「ひ」の巻


これまで
のこと

申しても
判らぬ者

現れる
から

気付け
なされ。

それぞれ
の癖、

なかなか
手放せぬ
ゆえ

もがき
暴れる
のじゃ。

まだまだ、
大暴れ
ありますぞ。

ここに
雛形出てきて
居るように


判らぬ者、
判らぬ
のではなく、

判ろう
とせぬ神


仕えて
おる者
である事

映して
おることに
自ずと
気付くで
あろうぞ。

他を罵るは、

罵(ののし)ること
好む神


御仕えの
輩(やから)に
好まれて
おいでじゃ。

魔物じゃぞ。

魔物に
食われて
おる輩(やから)
多いのう。

この国

宗教


みなみな
魔物

食われ

好(よ)い
ように
操られ
放題じゃ。

救世主
と申して、

それぞれの
私腹肥す事
ばかり
お考えで
あるが
故に


判らん
ように
まで
成り下がって
おること、

早よう
お気づき
下されよ。

そなた、
このこと
ようく
読んで
下されよ。

そなたに
付いた
魔物
暴れて
居(お)るぞ。

魔物も
みなみな
救う
から

しっかり
褌(フンドシ)締めて
おざれ。

申す
だけ
なら
誰でも
出来るぞ。

この者
使うて、
そなた
救うぞ。

こうして
入物(イレモノ)と
なりて居(お)る
この者。

何も
考えず、

こうして
わしの体と
なりて
居(お)るのじゃ。

判りたか。

このわしを、
魔物と
申す
そなた。

笑われ
ますぞ。

表に出て
己の顔を
見せ
名申して
みよれ。

それが
出来れば、
聞いて
やるぞ。

この者、
全て
任せ致し、

みなの前

申してきて
おること、

まだ
判らんか。

この者、

みなに
何言われ
ようが、

馬鹿に
されようが、

人に
気違いと
言われ
ようが

我と
共に
在ること、

喜びに
変えての
お役目じゃ。

出来るもの
少ないのう。

人に知れん
苦労多くさせ、
みなみな
救う為、

みなに
出来ぬ苦労
日々して
おる者じゃ。

そのこと
申せば
切り無い
なれど、

金儲けや
名売りたさに
神事しておる
御魂では
ないぞ。

健仁、
そなたは
みなに
笑われても、

陰口
言われても
みなを救う
お役頂きたい

と願い
こうしてある。

そなたは、
何も馬鹿に
される
言われは
無いの
じゃが、

判らぬもの

九分九里
じゃから

色々
言われる
事あると
申して
置くぞ。

文句
ばかり
申す輩(やから)、

みな
魔物の
手足
となりて

尻の毛
抜く腹
じゃから、
安心
致されよ。

そなたは
みな愛する
唄歌とうて
おれよ。

声出ぬ
のも、
もう暫くの
辛抱ぞ。

善き
学びの
機会
与えられて
おるの
じゃから

悪く
申すで
ないぞ。

うれし
たのしと
御役目
なされて
くだされよ。

恨(うら)み辛(つら)み
より
質(タチ)悪いは、

僻(ひが)み妬(ねた)み
他を悪く
申す
魔物の
想念じゃ。

悪しき
癖じゃぞ。

この世、
魔物の
世と
なって
居るが
ゆえに

当たり前
のように
みな
口にする
なれど

言魂、
己の
想念の
家主
であること
判りたか。

ようく
腹に在る
者に
問うて
みなされよ。

動くぞ。

暴れるぞ。

そのうち、
のた打ち回るぞ。

ひふみよい。

これ、
その輩(やから)に
聞かせ
なされ。

何度も
聞かせて
みなされよ。

みぞおちに
魔物
溜まるぞ。

手当てて
ようく
言い聞かして
みなされよ。

これからは、
大勢
現れるぞ。

いよいよ、
魔物、

大勢
現れますぞ。

神々様、
霊人様方
いよいよじゃぞ。


二〇〇六年一二月八日
天の日月の神 記す