先日我がセクションの副首席奏者のヴィッキーが引退しました。
いつも僕の隣で弾いていた、セクションの中で紅一点の存在でした。
彼女はいつも髪をド派手に染めていて、それがトレードマークでもありました。
以前からそろそろ引退すると言ってたのですが(うちのオケに定年は無いので、
本人が辞める,と決めたときが引退です)元ホルン首席であった彼女のご主人が
昨年引退したため、決意を固めたようです。
この夫婦、ウェリントンは都会なので、田舎暮らしがしたい、と、山越え一時間
かかるところに自宅を購入してそこから毎日通っているのです。
(ウェリントンが都会すぎる、なんて日本人には想像もできません、
たかが人口20万人ですよ!)ちなみにそこはワインの産地として有名で、
僕がいつもフライフィッシングしに行く所でもあります。彼女一人であの山越え、
と考えると気持ちも理解できます。
彼女は典型的な女性らしさを持った人で、とても繊細で気がつく人でした。
そのため一緒に弾くときもいつも僕を窺いながら演奏するので、
全く違うことをして腹立つ、という様な事が皆無でした。
僕が聞いている、他の楽器のパートを聴いてくれ、シフティングやボーイングも
全て合わせてくれました。あまりにも合わせてくれるので少々窮屈に感じ、
いつも 『もっと自分が感じた様に弾いて下さい』 と言ってましたが、
まあ贅沢な悩みかもしれませんね。
また、僕が全く気がついていないにもかかわらず、自分が間違ったりすると、
『I'm sorry』 といつも演奏の合間に言ってました。こちらに来る前、
外国のオケで弾いている先輩から 『外人は絶対、自分の間違いを認めないよ。
ごめん、なんて聞いた事無い』と言われていたので最初は驚きました。
毎時間のように言われるので。あまりにも多いうえ、ほとんどが僕も気がつかない
ことなので、『演奏したあとに、ゴメン、って言わないで』と言ったら、
翌日から、演奏する前に『I'm sorry』と言う様になりました。トホホ。
あとは多くの女性がそうであるように、ゴシップ好き。
おかげで団員の誰がレズで誰がホモだ、というような有り難い情報を、
入団したその日に知る事ができました。
オケに30数年在籍していて、副首席という重責も担っていたので、
送別会も盛大に、なんと3回もやりました。もちろん、公私合わせてですが。
最初のオケ全員による送別会では僕もスピーチをせざるを得ません。
日本語でも嫌なのに英語で…..。前夜に自分で書き上げた原稿を息子に
チェックしてもらい、発音のレッスンまで受けて臨みました。
こっちの人はスピーチに必ず笑いが入ります。僕の前の二人が大受けだったので、
憂鬱な面持ちで始めたのですが、これが意外にも大受け。
僕が笑いを狙ってないところまで、爆笑で、一フレーズごとに笑いが収まるまで
待ってないといけませんでした。
自分では話すのは得意では無いつもりなのですが、こっちにきて英語のスピーチ
をすると毎回爆笑、大喝采で、不思議です。どうも僕は日本の笑いより、
こちらの笑いのほうが通ずるものがあるようです。
その日はもちろん、そのあと数日間、オケの人に会う度に『素晴らしかったよ』
と褒められちょっと複雑です。だって、演奏でこんなに褒められた事ないですから。
さあ、最後のコンサートではまたコスプレです。彼女のトレードマークが真っ赤や
紫、虹色の髪なので、セクション全員で色とりどりのカツラを被ろう、
と前もって購入。7つもです。演奏の始まる前に、彼女を讃えるスピーチがあったので、
その直前ベースセクション全員で一旦舞台裏に引っ込んで、カツラで登場。
もちろん、お客さん、団員達にも大受けでした。彼女もあれだけ祝ってもらえたら
幸せだったことでしょう。
さて、ということで我がセクションには一人欠員が。副首席です。じつは彼女が
出て行ってからすぐ、オーディションがありました。これはNZとオーストラリアの
永住権持っている人だけ対象のものです。しかし蓋を開けてみれば良い人がおらず、
流れました。次は国際オーディションです。世界中どこからでも受けられます。
しかも、うちのオケは世界の果て、ということで、DVDに録画して送っても
OKです。(世界中どこでも、現地に行かないといけないと思うのですが)
ちなみに僕もテープを送って合格しました。そうそう、以前はテープやCDだった
のですが、おそらく編集する危険性を回避したいためだと思われますが、最近
DVDで映像付き、ということになりました。おそらく7月にオーディションする
ものと思われます。
皆さん、ふるって応募して下さい!といっても合格したら、幸か不幸か
僕の隣で弾かされるハメになりますが….。
これはヴィッキーが引退ということで特別にカメランマンにお願いして
撮って貰った写真です。皆さん良い笑顔ですね。ちなみに彼女の髪は地毛ですよ、
染めてますが。
こちらはすっかり秋。珍しく風が穏やかで天国のような天気が続いてます。
ようやく音楽シーズンも先週から始まり、忙しくなってきましたが、
それまで日本での出稼ぎ期間の?のようなハードスケジュールと比べると、
これが同じ世界か?というほど何もすることがない日々でした。
おかげで、釣りの一人旅を数回満喫しました。ちなみに大漁でした….
ところが、2週間程前ギックリ腰再発。昨年の11月にもやったのですが、
最近その予防と思い、腰回りのストレッチや腹筋を毎朝毎晩やっていたのですが、
それがいけなかったのか、突然です。幸い今回は軽く、1週間程で普通に歩けるように
なりました。それ以上に問題は左肘。今まで何も感じていなかったのですが、
日本から帰って来て違和感を感じる様になり、コップを持つのも痛いぐらいで、
演奏にも支障を来したので先日、手の専門医に。テニス肘だそうです。
完治するの一年以上かかるかも、と言われました。取りあえず肘にサポーター
そして、簡単なエクセサイズ、それから全身運動(水泳など)、肩の筋肉の
強化などをすると良い、とのことでした。
この痛みのせいで、天気が良いにもかかわらず、釣りにもいけません。
潜りもいってません。演奏は騙し騙しでどうにかやっています。
まあ、原因は昨年暮れからのハードスケジュール、そして珍しいこと
ですが、練習し過ぎでしょうね。ソロのプログラムが大変だったので。
まあ、あまり難しい曲は弾かない様に、という神様のお達しでしょうか。
あとは、間違いなく奏法が悪いんでしょうね。これを機会に自分の奏法を
見直そう、と思ってます。こういう所謂職業病はなかなか完治しにくい
ものだと思います。だからこそ、仲良く付き合って、自分の身体、そして
奏法のバロメーターとしたいと思ってます。
何か暗い話題となりましたが、こちらは秋晴れが続く絶好のアウトドア
シーズン。釣りはあまりできなくとも、トレッキングなどに励んで楽しく
過ごしています。
27日トッパンのリサイタルの日は、お昼すぎにホール入りし、
まるまるプログラムを通し、そのあと細かいリハーサルして
本番に臨んだので、あのヘビーな曲目を丸々二回以上弾きました。
今回は、ライブレコーディングでCDをリリースする予定なので、
翌日から二日間パッチ・セッションがありました。本番で上手く
いかなかったところを入れ替えるための録音です。イヤホンで
聞きながらやると、聞けば聞く程アラが気になって来るので、
しつこく何回も取り直したりするので、果たしてもうパッチと
言えるのか?とも思えます。ライブだからそのままミスがあっても
出せば良いじゃないか、とも思いますが、売り物としては
やはり傷は少ないに越した事ない、といことでライブ・レコーディングと
いっても世の中、オーケストラの録音でもパッチセッションはあります。
まあ、それはともかく三日間弾き詰めで、しかもあの難曲ぞろい、
ということで、左指がすっかり固くなり、弦の跡さえついてます。
コントラバス奏者の指は大体固いのですが、僕のはいつも柔らかいので
長年、自分の指は人より柔らかくて固くなりにくい体質なんだ、と
思っていたのですが、単純に練習不足だったようです。
なんか、指だけは一流のコントラバス奏者のようです、、、
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
いつも和気藹々と録音するのですが、今回はCD会社の方が何と、
ホールにスープと鍋、温めるためのガスストーブまで持って来て下さって、
休憩中にスタッフの仲間と鍋パーティです。
こんなこと普通ホールでは無いですよね。でも暖かい食べ物は疲れを
吹き飛ばしてくれます。
ちなみにピアニストの松川さんと、CD会社の方、プロデューサー件ディレクター、
エンジニアの方々です。
今年は年男
2012.01.01

みなさん、明けましておめでとうございます。
昨年が未曾有の大惨事で、明るい気持ちになれない方もいらっしゃるでしょうが、
時間は流れます。前を向きましょう!僕は震災後初めての日本ですが、
東京に居る限りでは、その影響を全く感じさせられません。日本という国は
回復が恐ろしく早い国ですね。
新年早々、僕は2年ぶり?のリサイタルが続きます。好きな曲ばかりを
集めたのは良かったのですが、今は後悔しています。選曲が失敗。
難しすぎました…..全曲。さらってもさらっても追いつきません。
どうしよう。
最近向こうのオケでもドイツものの大曲が続き、コンチェルトもあったりして
弾き過ぎ、使い過ぎで、肘がテニス肘のような状態で痛みます。まあ、日本に
居たときから時々あったので、ご心配なく。決してリサイタルの言い訳にしよう、
と思って書いているのではありません。まあ、普通なら使い過ぎ、加齢による
筋肉の衰え、と考えるのでしょうが、天の邪鬼の僕はそう言って後ろ向きに
なりたくありません。だってそう考えると、楽器を弾かないか、歳のせいにして
諦めるしかありませんから。そんな後ろ向きの発想は百害あって一利なしです。
僕が感じるに、これは単純にムダな力みがあり、奏法が間違っているのであります。
かつて、古武術の甲野先生のセミナーに参加したときに、先生が
『だいたい、楽器を弾いて痛みが出る様な音楽家は、私に言わせるとプロとは
呼べない。プロなら弾けば弾くほど身体の調子が良くならないと!』とおっしゃって
たのを聞いて雷に打たれた様なショックを受けました。そうですよね、そうで
なければ、と思います。ですから、僕はまだプロとは呼べないのです。
そこで、力まない奏法を日々研究しているのですが、このとき腕などに痛みが
あると、無いときより、如何に力が入ってるかが如実に分かるのです。
痛みが力みのバロメーターになるのです。ですからこれ幸い、と
この症状は天から恵んで頂いた貴重な体験、と前向きに考えてます。
しかし、痛めてから自分の奏法の間違いに気がつく、なんて遅すぎるのですが、
奏法を観察すればするほど、あらゆるところに無駄な力が入っており(その
殆どは以前はそれを分かっていながら、必要悪とかんじてました)、その
力みのせいで、耳に入る沢山の情報をも狭めていることに愕然とします。
無意識にやっているので、たちが悪いです。まあ、それでも気がつくことが
できた、というのも腕の痛みのおかげですから感謝しないといけません。
何事も考えようです。良く言われることですが、コップ半分の水を見て、
『半分しかない』と思うのと『半分もある』と思うのではその先
雲泥の差です。どうせなら楽しく明るく生きましょう!
ということで、南半球生まれ、在住の能天気なコントラバス奏者の
新年の挨拶でした。
みなさんにとって、素敵な年になりますように!
そうそう、僕は今年年男でした!
2012.01.01 池松
久々のN響は、聞き慣れた響きで懐かしくもありましたが、
随分変わった事も有り、感慨深いものがありました。
少なくとも技術的には僕が居た頃より遥かに上手になっています。
若い団員が増え、性能が良くなっているんですね。
コンバス・セクションも恐ろしく上手で、かつて合わなかった音程や
アンサンブルの一つ一つが何事も問題なく通り過ぎて行くのには
驚きました。今回はもう既に定年を迎えられた二人の方が嘱託や
エキストラとして参加していたので、メンバー的には、昔とほとんど
変わっていなかったのですが、ここで?。コンバス・セクションで
入れ替わっているのは、僕が出た後に入った二人だけ。ということは
出て行った者と入った者の足し算引き算で、要するに昔音程が合わなかった
のは僕のせい?ということに、ふと気がつきショック…
外国に行って気がついた世界に誇れる日本人の美点に、『勤勉』が
あります。今回N響で弾かせて頂いて、それを再認識しました。
皆さん第九は数百回弾いてる方もいらっしゃるのに、リハ、本番の
前とも早くホールに来て、練習しています。最終日の本番前でも
そうです。向こうのオケではあり得ないですね。これだけやっている
曲を練習できる、ということは自分の演奏が納得いかないからこそ
できることなので、日本人の向上心というものは凄いですね。
後ろの方で弾く、という機会は最近ないので、とても楽しませて頂きました。
前で弾くと、自分がオーケストラの核で弾いていて、世界の中心にいるような
錯覚を知らず知らず感じるのですが、後ろだとオーケストラ全体をもっと
客観的に眺められるのです。情報も前より沢山入って来る気がします。
前に座ると、いつのまにか気負って力んでしまうんですね、きっと。
この後ろの感覚で前で弾けると、もっと良いものができそうな確信を
得ました。後ろのほうが、前より楽しいかも。
年末までびっちり仕事が入ってて、新年も2日からリハ、3日本番です。
都響のニューイヤーに出演します。後ろで弾く筈だったのですが、
日本に来てから、急に『首席でお願いできませんか?』とのオファーを
受け、首席で弾きます。きっと、首席の方が『池松がいるんだったら、
あいつに弾かせちゃえ、俺休んじゃおう!』ってな感じでしょう。
実はN響以外の在来オケで首席やったことがないので、ちょっと不安な
ような、楽しみの様な….
夏が近づき、良い天気が続きました。ということで、恒例のDIYのシーズンです。
1週間の休みがあったので、この家に入ってからまだ手を付けてなかった、
リビングと廊下の壁、鉄製の手すりのペイント、玄関のニス塗りなどしました。
ペンキを塗るのは、見る見る間に綺麗になって楽しいのですが、
その下準備が大変です。壁を綺麗にしてサンドペーパーかけたり、
穴やヒビがあるところは補修剤で埋めたりして、全ての工程の半分以上は
下準備です。しかも二度塗り三度塗りするため、その間は時間を取らないと
いけないので、時間かかります。手間かけただけあって、見違える様に
綺麗になりました。
ところが、先週金曜日(11/11)、床にあった紙切れを取ろうとした瞬間、
『魔女の一撃』。 そうです、ギックリ腰になってしまいました。
実は日本にいた頃、二度ほど経験あるのですが、こちらにきて初めてで、
6年ぶりです。ペンキ塗りしてる間に腰に違和感はあったのですが、
突然で、ショックでした。しかも今日16日には、ボッテシーニのグランデュオで、
NZSOのソリストデビューがあるのです。
ギックリ腰発症の日は、座った状態から立つのに、1分以上かかるような状態でした。
翌日はオークランドに飛んで、本番2回こなす予定だったのですが、
とてもそんな状況でなかったので、プロになって約20数余年、
初めて演奏会を休ませてもらいました。無理したら弾けたかもしれませんが、
その数日後にソロを控えてるので、悪化させたら、それもキャンセルですから、
さすがに大事取りました。
おかげで、二日間安静にしてたら、随分楽になり、今日の本番には差し支え
ありません。
弾く事は全く問題ないのですが、楽器の運搬がかなり腰の負担になります。
こんな楽器選んで後悔してます….
昨日は、オケとのリハーサルの前、朝7時から! TVの収録がありました。
ボッテシーニのバイオリンを弾くイリヤ・カーラーさんと、二人でモンティの
チャールダッシュを弾いて、演奏会の宣伝をしてきたのです。
これも演奏は一回通しただけで問題なかったのですが。
TV局の長い通路を楽器運搬するのが大変でした。
オンラインでその演奏見られるので、お知らせします。
ちなみに、このIlya Kalerというバイオリニスト、日本ではあまり知られて無く、
僕も存じ上げなかったのですが、チャイコフスキー、パガニーニ、シベリウスの
三大コンクールを優勝したお方だそうです。
確かに上手い! だけど、何歳だと思います?何と僕よりたった一歳上の
1963年生まれだそうです。ちょっと信じられない。
彼に問い正したいけど聞けない…….
さあ、あと数時間で彼とグランデュオの本番。明日からはそのツアーで国内を
5カ所廻ります。僕はオケ中でも弾くので、結構ハードです。
僕のおちゃらけグランデュオ観て頂いた(聞いて、ではなく)方はご存知でしょうが、
曲中に弾きながらおしゃべりします。今回は初の英語バージョンなので、練習しました。
日本語でも演奏と関係なくしゃべるのは難しく、どうしても弾くのが小さくなると
しゃべりも小さくなったり、フレーズの途中でしゃべりだしたりするのが苦労します。
練習としては、曲を弾きながら、本を音読することをやったりするのですが、
やってみてこれが非常に頭の訓練に良いことを発見しました。
弦楽器の場合、右手と左手を頭の中で分けないといけないのですが、
それに考えて話す、というまた別の脳みそが必要になるのです。
これが上達すると、かなり自分の普段の演奏も客観的に見られる様になりました。
音楽学生の皆さん、これはオススメです。ちなみに昔から不思議だったのですが、
ピアノの人は簡単にやりましすよね。まあ、弾き語りも同じ様なもんですし。
やっぱり、ピアノって簡単なんですかね~?
で、今回はただでさえ難しいのに、不得手の英語なので、発音も気をつけないと
いけませんし、日本語より遥かにまた難しいことを発見しました。
お客さん理解してくれるかなあ?
腰の方はもうほとんど大丈夫なので、僕も楽しんできます!
ベートーベンの第九
2011.09.20 Wellington

ベートーヴェン自筆による第9
今週からベートーベンの第九です。定期なので、ウェリントンの他
3都市でも公演します。僕は軽く100回以上は弾いてますが、ここの
オケではどうも10年ぶりらしいです。さて、どうなることやら?と
思ってたのですが、リハーサルの初日の今日、何事も無く最後まで通して
終わりました。第九って音楽的にも技術的にも難しいと思うのですが、
なんなんでしょうね、こっちの人達。ほとんど乱れる事もなく、少なくとも
アンサンブル上で問題のところは全くありません。僕なんか数こなしたからこそ
弾けているようなものなのですが。(といっても技術的には超難曲で、いまだかつて
完璧に弾けた、と思えたことはありませんし、これから先も無いでしょう)
じゃあ、どうしてるかって?単に誤摩化してるだけです。何を隠そう、
僕はゴマカシにかけては、世界超一流だと自負しております。
恐らくコンバスの連中はほとんどが初見であろうと、思われますが、それでも
余裕綽々。音が少なくて物足りないと感じたときは、勝手にアレンジして
音増やしたりしてます。今日は歌手がいなかったのですが、4楽章の例の
バリトンのソロのところでは、皆大声で歌い出すし….。どうも曲は知っている
みたいですね。
そうそう、昨日は『海賊のようにしゃべる日』という、一応世界一般で知られている
もののようですが(日本では聞いた事ありませんね)、毎年この日はオケのメンバー
が海賊の格好してきて(眼帯とか帽子とか)何かしゃべるときは『わあわあ』と
低い声で海賊の真似するんです。リハの前にステマネが新しいエキストラを紹介
したり、いろんなインフォメーションを伝えたりするのですが、最後まで見事に
海賊を演じてました。リハの途中でも指揮者に海賊の真似で質問したり….。
NZの作曲家の新曲を第九とともに演奏するのですが、なかなか壮大な、映画音楽
のような響きなのですが、クライマックスでは数人が叫び出したり(ヒャッホ~とか)
イントロでは、勝手にアドリブで効果音を歌ったりして、びっくりさせられます。
もういつものことなので慣れましたが、ドイツから来ている二人の交換団員は
目を丸くして、そのあと爆笑してました。初めてやる曲なので、誰もメロディーとか
しらないのですが、よくも咄嗟に反応して声が出るものだ、と毎回感心します。
しかも抜群の効果なので、本当にその音入れて録音しても誰もアドリブだと思わない
ぐらいの完成度です。実は一回僕も日本のオケで真似してやってみたのですが、
前の席に座ってたバイオリン二人に『頭狂ったんじゃない?』みたいな目つきで
見られて恥ずかしい思いしました。いやあ、色んな国民性があるもんですね。
第九を来週一杯やったあとは、ブラームスチクルスです。4曲の交響曲と
序曲や協奏曲を組み合わせて四日間ブラームス三昧です。あまりドイツもの
やらないので、幸せな一ヶ月です。
ラグビー W杯開催
2011.09.12 Wellington

こちらは今ラグビーのワールドカップで盛り上がってます。街中を走ってる
車の多くが、NZ代表オールブラックスの旗をなびかせています。先日は
日本代表対フランスで家族でギャアギャア言いながらTV観戦していました。
惜しかったですよね~、途中までは。ワールドカップ始まって3日ですが、
全て放映されるので、もうかなりの数の試合見ました。強豪国は危なげながらも
勝ちました。この辺が強豪たる所以でしょうね。さあ、次回の日本の対戦相手は
開催国のニュージーランドで16日に戦います。何たって優勝候補のNZ,どう
なるでしょうね。1995年のワールドカップではNZ相手に145-17という
歴史的大敗を喫しているだけに、なんとか一矢報いて欲しいものです。
どちらを応援するかって?そりゃ日本でしょう。判官びいきという言葉も
ありますからね。ですからサッカーだったらNZ応援します。ちなみに
この判官びいき、どうも日本人ならでは、の感覚のようで、こちらの人は
やはり強いもの好きで、強いものを応援するみたいです。面白くないですね~。
ちなみに今大会試合開始前の国歌斉唱、参加国全ての国歌は我がNZSOが
演奏しています。数ヶ月前に録音しましたが、日本の君が代は何故か意外なことに
オケのメンバーに好評でした。あまりにも他の国の国歌と違いますもんね。
聞き慣れた僕としては、アレンジがちょっと西洋風に洒落たハーモニーに
なっているのが気になりましたが。
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明日からオーストラリアのメルボルンに単身行って来ます。初めての
オーストラリアなので楽しみです。メルボルンの学校から依頼され、
数校の音楽大学や卒業生対象に2日間のマスタークラスを行います。
渡航費や宿泊費、そのうえレッスン料も出して頂けるので、ただで
観光行くようなものです。ラッキー!せっかくなので、数日滞在延長
して遊んできま~す。オーストラリアの学生はどうなのか、興味津々
でもあります。キウイと違うのかな?少しは真面目なのかな?
僕を呼んでくれた人によると、レベルの高い学生もいる、とのこと
でしたが。まあ、オーストラリアから帰って来たらまたレポートします。
しかし、、、、明日から行く予定なのに、未だ航空券もホテルのことも
何も連絡ありません。本当に行けるのであろうか?日本人だけですね、
几帳面でちゃんとしているのは。
指揮者考
2011.08.01 Wellington

指揮者って大変な仕事だと思います。どんな指揮者が良いの?とは良く聞かれますが、
一言では言えません。もちろん、演奏会が素晴らしい、というのが一番ですが、そこに
至るためのリハーサルというのは人それぞれです。
リハーサルで何するの?というのも皆さんの大きな疑問だと思います。まず指揮者の
大きな役目は、音楽のテンポを我々に示すことです。この指揮者による曲のテンポの
違いが誰にでも分かる,指揮者の違いではないでしょうか?この他にも各楽器間のバランス、
アゴーギグ(テンポの揺れ)、ディナーミク(音の強弱)、そしてメロディーの歌い方など
指揮者が彼らのイメージする音楽を我々に伝えるのがリハーサルです。NZSOは定期公演でも
2日間のリハなので、効率よくやらないと、時間が足りなくなります。
よく、指揮者の格好、指揮ぶりで、その力量を計る方も多いですが、必ずしも指揮が上手な
人が良い指揮者、音楽家とは限りません。指揮法というのは、あくまでも彼らの音楽を我々に
示すためのテクニックですから、その音楽の中身がないと、指揮者が前で踊っているだけ、
という滑稽なものとなります。指揮のテクニックは、アンサンブル上は非常に助けには
なりますが、それ以上のものではありません。僕個人としては、指揮が下手なほうが
好きです。指揮が分からない場合は、オーケストラ各々のプレーヤーが、耳を使って皆と
合わせていかないとならないので、かえって目で指揮棒頼りに合わせるより上手くいく
場合が多いのです。
実際、音楽は素晴らしいのに、全く振れないという指揮者は結構います。やはり老齢の方に
多いのですが、最近は皆指揮も上手になって、『これは分からん』という指揮者にはなかなか
お目にかかれません。個人的には寂しい限りです。降ると面食らう、と言われたかつての
ドイツの巨匠、フルトベングラーのような偉大なテクニック?は今では貴重です。
音楽って面白いもので、本当に弾いてて怖いところで、指揮者が面食らうような指揮をした
ときに、全オーケストラに稲妻のような緊張感が走り、結果的に素晴らしい音になったり、
タイミングになったりすることがあります。腹立つのは、それを経験で知っててわざと
狙う指揮者がいる、ということです。老獪ですよね。
一般的に良い指揮者というのは、お友達にはなりたくない、という人がほとんどです
(僕の個人的な感想ですが)。やはり100人の強者の前で指揮するには、ある程度
自信過剰で『俺についてこい』みたいなものも必要ですし、いちいちオーケストラの
文句に付き合っていたら身も音楽も持ちません。自分の音楽を信じて、人から何と言われ
ようと突き通す、ようなキャラクターがないとやってられないのです。
ですから我が儘なエゴイストも沢山います。世の中では聖人君子のように言われてても、
実際は?という指揮者が多いです。
ただし、素晴らしい演奏会ができると、そんなことは些細なことで忘れてしまいます。
『この人と演奏出来て幸せ。またやりたい!」と思ってしまう奴隷の哀しさです。
ただ、問題は対して良い音楽家でもないのに、性格だけ腐っている、ような指揮者です。
リハの時からオケと雰囲気が灰色です。こいつと一緒にやりたくない、と思ってしまいます。
結構、音楽的に良いこと言ってるのに、その言い方が人を馬鹿にした様な、見おろした
もので、腹立って来ます。こうなると、結局はその指揮者にマイナスに働き、せっかくの
良いアイディアも全く活かされない事となります。歳取ったおじいちゃん指揮者に、
演奏会中ニコッとされるとそれだけで『ああ俺はこの人に死ぬまでついて行こう」
なんて思ったりもしますから、良い性格であるにこしたことはありませんね。
指揮者について語り出すとキリがないので、今日はこのへんで。
NZSOの愉快な仲間たち
2011.07.14 Wellington
NZSO本拠地

Wellington Michael Fowler Centre

今、定期公演でツアー中です。今回は夜の定期の他に午前中、子供達のために
音楽教室をやっています。今回はStookey作曲の「The Composer is Dead]」
(作曲家は死んだ)という曲をナレーション付きで演奏してます。僕は初めて
演奏しますが、良く出来た曲です。あらすじは、作曲家が死んで、探偵が
犯人をオーケストラの中から探す、というものですが、全ての楽器が容疑者と
なりその都度その楽器の特徴が良く出た音楽が演奏され、初めてオーケストラ
を聞く子供達に楽器を紹介するという意味でも、よく考えられています。
ユーモアもあり、飽きやすい子供達も結構真剣に聞いてます。日本でももっと
演奏されて良い曲だと思います。
さて、このオーケストラのウィットに富んだ人々のことは度々触れてますが、
今回も演奏しつつ笑ってしまったことがあります。
打楽器が活躍するノリの良い部分で、本番である日、突然打楽器奏者達が
始まる前に、大きな声で『ウノ・ドイス・トレス!」とスペイン語でカウント
したのです。翌日は何と『イチ・ニ・サン!」と日本語で、今日はフランス語
でした。もちろん楽譜には何も書かれてないのですが、音楽にぴったりマッチして
一段とノリが良くなって素晴らしいアイディアでした。
今度はセカンド・バイオリン。曲中、彼らの紹介で『ファーストバイオリンは
難しいパートがあってオーケストラで目立つ楽器。セカンドバイオリンは皆集まるの
が好きでパーティ好き」というナレーションが入るのですが、二日目の本番でいきなり
セカンドの人達、パーティで使われるクラッカーを皆で鳴らしたのです。誰がこんなこと
考えて、しかも小物全員分調達するのでしょうか?そのサービス精神には恐れ入ります。
11月には僕がソリストで、ボッテシーニのバイオリンとのグラン・デュオ・コンチェルタンテ
でツアーするのですが、色々今のうちからネタを仕込んでおかないと、と思ってます。
しかも何回も公演するので、回数分違うことしないと、と思うと気が重いです。
楽器の練習はまだしてませんが、ネタの仕込みのほうが大変そうです。
東日本大震災
チャリティー・コンサート
2011.06.14 Wellington

思い出すだけで恥ずかしいスピーチの様子

武満の弦楽の為のレクイエム。指揮者は
オケの事務局長で、アマチュア指揮者です
が想像以上に素晴らしく無事終えました。

メンデルスゾーンのオクテットのコントラバス
版。第一バイオリンは音楽監督のインキネン。
素晴らしく音楽的で、指揮者にするのがもった
いない、とさえ思いました。日本でもやろうね、
と言っておきました。そのうち実現するでしょう
先週6月11日に東日本大震災のチャリティー・コンサートを無事終えました。
教会で演奏したのですが、ほぼ満員で、当日の募金やラジオ局の録音料などを
含めて$8400ものお金が集まりました。赤十字に届けます。
今回、生まれて初めて自分で演奏会の発案から企画までやったのですが、
こんなに大変だとは想像だにしませんでした。日本だと全てを音楽事務所に
任せるので、感じた事が無かったのですが、一つの演奏会開くのに当たって、
いかに多くの方のサポートが必要か身にしみて分かりました。
まず演奏会場選び。今回は募金集めが趣旨なので、できるだけ安く借りられる
ところを色々あたった結果、この教会がチャリティーなら、ということで無償で
提供して頂きました。演奏曲目選び。少なくとも一曲は日本人作曲家の曲
を演奏したかったので、武満徹の弦楽のためのレクイエムに決めました。
犠牲者への追悼のためにもレクイエムが相応しい、と考えたのです。
しかし現代曲の著作権の切れてない作曲家には、楽譜のレンタル料、
演奏料がかかります。なるべく出費を押さえて全てを募金に回したいので、
迷うところでした。結局演奏料は、これもチャリティーということで、免除して頂き、
楽譜のレンタル料はオケの事務局長、彼が指揮をしたのですが、
彼が払ってくれました。しかし、肝心の楽譜が全てレンタルされていて、
手に入らないとの報告がライブラリアンからあって、気を揉みましたが、
結局どこからか手に入れてくれました。ギリギリのタイミングで。
次に宣伝広告です。チャリティーですから、多くの方に来て頂きたいところ
なので、大切なことです。チラシも宣伝もオケの事務局の専門の方が積極的に
やってくださり、ラジオや新聞、インターネットやFace Bookなどにも載せる様
努力していただき、その結果大盛況となったのです。人口40万人の都市なので、
演奏会に行っても、演奏者よりお客さんのほうが少ない、ということもままあり
ます。室内楽の演奏会など、その最たるものでカルテットの演奏会などに行くと、
2、30人しか入ってない、ということも良くあります。宣伝広告の大切さを実感しました。
オケの皆も、都合で演奏できなかったメンバーも自分達の知人にメールで知らせて
くれたりして、とても助かりました。
スケジュール調整も大変です。全部で40人近くの人と連絡とらないといけません。
当日も大変です。ステージ・マネージャーも居ないので、僕と仲間で全部やらないと
いけません。何といっても教会ですから音楽専用ホールではないので、譜面台は
ありませんし、演奏者の椅子も運んで来ないといけません。受付も自分達で作って、
客席もアレンジしないといけません。演奏会当日本番は7時からで、1時から
リハーサルだったのですが、僕は11時から教会に入って、6時半まで一回も
座る事ができす、疲労困憊しました。
特に日本の場合、演奏会にあたって、分業がはっきりしているので、演奏家は
演奏のみに集中できるのですが、今回その有り難さが身に沁みました。
本当に多くの方のご好意に支えられました。自分達とはあまり関係のない国の
ために、みな時間を割いて仕事してくれたり、演奏してくれたりして感謝感謝です。
果たして日本でNZのためにチャリティーコンサートを企画したとき、どれだけの
人が協力してくれるのでしょうか?自分が日本にいたら?と想像してみても
協力したと明言できません。この国の人々の心の温かさ、人を思いやる心に
打たれます。
ちなみに当日、スピーチもしました。人前でしゃべるのは苦手でいつも避けてる
のですが、今回は来て下さった方々や演奏者、サポートして頂いた方のお礼も
言いたかったので自ら話す事に決めました。演奏会のプログラムも無かったので
曲目説明もしたのですが、全部で約20分も。しかも、というかもちろん英語で。
ヘタクソな英語で、それも頭痛の種でした。長男14歳に発音のレッスンをして
もらったのですが、それはそれはコテンパにやられて、逆ギレしてしまいました。
5年前に来たときは学校で一言も理解出来ず、2週間ばかり毎日泣いていたのに、
子供ってあっという間ですね。そういう僕も6歳までブラジルにいたので、日本
の幼稚園に入った時全く意味がわからなかったのですが、ものの3年で全く普通
になりました。まあ、でも結局スピーチは全てちゃんと伝わったようで、落ちの
ところでは笑ってくれましたし、皆にスピーチが良かった、と言われてホッと
してます。しかし、誰もコンバスが良かった、とは言ってくれなかったなあ。
演奏会終わって、『終わった~!』という開放感は今までの人生の、どの演奏会
でも無かったものです。本当に無事終わり嬉しいです。
Cellist debut
Part-2
2011.05.27 Wellington

残念ながら本番の画像はありません。
これは練習風景です。 ♪♪♪

6月11日に開催されるチャリティーコンサート
のチラシです。 ♪♪♪
5月22日にチェロデビューを果たしました。念願叶っての本番で本当に幸せな時を過ごせました。
こんなに幸せだったのは僕の音楽人生でも数少ない経験です。何と言っても弾いたシューベルトの弦楽五重奏が本当に素晴らしく、コンバス弾きである限りは弾けない曲なので、忘れられない演奏会となりました。知り合いの家のホームコンサートで50人ほどのお客さんでしたが、文字通りアットホームな暖かい雰囲気でした。自分で録音したので、ホームページをご覧の皆様だけにお聞かせします。興味のある方はどうぞ。
さあ、チェロ一筋だったこの二ヶ月あまりですが、そろそろバス弾きに戻ります。6月11日に日本の復興支援としてチャリティ・コンサートを開く事が決定しました。チャリティーということで無料で場所を提供して頂ける教会も確保でき、メンバーは全てNZSOの仲間に頼みました。音楽監督のインキネンはバイオリンを弾いて頂き、オケの事務局長に一曲指揮をお願いしました。弦楽器30名ほど、管楽器12人で、当初考えていたものより大きな編成となりましたが、オーケストラのマネージメント・スタッフ、マーケティング・スタッフなど、皆心良く引き受けて下さり、この国の人々の心の温かさを再認識しました。
曲は最初に武満徹の弦楽のためのレクイエム。これを事務局長に指揮してもらいます。彼は音楽家でもあり、バイオリンも弾けるのです。2曲目にメンデルスゾーンのオクテット。指揮者のインキネンにファーストバイオリンを弾いてもらいます。この曲は彼の希望でもあります。もともと彼は、ケルンの有名なバイオリンの教授ブロン門下で、現在ベルリンフィルのコンサートマスターの樫本大進と同じ頃師事してました。今でも時々室内楽などをやっています。オケのリハーサルの前後はいつもメンバーの楽器借りてバイオリン練習しています。ブリブリ弾くタイプなので、同じステージでさらっていると、少々迷惑でもあるのですが.....。
ともかく、彼は日フィルの首席客演指揮者でもあるので、日本のために何かしたい、と思ってくれていたようで、快く引き受けてくれました。チャリティーという性格上、なるべく多くのお客さんに来て頂きたいので、言葉は悪いですが、人寄せパンダとしてお願いしました。NZSOの音楽監督のバイオリンを聞きたいと思うお客さんは多いでしょうから。彼とは一度お遊びで室内楽やったのですが、さすがにアンサンブルプレーヤーとしても素晴らしいものを持っているので楽しみです。
僕なりの目玉は、メンデルスゾーンで2番チェロパートをコンバスで弾くことでしょうか。お遊びでこれをインキネンとやった時に、彼が『これをヒロシのコンバスでやろう!』と提案したのです。もともと室内楽のチェロパートをコンバスで弾く事には抵抗を感じるので躊躇していたのですが、彼や一緒の仲間も『この曲はコンバスでもチェロ以上に良いかも』と言ってたので、覚悟を決めました。シューベルトの弦楽五重奏もコンバスで弾く人もいますが、どんなに上手に弾いても、チェロ2台の雰囲気、響きにはならないので、チェロをさらった、という経緯があります。コンバスが入ると、壮大な響きで小オーケストラになってしまうんですよね。でも言われてみれば、八重奏という大きい編成の室内楽だったら、コンバスでも良いかも。
後半のプロはモーツァルトの13管楽器のためのグランパルティータ。以前にもご報告しましたが、南島のネルソンというところでこの2月に音楽祭があり、そこで演奏したメンバーでやります。全てNZSOの管楽器奏者ですが、うちのオケの管楽器は素晴らしいので、とても良い演奏会でした。しかも僕はこの曲大好きで、無人島に持って行く数枚のCDに必ず入る様な曲です。2月の音楽祭でも僕の要望で入れてもらった経緯があります。弦楽器はコントラバスだけで、木管はフルートだけが無い編成です。天国のような暖かい響きの曲で弾いて幸せになれる曲です。
昨日その演奏会のチラシが出来上がりましたので、添付いたします。
演奏会もこちらのFMラジオが録音してくれるので、皆様にお聴かせできると良いのですが


































