「島の日記」

2002年5月

「新城島あらぐすくじま」通称パナリ島

「新城島あらぐすくじまには定期船が運航していないので今回は小浜島の小浜島総合案内所
のツアーに申し込むが最小催行人数が3人ということで他に客が来たら連絡してもらうように
依頼しておく。その日は連絡が無かったが2日目に連絡が来て行けることになる。嘉弥真島
に行く予定だった同宿の家族も予定を変えてパナリに行くことになり自分を含めて計5人での
ツアーに。パナリには商店が無いので小浜島の前本商店で9:30頃石垣島から運ばれてき
たばかりの弁当と飲み物を買い総合案内所の宮良のじぃちゃんの操る船で10:00に出発。

絶好の天気で波も穏やか、約30分で上地島に着いたが定期船が無いわりに立派な桟橋に
驚きつつ上陸。桟橋にはじぃちゃんの知り合いのおじさんがいて昼食はその人の家で弁当を
食べられるように話がつき弁当をその人の家に置いてじぃちゃんの案内で集落を巡ることに。
集落への入り口は昔の小学校跡で今ははいむるぶしの施設になっているところで鉄棒が今
でも残っている。さらに集落内を一回りしてから向かった港桟橋近くの展望台「クイヌパナ」
は石造りの少し急な階段を登った先に西表島や隣の下地島を一望できる見晴らしのよさが
広がる景勝地で民謡“くいぬぱな節”にも唄われたところ。ここで景色を眺めているとどこの
島から来たのか分からないがツアー客がボートでやってきて桟橋そばでシュノーケリングを
始めていた。
 
------------  上地港桟橋  --------------------------  上地島集落  --------------
 
----------  クイヌパナ遠見台  -----------------------  クイヌパナから  -----------


30分ほど島を案内してもらった後解散して自由行動。島を散策していると立入禁止のつもり
なのか家畜が逃げないようにしているのか分からないがあちこちにフェンスが張られている。
とりあえず下地島を近くに見れる島の南西にある浜崎まで林の中を歩く。10〜15分程歩く
と浜崎に出て下地島のパナリ牧場が見えたが下地島まではかなり距離があり(400m位)、
歩いて渡るには厳しそう。
 
-------------  浜崎の浜  ------------------------  浜崎から見た下地島  ---------


集落に戻って弁当を食べた後浜に行きひと泳ぎ。観光地化されてないので透明度がとても高
く魚の姿も多いが午後から潮が徐々に引き始めてきたので泳ぎやシュノーケリングにはつら
い状況になり15:00頃には帰ることに。帰りは引き潮の為サンゴ礁を避けて通っていったの
で1時間ほどかかった。
新城島ボートツアー=料金5000円(弁当代500円込)
 
------------  潮の引いた浜  -------------------------  潮の引いた浜  ----------

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*今回訪れたのは上地島のみ。帰りに下地島にも寄ってもらいたかったが干潮時間で船を
寄せられないというので断念。
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≪END≫


2003年11月15日(土)写真追加
仕事で上地島に行ってきました。少し天気が悪かったのが残念でしたが相変わらず静かで
穏やかな島でした。最初に行ったのが昔の火番盛の「タカニク」。少し前まで周囲に木が茂り
周りの島々が見えなかったそうですが今は西表島や下地島はよく見えます。クイヌパナを見
てからすぐ横にある「恋路浜」へ。かつて恋人たちがこの浜で遊んだそうです。あまり広くない
ので後から人が来て邪魔されないように浜への入り口に目印を置いていたとのこと。最後に
行ったのが「東の浜」で、集落から島を横切る感じで一本道を歩いていくと浜に出ます。
 
--------------  タカニク  --------------------------  ガジュマルの木  -----------

 
--------------  恋路浜  ------------------------------  東の浜  --------------

≪END≫





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