「め」の巻


みなみな
いずれ判る
と申して居(お)る
であろうが。

いずれ判るとは、
そなたが
何者であるか
ということぞ。

なにもかれも
明らかとなりて、

うれしうれし
たのしたのし
じゃなあ。

これは、みな
これまで
隠してありた
ことゆえ

申すには、
それだけの
時期が
必要でありた。

その時期
来ておる
ゆえに
申すのじゃが、

その言(ことば)、
毒となる
人民
まだ多いゆえ

判る者には、
判るように
致して
おること
御理解
下されよ。

信じる、
信じぬ、

いずれも
因果じゃ。

そなたの
御魂相応
のことより
理解出来ん
道理じゃぞ。

理解出来ん故に

認めん。
邪教じゃ。

と申す人民、
そなたは
判らぬのは、

いつも
そうやって
駄々(ダダ)をこねて
ばかり居るゆえ

いつまで
経っても
判らんのじゃぞ。

草木は
花を
つけんのじゃぞ。

花咲かす
には、

咲きたくなる
思いが元
と申しておろう。

何も彼も、
元正さねば、
誠の花は
咲かん
のじゃぞ。

誠の花、

どれほど
美しくて
どれほど
ありがたいか。

早う
艮金神
おろがめよ。

狭くて
小さい神様に
囚われて
おいでじゃ。

何も無い
ところに
命は
芽生えんのぞ。

これから
生まれ来る子は、

みなみな
親より
智(ちえ)高き方
ばかりぞ。

子に
御教え
頂けよ。

みなみな
大人は
子に
頭下げて
学びなされ。

目に見えること
ばかり
信じておる
人民、

これからは
己の子に
御教え
頂けよ。

霊が先ぞ。

肉体

霊の入物。


無ければ、
肉体
無いのじゃぞ。

これ判れば、
ひとつ
進んだこと。

続いては、
霊は、己ぞ。

みなみな
霊ぞ。

これ判れば、
みなと
仲良く
なれる
始めとなる。

獣、

草木、

虫けら、

みなみな
霊ぞ。

そなたら
生きてゆくに
必要な世界
作っておる
大事な役目
貰っておる
生命ぞ。

人は、
ただただ
みなに
感謝致し

うれし
うれしと
お暮らし
下されよ。

なにもかれも
みなみな
有り難い
のじゃから、

粗末に
致すなよ。

みな
今まで
大きな
勘違い
致して
おったのじゃ。

そのこと
お判りに
なったら、

霊人共に
生きる
こととなるぞ。

神は、
そなたら
愛しく思う
親じゃ。

命育む
御役目致す
命そのものぞ。

どうじゃ、
判りたか。

幼子に
聞かすよう
申しておるは、

そなたら
みなみな
赤子となり行く
はじめ
となるゆえ

手放し
致して
赤子となりて、

親元へ
参りなされ。

素直に
お聞き
下され。

世は
大きく
変わったぞ。

目に見えて
これより
変わりて
来るぞ。

みなみな
うれし
うれし
たのし
たのし
となりて、
唄歌いなされ。

これから
難なく
暮らせる
有り難い
ミロクの世
となったぞ。

いつまでも
しがみ付いて
おられ
なすなよ。

手放せば
嬉しく
なるのじゃぞ。

みなと
仲よう
しなされ。

一人では
何もできん。

嬉しく
ならんのう。

ひとり
ふたり
さんにんと

友を
作りなされ。

己、広がるぞ。

友とは、
己であるぞ。
鏡であるぞ。

みなみな
友となれる
御魂ばかりじゃ。

草木、

虫けら、

友となれるぞ。


みなみな
仲よう
いたされ。

殺すでないぞ。

食うでないぞ。

殺すと
己殺すこと
と同様ぞ。

どうじゃ、
仲よう
出来るかのう。

それぞれ
みなみな

うれし
たのし
なりなる秘文。

相手を
己と
思いなされよ。

何処までも
鏡じゃぞ。

己じゃぞ。

愛しなされ。

感謝しなされ。

それが
出来たら、
神人じゃ。

神は
喜びじゃ。

喜び
生きる
神人じゃ。

それが
出来たら、

この世
すべて
みなに
お任せ致し、

大神は
隠居暮らしぞ。

いよいよ
あっぱれ
あっぱれ

誠神世の
御映しぞ。

うれし
うれし

たのし
たのし
またうれし

またうれし

またうれし

ひふみ

よいむなや

ここのたり。

うるうるう

おろおろお

ここのたり。

ひふみ

よいむなや

ここのたり。

うれしうれし
たのしたのし
生きる喜びぞ。


二〇〇七年四月二十八日
大日月地大神
うれしうれし
たのしたのしぞ