「島の日記」

2001年4月

「粟国島あぐにじま

粟国島への出発日は朝から雨。那覇空港に着いた時点で朝から全便欠航で搭乗予定の
飛行機も天候調査中。粟国島への飛行機は9人乗りの小型機で有視界飛行するので非常
に悪天候に弱い。搭乗予定だった便の前の便はかなり遅れて離陸したものの那覇空港に
引き返してきて結局欠航に。その便の乗客を乗せて出発時間から1時間程度遅れて何とか
離陸。無事に粟国島に着くことができた。那覇空港から琉球エアーコミューターで約20分。


空港から予約を入れておいた「民宿伊佐」に連絡して迎えに来てもらう。ちなみに帰りは宿
の送迎はなく空港まで有償運送。


小雨がぱらつく中、宿で自転車を借りて島の西側にある「マハナ岬」へ。ここは海抜96m
の断崖絶壁で先端は「筆ん崎」と呼ばれる。岬へは結構高さがあるので途中何度か自転
車を降りて押しながら何とか到着すると風力発電の白く大きい風車に出迎えられる。展望台
からは晴れた日には慶良間諸島や久米島を見渡すことができ、ここから見る夕陽は非常に
美しいという粟国島一の景勝地だが、あいにくの天気で何も見れず。それでもしばらく粘った
ら少し天気も回復してきたがすっきり晴れることは無くあきらめて次へ。
 
--------------  マハナ岬  ------------------------------  マハナ岬  ------------


「洞寺鍾乳洞公園」は“てら”と呼ばれ、昔那覇の僧侶が他の僧侶との賭けに敗れて流刑
になり余生を送った場所。道路沿いにあって赤瓦の門や石碑などが置いてあり遠くに見え
る海が美しい。階段を少し下りたところにヤギもうろつく林があり、その中にセンサー式で
ライトが点く鍾乳洞がある。それほど大きくはないが静かで神秘的な感じ。
なぜかここに来たら青空に。
 
----------------  洞寺  ---------------------------------  洞寺  ---------------


島の東側にある「ウーグ浜(長浜ビーチ)」へ向かうが途中の道が工事中で通れずにやむ
なく遠回り。透明度の高い海が見れるはずが天気が悪いせいか透明度も低く、シーズンは
賑わうだろう浜にも人影がまったく無く寂しい。浜沿いには天然記念物の「モンパの木」の群
生地があるが雨が降り出したので見に行かなかった。
 
--------------  ウーグ浜  -------------------------------  風景  ---------------


-----------------------------------------------------------------------------
*今回は滞在期間も短く天候にも恵まれず、「粟国の塩の工場(沖縄海塩研究所)」
工場見学に行ったり「ナビィの恋のロケ地」巡りをしたりもしたかったが雨が止まずに断念。
-----------------------------------------------------------------------------

≪END≫





トップへ
トップへ
戻る
戻る
次へ
次へ