ちょっと前に、Vertexメモリーを手に入れたので、クロックアップ耐性を試すつもりで実験に入りましたが、メモリーより先にSCSIカードの限界が来たので、勢いSCSIボードの耐性テストとなりました。^_^;
機種PC-9821 Ra40D60 G8YKK、抜かないでボード交換
CPUはPenIII-ES品で倍率7.5倍にして計測(CPUの限界で挙動が変わらない様に)
GAはGA-VDB16/PCIを仕様、FSB105MHzでも動いているみたいです。^_^;
メモリーは 64*2の2枚挿し
どうせやるなら、と言う事で今動いているV200M以外のボードを引っこ抜き、かき集めて、SC-UPU2*3,SC-U2PS*3の計6枚の耐性をテストしました。
その結果は、アップしてありますので、ご参考に。
・・・と言ってもこのデータが役に立つ人がいるのかどうかは不明(笑
動作確認は、起動3回連続後、SUPER PI209万桁2連続、35MBのファイルコンペア10回で、正常動作としています。(長時間試す時間が無いので・・・)
傾向としましては、FSB95MHz辺りで駄目になるものと100MHzOKのものとの2分化が有る様な感じです。
その他、実験中に思ったこと、やったこと、等
Intel 82557チップはFSB100MHz辺りで起動時エラーを吐く。
チップファンを取り付けたら、FSB105MHzでもエラーは出なくなった。
実際の所、この状態で正常に動くかどうかは、試していませんが・・・。
実験に使用したVertexメモリーでIntelsat 58 2eの限界は95MHz位、設定を甘くすると当然限界値は上がる、Intelsat無しだと105MHzでも起動障害が出ない。
メモリーカウントだけなら、FSB115MHzでも大丈夫。
しかし、FSB115MHzで起動を確かめた時は、デスクトップ画面が出る時点でリセットが掛かったので、多分どんなに頑張っても起動は難しそう、と言う事、かな
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ひらくま
さん 【2003/12/23(Tue) 01:39:00】
EATcf-147p57.ppp15.odn.ne.jp Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; .NET CLR 1.1.4322)
>・・・と言ってもこのデータが役に立つ人がいるのかどうかは不明(笑
neworderさんには確実に役立つと思いますよ(笑)
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まりも
さん 【2003/12/23(Tue) 02:33:51】 【HOME】
p35-dna44kitafuse.osaka.ocn.ne.jp Mozilla/4.78 [ja] (Windows NT 5.0; U)
根性なしRvII26 +UIDE-66使いの私にも、全然役に立ちません(笑。
RaII23で 外部クロック104MHzは、PC-9821ME5なメモリ単独(2枚)、VDB16で実現できました。i82557は見かけ上は動いていました。クロックを93MHzにまで落とすとSC-UPCIも動くようになりましたが、実は大きな落とし穴がありました。HDDのデータは化けませんでしたが、低速デバイスであるCD-ROMドライブからのデータが大化けするんです。まあCD-ROMドライブはオンボードIDE使えという話はありますけれども…(転送速度はクロックに比例して上がりますし)
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neworder
さん 【2003/12/23(Tue) 07:53:14】
aq208.adn.point.ne.jp Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; DigExt; .NET CLR 1.1.4322)
今回の実験の結果はひらくまさんのところのRaII23マザーで得られた結果とほぼ同じですね。
SC-UPCIシリーズの当たり外れにバラツキがあるのも同じです。オンボードLANチップでも、
同様の結果が得られています。100MHz動作では、私はヒートシンクのみでしたが、
熱いですね。常用はとても無理と思いました。
それにしてもVERTEXMEMORYは耐性、安定性とも一歩抜き出ている気がします。
ただ、SC-U2PSでも意外と高耐性である事には、ちょっとびっくりしました。
我が家には1枚しかないSC-U2PSですが、今度試してみることにしましょう。
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FUJI
さん 【2003/12/24(Wed) 01:00:06】 【HOME】
t190026.ap.plala.or.jp Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)
メインマシンのSC-UPU2もテスト、これもFSB105MHzまでは通りました。
一応当方のネタに追加しました。
ついでに、レイアウト変更しました。
と言っても、一番上にSC-UPCIシリーズを持ってきただけなのですが・・・・・
しかし、まりもさん情報による、CD-ROMのデータ化けの件も検証するとなるとWindows2000のセットアップ位やらないとダメかな
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FUJI
さん 【2003/12/24(Wed) 23:06:25】 【HOME】
t190026.ap.plala.or.jp Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)
Burn-Proof等のないCD-Rで焼きテストをすると言うのも、有効かな・・・・
安いスピンドルでも買ってきましょうか(^_^;)
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neworder
さん 【2003/12/25(Thu) 01:01:43】
aq208.adn.point.ne.jp Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; DigExt; .NET CLR 1.1.4322)
んー、今までCD-ROM系のデータは気にしていませんでしたね...。
Windows2000のインストールでも特に問題はありませんでしたし、
今も環境再構築のためにいろいろとインストール中ですけど、大丈夫ようです。
ま、RvII26ではFSBも高々79MHz程度ですから、UPU2がこける心配は無いのですケドね。
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FUJI
さん 【2003/12/26(Fri) 21:40:23】 【HOME】
t190026.ap.plala.or.jp Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)
まあ、例によって限界を超えたのか、システムファイルのデーターが化けた様で・・・・(^_^;)
バックアップHDDからのコピーで復旧。
今度はSC-UPCIボードの検証に入ろうかと^^;
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FUJI
さん 【2003/12/27(Sat) 23:52:14】 【HOME】
t190026.ap.plala.or.jp Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)
やっとの思いで ^^;
SC-UPCI、SC-U2PCIのボードも検証して、持ちボードを全て動作テストしました。
SC-UPCIは”選別品”なので耐性が良いのは当たり前なのですが・・・・
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まりも
さん 【2003/12/28(Sun) 14:34:32】 【HOME】
p12241-adsau15honb8-acca.tokyo.ocn.ne.jp Mozilla/4.78 [ja] (Windows NT 5.0; U)
SCSIアダプタのO.C耐性には、品種差はあっても個体差はない、と考えています。なぜかというと、ストレージアダプタの場合、CPUのO.C.のようにチップの半導体特性のばらつきによる動作限界ではなく、データ転送を行なうハードウェア+ソフトウェア的な部分でデータ取りこぼしが起こるほうが先であろうからです。Adaptecの2940AU,2940UW/J,3940などのSCSIボードはどれも80MHzを超えたあたりでピタっと動かなくなるんですが、それを物語っていると思います。ですからSC-UPCI系各種も、どれか1個体がある最低クロックで動かない症状が確認されたとすれば、他の個体も、長期テストしたり接続デバイスを変えたりすればかならずそのクロックで問題が起こるでしょう。
BIOSやドライバを別のバージョンにするとO.C.耐性が変化する、というのはあり得るでしょう。UIDE-66のO.C.指定は、レジスタ設定のようにハードウェア的になにか作用させているという証拠がないことから、デバイスドライバ(BIOSも)の何かの時定数に係わるような値を変えることで耐性を確保しているように見えます。
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FUJI
さん 【2003/12/28(Sun) 21:54:10】 【HOME】
t190026.ap.plala.or.jp Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)
どもです。
SC-UPCIとそれ以降のボードとはチップ自体が違うので、ULTRA2のボードのみ限定で話しを進めますが。
ベースクロック100MHzに到達しないボードの起動失敗の原因はBIOSROM自体が高速動作に付いていけない事が大きな原因と考えます。
勿論データの取りこぼし等完全な正常動作を確認するには時間的にも十分な検証をしているとは言い切れませんが、他のボードに比べればかなりのアドバンテージは間違い無いかと思います。
昔、テクラムの390(正式な型番は忘れた・・・^^;)とか言うボードはチップはSYMBIOSの高耐性のチップを搭載しているにも関わらず全然クロックアップ耐性がダメなボードが有ったのですが、BIOS-ROMを150nsから75ns品に交換したところPCIクロックは55MHzでも動く様になりました。
今回の検証でも起動しない原因の半分以上がBIOSが立ち上がらないと言う事に関係が有るように思います。
取り敢えず、正月にはFSB100MHzでWindows2000のセットアップから連続稼動の実験をしたいと思います。
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まりも
さん 【2003/12/28(Sun) 22:50:57】
p1036-adsau12honb8-acca.tokyo.ocn.ne.jp Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)
BIOS ROMはRAMにコピーされてから実行されるので、ROMアクセス速度がネックとなっている場合は、このときデータが化けてコピーされます。システムからはこれは正当なブートROMでないと判断され、BIOSの存在が無視された形で別デバイスから起動というのが一番可能性が高くなります。先頭部が化けずにコピーされた場合は実行開始後すぐにハングになります。これが次に可能性高いです。BIOSの初期化ルーチン実行が成功したあと発生する不具合は、ROMアクセス速度以外の問題が原因ということになります。
AHA-2940Nの頃は、ボード上のクロックもアップすると耐性がぐんと上がるということがありました。この例はまさしくSCSIとPCIとの間での転送データ取りこぼしが原因といえます。ところがSC-PCI(Uじゃないやつ)でも試したことがありますが、効果がありませんでした。
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FUJI
さん 【2003/12/29(Mon) 00:23:37】 【HOME】
t190026.ap.plala.or.jp Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)
なるほど、BIOSでこける場合も、”システムディスクを入れてください”と言う時とメモリーカウント後ダンマリと言う場合が有ったのですが、そう言う事だったのですね。
ボード上のクロックアップもやったことは有りましたが、SC-UPCI系は耐性、転送速度等何もメリットが無かった気がします。
IOI-A100U2Wの場合は効果有りですが、余り上げると即ハングでした。
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まりも
さん 【2003/12/30(Tue) 14:15:21】 【HOME】
p16233-adsau12honb8-acca.tokyo.ocn.ne.jp Mozilla/4.78 [ja] (Windows NT 5.0; U)
SCSIチップからflash ROMまでは一種のローカルバスが出ているのですが、このバスのタイミングが果たしてPCIクロックに依存するのかボード上のローカルオッシレータのクロックに依存するのかが今ひとつわかりません。Flash以外にボードの設定記憶用のシリアルROMも載っていますが、このバスのタイミングはオッシレータ基準らしいネットワークボードもあります。シリアルROMとflashの一部の線は共用になっていることから、そのようなボードではflash ROMのアクセスタイミングもローカルオッシレータのクロックで決まると思われます。各種SCSIボードではどちらなのかよくわかりませんが、このような設計の場合は、より高速版のROMに貼り替えても何も改善されないことになりますね。
ROM無しSCSIボードで各Windowsのドライバ使用時の限界を探るというテストもしてみる必要があるような気がします。AHA-2940系のときはBIOSレベルで動作がオカシイあたりで中止してしまいましたが、ROM読みだしがネックになる「だけ」ならば、ROM無し動作でもう少し上まで行くのかもしれません。
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FUJI
さん 【2003/12/31(Wed) 01:15:40】 【HOME】
t190026.ap.plala.or.jp Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)
どもです。
オンボードのオシレータ部をソケット化したIOI-A100U2W改(元はDOMEX版)が有るので、少し実験
Ra40のFSBを66MHzに下げて検証、BIOSはPC-9821用の物。
このボードは標準で40MHzのオシレータが乗っていたので、交換してみました。
規定以上のクロックに交換した場合
BIOSが正常に終了する限界は48MHzまで、それ以上(50,60MHz)はBIOS表示した時点かメモリーカウント終了後にハング。
規定以下の周波数に交換した場合
32MHzまでは正常に終了、それ以下(と言っても24MHzですが)はBIOSでエラーのメッセージが出て、SCSI-BIOSが無視された形で進行しました。
オシレータ無しで起動させた場合、メモリーカウント後にハング、FDすら読みに行きませんでした。
この実験結果だけで判断すると、
IOI-A100U2WはBIOS(FLASH)ROMのアクセスタイミングは、オンボードのクロックに依存する可能性が高いと言う事になりますかね。
ただクロックを上げた場合と下げた場合の挙動が違うのは気になりますが・・・・・
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FUJI
さん 【2003/12/31(Wed) 01:18:34】 【HOME】
t190026.ap.plala.or.jp Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)
アイオーのUIDEシリーズの様にボード上にオシレータもクリスタルも載っていないボードも有るので、ボード毎にBIOSROM>コピーの仕組みが違う場合が有るのでしょうね・・・・・
#今日のレスは1度書き直しました。m(__)m