「む」の巻


これから申すこと。
世界中に伝えて下され。

いよいよ、
地、動いて居るぞ。
もう後には引かんぞ。

この戦(いくさ)、
いよいよ
終りの仕組み
近づいたから

みな腰抜かす
御仕組みぞ。

これからは、
この筆
読まんと
判らなんこと
多くなるぞ。

いよいよ、
いよいよじゃ。

これらには、
ひとつ
捻(ひね)り
入れてあるぞ

ようく
お考えなされ。

みなみな、
いよいよ
始まっておるぞ。

みなみな、
始めと終り
ようく
お読み下されよ。

あの日

この日に
ある秘密
隠したぞ。

そして、
生まれた
御霊が
この地じゃ。

その子
から、
ひとり
悪い子
生まれたぞ。

しかし、
みな
この子を
可愛がった
から
変わりた
のじゃぞ。

このように
なりたのは、
みなが
愛する心

教えた
からじゃ。

それが、
この世の始め
となる
誠の
魔の仕組み
でもあったぞ。

どうして、
そんな面倒を
致したか
申すなれば

みな
改新致すに
必要な御仕組み
作る為
であったのじゃぞ。

寸部も違わぬ
神の仕組みじゃ。

間違いないのじゃぞ。

一番初めに
生まれた子が、
悪い子であった。

故に
次は
いい子
であるぞ。

その子が、
悪い子を正して、
悪い子に
変わったのじゃ。

いわゆる、
どちらも
悪い子じゃ。

じゃが、
どちらも
いい子となったぞ。

何故だか判るか。

悪い子が
悪い子に
悪い
と申さねば

いいも悪いも
無くなったのじゃ。

そして、
その子らが、
産んだ子も
みな悪い子じゃ。

いずれにしても
悪い子なのじゃが、
どうすれば
いい子となるか。

親は考えたぞ。

みなを愛すること
を教えることじゃ。

教えねば
いつまで経っても
我侭(わがまま)で
他と仲良く出来ん。

自分が
いいと思うこと
しか受け入れん。

故に
何処まで行っても
共倒れ
となりて居たのぞ。

そなたも
そうであろうに。

いい子
となるには、
愛すること
教えてもらわねば
愛すること
判らんらんのう。

愛するとは、
逢い並んで歩むこと。

みなと
合い交えること。

愛する子
となるには、
愛する人
居なければ
なれんのぞ。

故に
素直に
愛されてみよれ。

神に
愛されてみよれよ。

愛するようになるぞ。

人愛すれば
人に愛され、
獣愛すれば獣に、

草木愛すれば
草木がそなたを
愛するのじゃ。

霊人愛すれば
霊人殿に、

神愛すれば
神がそなたを
何倍も愛するのぞ。

いつまで経っても
愛せねば
何からも
愛されん
淋しい子
となるのじゃが

そういつまでも
ひとりぼっちが
好きな子は
いよいよ
ひとりとなるぞ。

人も獣も草木も
居なくなるのぞ。
よいか。

みなみな
良くお考えくだされ。

愛されたい
と願えば、
愛されるが、
妬(ねた)みも得るぞ。

妬(ねた)み得れば、
腹も立つのぞ。

腹立てば
揉め事増え行くぞ。

今が真っ最中じゃ。

愛されるには、
愛すること
正さねばならん。

愛されたいから
愛するのでは
ならんのう。

愛するにも
色々在るのじゃぞ。

そなたは、
いつも
他に愛されたいから
己よく見せようと
致しておるなれど

そうすれば
するほど
己苦しむこと
まだ気付かんか。

愛されたい
と思うが故、
苦しむのじゃ。

愛したい
と思うが故、
嬉しくなるのじゃ。

無償で愛する人、
そうなれたら
神人(かみひと)ぞ。

みなみな
神人(かみひと)
となりなされよ。

神はいつも
そなたの中で
待ちて居(お)るぞ。

共に
うれしうれし
たのしたのし
と暮らせるぞ。

与えっぱなしじゃ
と申しておろう。

そなたは
たくさん神から
もろうておるのに
不足申す輩(やから)
じゃなあ。

神は、
そなたに
何も望んでおらんぞ。

愛するとは
与えっぱなしぞ。

誠の喜びぞ。

判りたか。

愛すること
出来ておらんと、
まだまだ、
もっと淋しくなるぞ。

見返り求める
商売上手な人民
まだまだ多いのう。

いつまで
商売致せば
気が済むのかのう。

切りないぞ。

あってもあっても
欲増すだけぞ。
苦しくなるぞ。

あればあるほど
苦しむ仕組み。

一時
ひとつに為れれば
それでよし。

なれん人民
手放せよ。

手放せば掴めるぞ。
掴んだら手放せよ。

有り余るほど
持つと苦しむぞ。

要る物頂けよ
満たされよ。

満たされたら、
残りは与えよ。

感謝して
無償で与えよ。

与えたれば
みなに伝えよ。

伝えたれば、
変われよ。

変われたれば、
笑ってお暮らし
くだされよ。

何も
恐れる事
無くなるぞ。

今の日本、
まだまだ
先に行くほど
貧しくなって
来るのじゃから
因果だけ苦しめよ。

みなで
学んでくだされ。

何大切か
体で学んでくだされ。

とことん
学んだら
嬉しくなるぞ。

みな大切に出来る
誠の民に戻れるぞ。

いよいよ
始まって居(お)るから
喜んで
苦しんで下されよ。
中国、淋しくなるぞ。

人民荒れるぞ。
世界荒れるぞ。
日本、いよいよ
無くして
掴む時来るぞ。

誠、御掴み下され。

ひふみ
在り難くなって来たら
誠見えてきた証拠じゃ。

いよいよじゃ。

正しく
うれしうれし
と為って来た。

あっぱれ
日が差し込めておるぞ。

手放せよ。
自分から手放せよ。

嬉しくなるぞ。
変われるぞ。
変われたなら
楽に生きれるぞ。

どうじゃ、
そなた手放せるかのう。

人民
いよいよ
ふるいにかけるぞ。

死して救われる人、
生かして救われる人、
色々じゃ。

そなた、
縁在る故に
ここへ参りて居(お)ること
判るかのう。

ひふみよいむなやこと。

あやわやわ。

うるうるう。

おろおろお。

この言(こと)、
愛する日に致す事、
申して居(お)るぞ。


二〇〇七年四月四日
天の日月の神 
ウシトラコンジン