Muw&Murrue

 凍れる夜の物語 07
 いく月も時が流れ、マリューはようやく東の国まで戻りました。
 馬を売ってしまった所為で色々と苦労しましたし、何より目が見えないのが旅を困難にしました。
 でも、マリューはついに彼の国へと戻ってきたのです。

 街は、子供の頃にいなくなった皇子の帰還で楽しげに、お祝いムード一色でした。嬉しくて、マリューは近くにあった屋台で甘いお菓子を買いながら、屋台の人に話しかけて見ました。
「こんにちわ、すごいお祭りね。」
 それに、一目彼女をみた屋台のオヤジさんは顔をしかめました。
 とてもちゃんとお金を払ってくれるような身なりには見えなかったのです。
 でも、彼女がきちんとお金を(しかも金貨で)払うのをみて、態度を変えました。
「ああそうさ。なんせ十数年も行方不明だった皇子が、王様の目の前に現れたんだからな!」
 お釣とお菓子の金平糖を貰ったマリューはくすっと笑いました。
「お嬢さん、知ってるかい?皇子が現れた時の話。」
「え?」
 それにマリューは首を振ります。
 屋台のオヤジさんは、まるで自分がそれを見てきたような口ぶりで話しはじめました。

「なんでも、ここいら一体で有名だった、金色のオオカミを連れた魔法使いが、王様に呼ばれてお城に行ったんだ。」

 こっそり、マリューは息を飲みました。
 あの、魔法使いです。

「それでな、王様が、お前の一番得意な魔術を披露せよ、と仰せになられた。」
 そこでだ!と、店主は手を握り締めました。
「魔法使いは、承知しました、と告げて巨大な竜を呼び出した。」
 手を鉤型にして、オヤジさんは熱弁を振るいます。
「そうしたら、その巨大な竜に、彼の飼っていた金色のオオカミが飛びついたっていうから、凄いじゃないか!」
 そこで、暫く竜とオオカミの対決があって、遂にオオカミが竜を打ち負かした!
 オヤジさんは興奮したように手を振り回します。
「その時だ!魔法使いが突然奇声を発し、なにやら呪文を唱えたんだ。」
 そうしたら、どうなったと思う?

 にこにこ笑いながら見詰められ、でもそんな事も見えないマリューはちょっと首を捻りました。
「魔法使いが・・・・消えたのね?」
「そうなんだよ!」
 店のオヤジはぽーんと一つ膝を打ちました。
「消えちまったんだ!跡形もなく。あの金色のオオカミも、竜も!そしてその場に、皇子が姿を現したって話だ!!」

 よかった・・・・・・。

 マリューはこぼれるような笑顔を浮かべました。
 その時、魔法使いは自分の魔法と共に、最果ての島へと大急ぎで戻り、そして永遠に朽ち果てたのです。
 だから、ネオの呪いも解けたのです。
「それで、このお祭り騒ぎなんですね?」
 持っていた金平糖をかり、とかじって、マリューは嬉しそうに微笑みました。
「それもあるけど、皇子の婚礼のお祝いのほうが、もっぱら中心だな。」
「・・・・・・・・・え?」
 それに、マリューは凍りつきました。これからネオに会おうと思っていたマリューはその一言に、ひどく動揺しました。
「婚礼・・・・・?」
 オヤジが悲しそうに告げます。
「皇子はね、行方不明だった十数年の事を何一つ覚えていなかったんだ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
「でもね、それでもいいって、北の国の王様が、是非自分の娘を嫁に貰ってくれってさ。」
 それで、まとまった話なんだよ。


 マリューは足元が崩れ落ちるような感覚に見舞われました。
 そんな・・・・・・・・。

 こんなにマリューは頑張ったのに。
 それでもマリューはネオと一緒になることが出来ないなんて。

 街は晴れやかに浮き立っています。マリューは暗く重くなった足を引きずって、数ヶ月前に泊まった宿へと引き返しました。
 また戻ってきたマリューが、前と酷く身なりが違っていて、宿の人は心配そうでしたが、マリューはそんな事に気がつかないほど落ち込みました。
 でも逆にいいのかもしれない。

 ふとマリューはそう思いました。

 もう物を見ることも出来ず、今のみすぼらしい自分なんかより、華やかで美しい人の方が、彼のような素敵で、立派な人には似合うのかもしれない。

 それでも、悲しみが胸を焼いて、でもマリューの見えない眼では泣くことが出来ませんでした。

 マリューは一人浮かれた街で、悲しさにくれて膝を抱えました。








 突然元の姿に戻ったネオは、本当に何一つ覚えていませんでした。

 ネオ、という名前も。

 彼の本当の名前はムウなのです。
 周りからムウと呼ばれ、よかったといわれる反面、どうしても何か忘れているような気になるのです。

「なんだっけ・・・・・・・。」
 そもそも自分が今までどこで何をしていたのかも、あまりよく思い出せません。


 ただ、悲しくて仕方の無かったことが一つ、あったような気がしました。


 身が引裂かれるような・・・・・何かを失ってしまうような、そんな悲しみと痛み。


 でもそれがなんなのか、ムウには判りません。ただ、自分が現れたときに持っていたという紺色の布のきれっぱしをみると、何故か胸がほっと温かくなるのです。

 自分の部屋で、星の散らばる夜空を眺め、時々手に持ったその布を見ながらうんうん唸っていると、侍女の一人が、お菓子をもってやってきました。
「ありがとう。」
 お礼を言って紅茶とクッキーを手にして、ふと、ネオは空を見上げました。

 星空の端に、キレイな満月が浮かんでいます。

「・・・・・・・・・・・あの月、舐めたら甘いっていうの、知ってるか?」
 知らずに、ムウはそう侍女に訊ねていました。
「いいえ。」
 彼女が微かに困惑して言います。
「・・・・・・・・・・だよな。」
 掠れた声でムウは呟き、首を捻りました。
 それから手元のクッキーに目を落とします。
「・・・・・・・・・・・これじゃない。」
 小さく言われた言葉に、「え?」と侍女が眉を寄せます。
「これじゃない。」
 静かに皿を側のテーブルに置き、ムウは侍女を下がらせてベッドに寝っ転がりました。

 これじゃない。

 そう、ムウの好きなお菓子はこれじゃないのです。
 唇を噛み締めて、ムウは枕に顔を埋めました。

 何か違う。
 何か本当に、凄く大切な事を忘れている。

 それが何か思い出せず、ムウは布を握り締めたままいつしか眠りの中に落ちていきました。

 その日、ムウは夢を見ました。

 見知らぬ女性が、肩を震わせて泣いているのを・・・・・・・。

 その夢の所為で、ムウの何かを忘れているのでは、という思いは大きく膨らみ続けるのでした。








 マリューは何度かお城の側まで近づいて、見えない眼で何かを知ろうとしました。けれど、彼女の元に聞こえてくるのは皇子の婚約を祝う言葉ばかりです。
 賑わう街の中をよろけるように歩きながら、マリューは戻った宿屋の女将さんにこう、切り出しました。
「私は目がみえませんから、何もお役に立たないかもしれません。でも、どうかここで雇ってもらえませんか?」
 彼女の申し出に女将さんは弱ったように眉を寄せました。けれども彼女がとても熱心に頼むので、とうとう彼女を水を汲んだり薪を焚いたりする裏方に雇いました。
 目が見えない彼女を店番にすえるわけにも行かないし、大切なお皿を扱わせるわけには行かなかったのです。

 マリューは見えないなりに一生懸命働きました。
 ネオが結婚するのは仕方の無いことだとして、でも、見えなくても側に居たかったのです。
 彼と同じ空気を吸って、同じ場所に生きられるのならそれでいい。
 そう思って、マリューは共同の井戸まで水を汲みに行ったり、薪を割ったりして働きました。
 時々皇子は外出するらしく、馬の上から人々に手を振ったりするのに彼女は、水を汲む途中で行き当ったりしました。
 そういう時、マリューは目が見えなくても、太陽のような温かさを感じる事が出来ました。
 よく、抱きしめてくれた、彼の暖かさと、それはそっくりでした。
 ネオが居る方向は、人々のさざめく声を聞けばわかることです。桶を担いだまま、マリューはそちらに顔を向けて、にっこりと笑いました。
 ゆっくりと通り過ぎる彼の、金色の暖かさを感じて幸せで、嬉しくなったのです。

 そして。

 実はそんな風に馬で通りを行き過ぎるとき、ムウは風に混ざる甘い香りにどきりとする事がたくさんありました。
 その香りは優しくて、いいにおいです。それを感じると、どうしてもその持ち主を抱きしめたい気に駆られるのです。
 それと、とても懐かしい気持ちにも・・・・・。

(誰だろう・・・・・・俺はこの人を知ってる気がする・・・・・。)
 そのたびに、彼は持ち主を馬の上から探すのです。

 でも、その時にはもう、マリューはその場に居ません。忙しい宿屋の仕事をしている彼女が、ネオのために立ち止まっていられるのはほんとうに少ない時間だったのです。


 誰だろう・・・・・・・。


 どうして懐かしく思うのか。そしてその人が誰なのか。それを知りたくて、ムウはある計画を立てました。






 ある秋のよく晴れた日。食堂の裏で、女将さんが作った、ジャガイモのシチューを食べていたマリューは、中でお客さんが大声で話をするのを聞きました。
 なんでも、明日、皇子が街を散策されるというのです。
 たくさんの人が、彼をお祝いしたくて、毎日お城に詰め駆けるのを見た皇子が、自分で出向くと言い出したのだとか。
 お客さんたちは、一目皇子を見よう、祝福しようと興奮気味に話しています。

 マリューの胸がどきどきしてきました。

 もしかしたら、これが最後かもしれないと思ったからです。彼と触れ合える、本当に最後かもしれない。

 そう思うと、胸がぎゅっと痛くなって、マリューは力いっぱい木彫りのスプーンを握り締めました。
「どうしたんだい?マリュー。」
 そんな彼女の様子に、女将さんが声を掛けます。
「あの・・・・・・。」
「ああ、ひょっとして皇子の事かい?」
 彼女も若い娘です。婚約してしまったとは言え、キレイな皇子に興味があるのだろうと、女将さんは声を上げて笑いました。
「いいよ、マリューは働き者だから、明日一日お休みにしてあげる。」
 ムウさまを、思いっきり祝福してさしあげなさい。

 女将さんの優しい言葉に、マリューは言葉も出なくて、ただ一つこっくりと強く頷きました。

 さあ、こうしていられません。



 大好きなネオの婚約をお祝いするために、自分も何かしなくては・・・・・・。


 その日の夜、お客さんたちも女将さんも寝静まった後、マリューは寝ないで一人、台所を借りて、ネオへの贈り物を用意しました。
 目が見えない所為で何度も形に失敗したり、味を失敗したりしましたが、とうとうマリューは、白々と夜が明ける頃に、贈り物を作り上げました。

 そう。
 ネオの大好きなあの、満月のように黄色くて甘い、ビスケットです。

 それを手に、マリューは夢中で外に出ました。バラ色に空が染まる、キレイな朝です。今日も一日、良いお天気だとわかる、とても気持ちの良い朝です。

 朝も早いのに、街道にはもう、たくさんの人で溢れていました。
 若くてきれいな娘さんたちが、小鳥のような声でおしゃべりをしています。色取り取りの、花のようなドレスを身にまとった娘たちを、マリューは容易に想像する事が出来ました。微かに風に、おしろいの甘い匂いも混ざっています。
 どの娘たちも、綺麗に髪を結い上げ、美しく化粧をし、着飾って街角に立っていました。

 でもマリューが着ているのは、毎日丁寧に洗い、何度もつくろった古びた洋服です。エプロンの裾が少し汚れているそれをはたきながら、マリューはちいさくなって彼女たちと少し離れた道の端に立ちました。

 いいのです。
 彼に思い出してもらわなくても。

 ただ、大好きな思いを込めて作ったこの、ビスケットを貰ってもらえればそれで。

 華やいだ空気の中で、マリューは俯いてすごしました。でも、その胸はどきどきと高鳴っていました。




 沿道にたくさんの人が詰め掛けて、ムウの帰還と婚約を祝福しています。彼は外に出ると、彼等から、たくさんの贈り物と、たくさんのお祝いの言葉を貰いました。

 一人一人に笑顔で答えて、彼は手を握っていきます。

 お菓子や金細工や反物や、いろいろなものをムウはたくさんの人から貰いました。
 おしろいの香りがする若い娘たちかから、心のこもった贈り物を貰い、お礼を言いながら、ムウはあの懐かしくなる甘い香りを探していました。
 でも、街中を巡り歩いても、たくさんの甘い香りには出会うのに、あの、懐かしくなる、抱きしめたくなる香りには出会いません。
 そして、街中を歩ききり、とうとう一番最後の道の、一番端っこにまで来てしまいました。
 幾分落胆するムウは最後の一人の前に立ちます。ぼろぼろの格好をして、眼に包帯を巻いた若い娘さんです。
 彼女の手は傷だらけで、元は白かった足も土ぼこりと日に焼けて黒くなっていました。
 彼女の栗色の髪のが風に舞い、ムウはちょっとだけそのキレイな髪に見惚れました。
「これを・・・・・お祝いです。」
 は、と気付いて、ムウは笑顔をつくると、目の見えない彼女のために、出来るだけ感情を込めて「ありがとう」を言いました。
 微かに彼女の手は震えていました。
 その手から受け取ったものに、ムウは凍りつきました。

 まん丸な形をした、黄色のビスケット。

 ふいにムウの口の中に、甘いハチミツの味がしました。

 彼は空色の瞳を大きく見開いて、栗色の髪の、眼の見えない女性を見詰めました。
 ふうわりと、あの、甘い香りが鼻をくすぐります。
 どきりと、一拍だけ強くムウの胸が鳴りました。

 思わず手が動いて、彼は彼女の白い頬に手を触れました。

 電気のような物が、指先から流れ込み、欠けている何かが、鋭く痛むのを、ムウは感じました。

 酷く酷く重要なこと。

 絶対に忘れてはならないこと。

 忘れる事が出来ないこと・・・・・・。

「泣くな・・・・・・・・。」
 次の間には、言葉が、ムウの意識とは裏腹に口から滑り出しました。
 感情が突き上げて、気付けばムウは、甘い香りに導かれるようにしっかりと彼女を抱きしめていました。
「泣くな・・・・・・ごめん・・・・・。」

 言葉が溢れます。

「ゴメン・・・・・俺が悪かった。」
 彼は大声で叫びます。
「だからもう、これ以上泣くな、マリュー!!!!」


 ムウは、自分の中に、ネオだったときの事・・・・・・オオカミだった時の事が流れ込んでくるのを感じました。
 そして力いっぱい彼女を抱きしめたのです。

「もう俺はどこにも行かない!行かないから・・・・泣かないでくれ!」






 ムウは大急ぎで彼女を自分の城まで連れ帰ると、全ての人間に婚約の中止を訴えました。
 驚く一同を尻目に、ムウは彼女を抱き上げて自分の部屋へと連れて行きます。
 そして、ありったけの侍女を呼んで、お湯を持ってこさせると、彼女を湯浴みさせてやりました。

 しばらくして、真っ白な頬を上気させたマリューが姿を現しました。キレイな白いドレスを着ている彼女は、髪の毛もふんわりして思わず抱きしめると、あの時と同じ甘い香りがしました。
「マリュー・・・・・・・・。」
 言葉に詰まるムウを、マリューはそっと抱きしめ返しました。
「忘れられて、悲しかったわ・・・・・。」
「ごめん・・・・・・。」
「でも、それよりもね。」
 そっと顔を上げた彼女の手が、ムウの顔を撫でます。微かに傷跡を感じて、ああ、ネオなんだとマリューはじんわりと暖かい気持ちになりました。
「貴方が人間に戻れた事の方が嬉しいの・・・・・・。」
「マリューのその目は・・・・・・どうしたんだ?」
 彼女を抱き寄せてベッドに腰を下ろしたムウが、そっと訊ねます。
「これは・・・・・・・・・。」
 それに、マリューはムウを助けるためにした事を小さな声で話しました。

 自分の所為で両目を失ったと聞いて、ムウはショックを受けました。傷の残る彼女の手も足も、その時の旅の所為なのです。
「マリュー・・・・・ごめん・・・・・・。」
 ムウは彼女を抱きしめて、泣けない彼女の代わりに泣いてあげました。顔を上げるマリューの頬に、それは暖かい雨となって降り注ぎます。
 彼の涙が、マリューの見えない眼にあたります。

 暖かな感触。
 日差しのような感触。

 太陽の光を、マリューは感じました。

 柔らかい、私だけの太陽・・・・・・。


 そう思った瞬間、マリューはぱあ、と目の前で光がはじけるのを感じました。

「え・・・・・・・・?」
 ぼんやりと明るく、世界が見えます。
「ネオ・・・・・私・・・私・・・・・・。」
「え?」
 彼女を抱きしめていたムウが顔を上げます。
「私・・・・・。」
 マリューはもどかしそうに包帯を取りました。ぱあ、と光が弾け、マリューは痛む目を押さえ、恐る恐る目を開きました。

 驚いた、ムウの顔がこちらを見詰めています。

 金色の少し長めの髪の毛も。
 全てを飲み込んでしまうような空色の瞳も。
 そして、左頬に走る傷跡も、全部全部マリューは見ることが出来たのです。
「マリュー・・・・・。」
「ネオ・・・・・・・・・私・・・・貴方が見える!」


 嬉しくて嬉しくて、声にならない声を上げて、ムウはマリューを力いっぱい抱きしめました。


「マリュー・・・・・・。」
「ネオ・・・・・・・。」


 愛してる。


 その言葉を伝えるように、二人はそっと唇を重ねました。



 ああ、ようやく。

 ようやくこれで二人は結ばれる事が出来たのです。














 さて、この凍れる日に始まったお話も、これでお終いです。
 ネオとマリューはちゃんと式を挙げて、たくさんの人から祝福されて、辛い事も悲しいことも嬉しい事も楽しい事も、みんなみんな二人で分けあって暮らしていきました。

 そして時々。

 本当に時々。

 彼らはマリューのお母さんに魔法を掛けてもらって、小さなアイボリー色のウサギと、立派な金色のオオカミになると森の中の小さな家で数日を過ごしたりしました。

 オオカミとウサギのカップルは風変わりでしたが、二人があんまり仲睦まじいので、動物の街のみんなも、次第次第に祝福してくれるようになりました。

 こうしてネオとマリューは、人間からも、そして動物たちからも祝福を受ける、とても素敵な夫婦になったのです。



 ただ、その事を知っているのは、マリューとネオの二人だけと、これを読んでるあなただけなのです。

 あなたの街のどこかに、彼ら二人はひょっとしたらウサギとオオカミの姿で現れるかもしれません。

 その時はどうか、この二人を祝福してあげてください。






(2005/11/17)

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