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【アンガマの概要】
八重山独特の旧盆行事。旧盆(ソーロン)の３日間、あの世(後生・グソー)
からの使者であるウシュマイ（爺）とンミー（婆）が花子(ファーマー）と呼ばれ
る子孫を連れて現世に現れて、招待された家々を訪問。八重山の方言で
裏声を使って行う観客との珍問答や踊りなどで祖先の霊を供養する行事。
アンガマ一行は家々を巡り、ウシュマイとンミーが仏壇に拝んだ後、クバ扇
を持って舞い、続いて花子達が踊りだす。その合間に飛び出す観客からの
後生や現世に関する様々な質問に裏声を使って回答しなければならない。
［問答例］
問：後生にも宗教はありますか？
答：あるとも。仏教、キリスト教、ミンタマ教、マホメット教、カトリック教、それにラッキョウ、
ウイキョウ、ウシュマイの度胸、ンミーの愛嬌、信教は自由じゃ。
【日程】
旧暦７月１３～１５日（Ｈ１５/８/１０～１２）。１９：００頃～、1軒につき約１時間程度。
【場所】
石垣島四ヶ字他各地。
【アンガマ】（写真：石垣青年会のアンガマ）
 
--------- ウシュマイ（爺） ------------------- ンミー（婆） ----------
 
-------- 花子が踊っている間くつろぐウシュマイ（爺）ンミー（婆） --------
 
--------- 花子（浴衣姿、クバ笠を被り覆面で顔を隠している） ---------
 
---------- 列を作って訪問する家に向かう花子、総勢約３０名 ---------
【写真追加】（2004/08/28：登野城青年会のアンガマ）
 
--------- ウシュマイ（爺） ------------------- ンミー（婆） ----------
 
------------ 花子 --------------------- ウートートー（拝み） -------
【写真追加】（2004/08/29：新川青年会のアンガマ）
 
------- ンミー とウシュマイ ------------- 花子・ウシュマイ・ンミー -----
 
------------ 花子 ------------------------ 花子とンミー ---------
【写真追加】（2004/08/30：大川青年会のアンガマ）
 
--------- ウシュマイ（爺） ------------------- ンミー（婆） ----------
 
------- ウシュマイとンミー -------------------- 花子 --------------
【左側の写真】clickすると大きくなります。 |
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