次第である。