PCI非同期改造は可能か?
それは、有る日どるこむの過去ログを漁っていた時でした。(物語風・・・^_^;)
PCI増設のスレッドで74AS04と言うロジックTTLを使ってPCI増設・・・・・と言う只1行だけのレスが有りました。
なんか、引っかかるレスだったので、”74AS04”でgoogle検索を掛けてみると、440BXボードのPCI非同期改造のHPに辿りつきました。
記事を見ると、回路的にはそんなに複雑ではないし、作るのもそう難しそうでは、無いので早速製作してみました。
その記事を元にユニバーサル基板で簡単に回路を組んだ訳です。
ここで、PCI非同期改造が何故必要なのか、は多分に自分の動作環境に拠りますが、原発改造等のFSB-UPをすると、同期でPCIクロックも上がってしまいます。そうすると動かないボードが出てきます。只でさえ選択肢の少ないPC-9821で更にボードを選ぶのはまた辛い部分が有ります。
CHANPON,IOI-A100U2W,UIDE等々・・・・
実際の作業ですが、下の様になりました。
クロック出力には、24オームの抵抗をつけました。配線はマザーの抵抗除去>パターン付けとなりますので・・・・。
何故24オームかは、特別な理由はありません。
相変わらずのテクですねえ。^_^;
配線は黄色の線がクロック出力、赤が5V、黒がGNDです。
この手の改造は、GNDの取り方が肝なので十分気を遣いました。
クロック出力は、約5センチ、配線長は等長になる様に揃えました。
Vccラインは、5Vの大きなパターンが有る所まで引っ張り接続した為10センチ程有ります。
判り辛い写真ですが・・・・・
取付けスペースはぎりぎりPCIボードに干渉しないで済みました。^^;
で、結果は、動きません・・・です。(T_T)
折角写真付きで引っ張っておきながら、実験失敗です。
電源ONで、ピポらず、この後配線の見直しをやってみましたが、結果は同じでした。
少なくてクロック出力は正常に行われているの事は確認しています。
モニターには出力信号が行っている(画面は真っ黒)なので、他のクロックとの同期が取れなくて瞬時にハングアップしている、と言うのが今の所での考察です。
いずれ増設PCIのクロック注入にも使えるかなとおもっていましたが・・・