外向きライザーを内向きに変える方法
世の中に出回っているライザーカードは、PC-9821に挿すと新しいPCIは外側を向いてしまうものが多いです。(何処かにも書きましたが)僕としてはPCI増設の為に駆体を互換機の物に交換する事はやりたくなかったし、マザー剥き出しの状態での動作はどう見ても常用マシンとしては無理な事だと思っています。
何とか駆体の中に増設PCIを組みこむ為に考えましたが、理想的では無いにしても1つの方法として考えついた事があります。
ただこの方法はCバスライザーを除去、又は複数のスロットを潰してしてしまう事になります。僕としては、PCIバスを増やす様なマシンにはCバスは不用と思っている人間なのでいっそのこと無くしてしまった方がすっきりします。
その方法とは、写真に有る様なライザーをマザー側に挿し、このスロットにライザーを挿すと丁度マザーボードのPCIと同じ向きに増設PCIが向く事になります。
これも、Mac用の1段ライザーとして、良くオークションで出品されています。入手は難しくないはずです。
ピン配列は全線(全ピン)そのままコネクタ→ソケットとなっている事は確認されています。
イメージとしてはこの様になります。
実際にマザーボード(G8YDP)に取りつけると
の様になります。後は、裏面の板金加工でなんとか出来ると思います。この場合ライザーの2段挿しになりますので固定位置をしっかり決めていかないと接触不良になります。
尚、このライザーは改造次第では、もっと使い道が有って一旦ライザーのPCIスロットを抜き取り、ジャンクの互換機などから切り出したPCIスロット部分(*3くらいのやつ)を貼り付ける。又は互換機の方も一旦スロットを抜き取り、ライザーと張り合わせて・・・・と言う風に自由にスロット数を変えたりする改造が可能です。 誰かやってみて下さい^^;