Muw&Murrue
- 14日の規約
- なんでそんなセリフがマリューの口から飛び出したのか、考えてもムウには分からなかった。
何か酷い事をしたわけでも無いし、嫌われるような事をしたわけでもない。
もちろん、浮気をしているわけでもない。
ただ普通に、いつのもようにスーパーで一緒に買い物をして帰ってきただけだ。
もっとも、違う点があるとすれば、それは二人が一緒に住み始めたことくらいだが、それが今更作用しているとは思えない。
(何が悪かったんだろ・・・・・。)
うーん、と顎に手を当てて、首を捻りながら、彼は職場でもある学校の廊下を歩いていた。
と、その時である。
「フラガ教〜〜〜官!」
廊下の端にある階段を上がってきたらしい、女生徒数名が、ムウの姿を認めて走ってくる。
マズイ!!
「え?」
その瞬間、ムウは酷く真剣な顔をすると、全身を使って「こっちにくるなっ!」と表現して見せた。
「な、なんですか?」
だが、それの意味が分からない彼女たちは、走る速度を落としはしたものの、ゆっくりとムウに向かって歩いてくる。
「教官?」
首を傾げる彼女たちに、ムウは徐々に後ずさると、ばっと身体を翻して廊下を駆け出した。
「ちょっ!?ふ、フラガ教官!?」
それに慌てた彼女達が、走り出す。
「待ってください、教官!?」
「待てない理由が俺にはあるんだよ!」
「何でですか!?」
一定の距離をとり、振り返ったムウは、「じゃあ、」と声を荒げた。
「お前ら俺に何の用だ?」
変に身構える担任に、彼女たちは「え〜?」とか「そりゃあ。」などと互いに顔を見合わせてくすくす笑ったりしている。
「今日、何の日かご存知でしょう?」
上目遣いに聞いてきたのは、ポニーテールの金髪が、窓から差し込むお昼の光に輝く少女。
18くらいの彼女は、もうすっかり大人の女の体型をしている。
「今日は、ね?」
「フラガ教官が知らないわけないでしょう?」
じり、と距離を縮められて、ムウはとりあえず笑顔を見せた。
「バレンタインのチョコなら、受け付けないぞ。」
「何でですか!?」
それに、憤慨したように金髪の女の子の隣に立つ、ゆるくウェーブのかかった、セミロングの少女が眉を釣り上げた。
「朝からずっとそう言ってるって、聞きましたよ!」
ムウが勤める学校は、その内容から女生徒の割合が非常に少ない。だから、先輩も後輩も関係なく、みな顔なじみで、独自のネットワークを持っていたりするのだ。
朝から「受け取れない。」の一点張りで、「義理ですよ!?」と半ば怒鳴るように言われもしたが、それでもムウは頑なに受け取らなかったのだ。
「私たち、教官のためにわざわざ手作りでチョコレート、作ったんですよ!?」
「それ、受け取ってくれないんですか!?」
眉を吊り上げる彼女たちに、ムウは「俺だって穏便に済むんなら受け取るよ!」と心の中で毒づく。
そう。
マリューが、あんなこと、言わなければ・・・・・・。
「へー、もうすぐバレンタインか〜。」
二人で夕飯の買い物をしながら、スーパーの中を歩いていると、不意にムウが立ち止まった。顔をあげたマリューは、彼が指差す先にある、バレンタインの特設コーナーに目を細めた。
「・・・・・・・・欲しいですか?」
「欲しい。」
即答されて、マリューはまじまじと男の顔を見上げた。
「ああいうの、貴方たくさんもらってませんでした?」
「うんまあ。」
その返事に、マリューは微かに眉を寄せた。だが、それに気付かずにムウは続ける。
「毎年結構貰ってさぁ〜。甘いものは嫌いじゃないからいいんだけど、彼女が居ないときなんかもう、半端じゃない量で、しばらくチョコレート見るのも嫌だったよ。」
口の中、甘々、なんて言いうムウに「そうですか。」とマリューが冷ややかな声で告げた。
「え?」
流石にそれに気付いたムウが、どきっとして彼女のほうを振り向く。
「あ・・・・・・と、でも今年は一個でいいかなぁ?」
誤魔化すようにニッコリ笑うと、「そうなんですかぁ?」と半眼で睨まれた。
「そうそう。もう、たった一個、子供のお菓子みたいなのでもいいかなぁ?」
上ずった声で答えると、マリューがにっこりと笑みを浮かべた。
「そ。」
それに、ほっと胸を撫で下ろしたのも束の間。
「じゃあ、貴方が一個もチョコレート、もらえなかったら、私がとびっきり美味しいの、あげますわね。」
「ああ・・・・・・・って、えええええっ!?」
思わずがっしりマリューの肩を掴むと、彼女は涼しげな顔でムウを見上げている。
「だって、他の人からのはいらないんでしょう?」
「え?あ・・・・・・俺・・・が欲しいのはマリューからだけだし・・・・・。」
「なら、問題ないわよね?」
さって、今日の晩御飯晩御飯・・・・。
そのまますたすた歩いて行くマリューを、思わずムウは追いかけたのだが。
「なあ・・・・・一個ももらえないってのは、なしにしようぜ?」
「毎年大量に貰ってる人が、今年は一個って事はありえないでしょう?」
だったら、一個はOKなんて条件自体意味が無いと思いません?
「・・・・・・・・・まあ・・・・・・。」
「それに。」
かごにお肉のパックを入れながら、マリューはぽつりと呟いた。
「そんなに沢山もらえるのなら、私からなんて要らないでしょう。」
「へ?」
あれこれ、マリューからチョコレートを貰う算段を考えていたムウは、マリューの台詞に振り返る。
「何?」
「何でもありませんっ!」
頑張ってくださいね!
噛み付くように素っ気無い解答をされ、ムウはがっくりと肩を落とすのだった。
そんな風に、ムウがマリューからのチョコレートを貰うために必死で逃げ回っている頃、マリューは家に居た。
今頃苦労してるんだろうな、なんて思いながら、さっき買ってきたものをテーブルに並べていく。
純粋に嫌だったのだ。
毎年貰う沢山のチョコレート。それはつまり、それだけの女性が彼の事を目に留めて、こういうイベントに物を上げても良いかな、なんて思っているのだという事を、まざまざと突きつけられた気がしたのだ。
(・・・・・・・・・・・。)
自分は確かに、そんな女性達からしてみれば、一歩どころの話では無いほど、彼の近い所に立っている。
でも、その彼女たちと何が違うのかと言われると、違いが今ひとつ分からない。
私より素敵な人が、もしかしたらムウにチョコレートを上げて、告白するかもしれない。
(・・・・・・・・・・・。)
それが嫌だから、あんな事を言ってしまった。我ながら、馬鹿げた嫉妬だ。しかも。まだ起きてもいない事実に対して。
ぎゅっと布巾を握り締めて、マリューは、ふる、と頭を振った。
そう。
そんな事、あるはずないのに。
そんな思いに捕らわれて、わがままで、子供みたいな条件を出すなんて。
ごそごそとスーパーの袋を探り、彼のために作る、チョコレートケーキの材料を手に取った。
「あんなこと言っちゃって・・・・・・謝らなきゃね。」
仕方ない。
彼が紙袋一杯のチョコレートを貰ってきても、許してあげよう。
自分の好きな人が、それだけもてるのだって事、自慢に変えてしまおう。
小麦粉をきっちり測りながら、マリューはケーキを作り始めた。
俺ってやれば出来る子なのかも〜。
いささか壊れ気味の思考で、ムウはうんうんと頷く。ようやく授業は終り(最後は男子パイロットのシュミレートチェックだったのだ)、ムウはもう誰にも捕まるまいと、大急ぎで職員室へと駆け込む。
「フラガ〜、お前今年は」
「俺、今年ゼロ。」
「え?」
ムウと肩を並べるくらい人気がある同僚(しかし恋人募集中)が、生徒や教員から貰った物を見せびらかすように、紙袋の口をあけるも、彼の台詞に凍り付いた。
「ゼロ!?」
「そー、ゼロ。」
すっげー嬉しいよ、俺。
「・・・・・・・・・。」
うきうきするムウを横目に、同僚は「こいつ熱でもあるのか?」と眉を寄せた。
「本当にゼロなのか?」
「ほら。」
そう言って彼はデスクの上においてあった自分の鞄をぱっかり開けて見せる。
書類やらディスクやら財布やら、必要最低限の物以外、そこには入っていない。
「ゼロ!?お前が!?」
「我ながら頑張ったと思うよ。」
じみじみ告げる目の前の男に、同僚は困惑する。
「頑張るって何がだよ!?」
もらえるように頑張るのは分かるが、もらえなくするように頑張るなんて話は聞いたこと無い。
「それがさぁ、」
今年はたった一個。
大本命からもらえるのなら、十分だ。
嬉しくて、軽くスキップでもしそうな勢いで、職員室の隣にあるロッカーにコートを取りに行く。
「今年、俺」
がぱ、と扉を開けた、その瞬間。
「あ。」
ロッカーが雪崩を起こした。
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
「なんだお前。結構貰ってんじゃん。」
どささ〜っとロッカーから崩れ落ち、足元に小山になっているチョコレートの包みを、ムウは唖然として見詰めた。そんな彼をあざ笑うように、タイミングを逸した一個が、こん、と頭の上に落ちてくる。
ご丁寧にカードまで付いているそれには、例の女性教員の名前とキスマークが・・・・・。
「そういや、女の子、結構職員室行ったり来たりしてたな・・・・・。」
しゃがみ込んで、ムウの頭を経由し、床に落ちた一個を手にとって、うんうんと同僚が頷く。
「・・・・・・・・・・・・。」
それを贈った女性教員がなにやら手配してたぞ、と笑顔で言われて、ムウは詰めが甘かった、とがっくり肩を落とすのだった。
「良かったなぁ、フラガ。吃驚企画で!」
「慰めになっとらんわ!!」
待てど暮らせど帰ってこない。
「・・・・・・・・・・・。」
時計の針は、後五分で20時半を指そうとしていた。
一緒に暮らし始めてから、こんなに遅くなる事は稀だった。残業で遅くなる場合はきっちり連絡をくれたし、飲み会は一次会で切り上げるから、大体20時には帰ってくる。
その場合も、ちゃんと連絡はくれた。
なんの音沙汰もなく、帰ってこないムウ。
折りしも今日はバレンタイン。
もしかして、とマリューの胸の裡に、払拭したはずの不安が顔を擡げてきた。
もしかして・・・・・・誰か素敵な人が、ムウにチョコレートを渡して・・・・それが媚薬かなんか入っていて、そしてそして、我慢できなくなったムウを、ホテルに誘って・・・・・・・。
がったん、と椅子を蹴立てて立ち上がり、マリューはあわあわと電話に飛びつく。
どうしよう?あんな変な条件をつけたから、ひょっとしたら、そういう独占欲の強い女みたいに思われて嫌われたのかも。
もっと自由に恋愛できる相手と出会っちゃったのかも。
だって今日はバレンタインで、彼はすっごくもてるのだから・・・・・。
震える指でプッシュフォンを押し、マリューの胸が、響くコール音に痛くなる。
女の人が出たらどうしよう!?彼はシャワー中よ?とか言われたら・・・・。
「ムウ・・・・・ごめんなさ」
「マリュー、ごめ・・・・・。」
途端、リビングに響いた声に、マリューはがしょん、と電話機をたたきつけると振り返った。
「ムウ!!!」
リビングに踏み込んて、立ちすくむ男の体がふらっと傾き、マリューは慌ててムウの側に走り寄った。
「ど、どうしたの!?」
顔色が悪い。
「マリュー・・・・・ごめ・・・・・俺・・・・・。」
「え?」
「これ・・・・・・チョコレート?」
壁に右手を付いた状態で、辛うじて立っているムウが、はたはたと左手を振る。
空気を避けるようなその仕草に、マリューは気付いた。
「ええ。チョコレートケーキ・・・・・焼いたの・・・・・。」
「甘い・・・・・二オイが・・・・充満・・・・・し・・・・。」
「ムウ?」
青ざめた彼の顔を覗き込むと、限界、とばかりにムウが口を手で押さえた。
「ムウ!?」
「ごめ・・・・・吐いて来る・・・・・・。」
「ええええええええっ!?」
そのままよろけるようにトイレもつれ込むムウに、マリューは慌ててタオルとお水を用意するのでありました。
「全部!?」
「そー。全部。」
ぐったりとソファーに横になるムウのために、部屋中の窓を開けて換気をし、香りの元であるケーキを冷蔵庫に押し込んだマリューは、寒いのでコートを着てすとん、とムウの横に腰を下ろした。
「何個!?」
「20数えたところで嫌になった・・・・・。」
額にタオルを乗せて、いくらか良くなった顔色のまま言われて、マリューは絶句する。
「だってさ・・・・・・。」
そうしないと、マリューからの、もらえないだろ?
「・・・・・・・・・・だ・・・・・・だからって・・・・・全部いっぺんに食べる人がありますかっ!」
涙の滲んだ瞳で見上げられて、ムウは「だって・・・・・。」と言いよどんだ。
そう。
雪崩を起こしたバレンタインのチョコレートの山を、ムウは証拠隠滅、とばかりに全部食べてしまったのだ。
たかだか三時間の間に。
「鼻血でそうだったけどさ・・・・・捨てるわけにも行かないし・・・・・持って帰ったらマリューさんからもらえないし・・・・・。」
ロッカーに置いといたらくれた奴らに何か言われそうだし。
チョコレートの事を考えるだけで気持ちが悪くなって、うっ、と口を押さえる。その彼に、マリューは慌てて水を差し出した。
飲みながら、複雑な顔で自分を見詰めるマリューの頬に手を伸ばした。
「・・・・・・・・・・馬鹿。」
俯いた彼女が、ふるふると肩を震わせる。
「そーか?」
「馬鹿・・・・・大馬鹿っ!」
「酷いな・・・・俺、頑張って全部食ったんだぜ?」
「それで真っ青になってどうするんですかっ!?」
ぽろ、と涙がマリューの頬を伝い、ふえ、と泣き顔になると、横を向いている彼の首筋に顔を埋めた。
濡れて暖かい物が、首筋に当たる。その感触がくすぐったくて、気持ちが良かった。
「マリュー?」
「なんで・・・・・そんなの間に受けるんですか。」
「・・・・・・・・・・。」
「一言っ・・・・・そんな条件飲めない、って言えばよかったじゃないですか!」
「・・・・・・・・・・。」
「そんな我儘な女だと思わなかったとか、束縛されるの嫌だとか、独占欲の塊みたいな事いうなとかっ!そう言って私を怒ればよかったじゃないですか!」
具合悪くするくらいならっ!!
ぎゅっとムウのコートの肩の辺りを握り締める彼女の、くぐもった声に、ムウは小さく笑う。
「なんでさ?」
「だって・・・・・・私・・・・・わがままからあんな条件・・・・・。」
貴方を独り占めしたくて、あんなこと・・・・・。
ぼろぼろと涙を零すマリューの髪の毛に指をくぐらせて、ムウは吹き出した。
「・・・・・・嬉しかったから。」
「え?」
顔を上げるマリューの額に口付け、ムウは照れたように笑う。
「マリュー、俺にあんまりわがまま言わないから。」
ヤキモチとかも、妬かないしさ。
きょとんとするマリューの頬に手を当て、そっと涙を拭ってやる。
「それに・・・・・今年は一個ももらわなかった、って大手を振ってマリューから貰いたかった。」
「・・・・・・・・・・。」
「俺が欲しいのは、マリューからだけだって、証明したくてさ。」
けど、まあ、みっともねぇなぁ、俺。
あはははは、と苦笑するムウにマリューは、小さくしゃくりあげると俯いた。
「つか、食いすぎてチョコレート受け付けなくなっちまって・・・・・マリューが作ってくれたの、食えないなんて、ほんと、マリューの言う通り馬鹿だよな。」
「・・・・・・・・・・・。」
「ゴメンな?」
折角作ってくれたのに。
謝らないで。
私のために無茶しないで。
その言葉が出ず、マリューは自分のコートのすそを握り締めたまま、ぽつりと切り出した。
「ムウのこと・・・・・・。」
「うん。」
「愛してます。」
「・・・・・・・・・・・。」
顔を上げて、情けない顔をしたまま、マリューが言う。
「何も上げる物が無いんですけど、欲しいもの、ありますか?」
用意したチョコレートは上げられないから。
「・・・・・・・・・甘いもの、欲しいかな。」
「え?」
くすっと笑うと、ムウは腕を伸ばしてマリューを抱き寄せ、自分の上に乗せると頬に両手を当てる。
「甘くて、でも食べ過ぎても気持ち悪くならない、」
「・・・・・・・・・。」
「マリューをちょうだい?」
ぱっと赤くなったマリューの耳元に口を寄せると、ムウは笑みを含んで呟いた。
「まずは、キスから。」
「・・・・・・・・・・はい。」
「これ、いらない?」
「うわ、凄い美味しそうなケーキですね。」
ムウのチョコレート拒否反応はしばらく続いた。いつまで経っても減らない大きなチョコレートケーキは、いつまでも冷蔵庫に鎮座し続け、そのたびにムウが吐き気に襲われるので、マリューは悪いと思いながら遊びに来たキラにそれを差し出した。
今日は日曜日で、買ってきたシューティングゲーム(戦闘機物)の対戦をムウとしようとやってきたのだ。
現役パイロットの彼を打ち負かしたばかりのキラが、いそいそとダイニングテーブルの方に歩いて行く。
ふうわりと甘い香りが漂った。
「あれ?ムウさん食べないんですか?」
大き目のを貰って嬉しそうなキラが、リビングでコントローラーを握り締めるムウに目を見張る。
「甘いもの好きじゃないんですか?」
「・・・・・・・・・いや、好きだけど。」
漂う甘いチョコレートの香りを消そうと、マリューが入れてくれたコーヒーを持ち上げて香りを吸い込みながら、ムウは飄然と答える。
「しばらく甘いものはマリューだけでいいや、俺。」
「え?」
「ムウには、すっぱいレモンゼリーを作ったから上げるわね!!!!!」
冷蔵庫から取り出した、冷たくてふるふるしてる、レモンゼリーを慌ててムウの所に持って行く。
(何言い出すんですかっ!)
(ん〜?マリューさんの甘さは癖になりそうでさ。)
(馬鹿っ!!)
ひそひそ話をする二人を何気なく見詰め、キラは「そういえば、」と声を掛けた。
「ムウさん、チョコレート今年はどれくらい貰ったんです?」
「え?」
顔を上げて、それに、自信満々でムウが答えた。
「今年は俺、マリューからだけだぜ?」
それに、こっそりマリューが溜息を付いた。
「全部吐いたからでしょ?」
「・・・・・・・それを言う?」
そんなバレンタインでありました。
(2006/02/14)
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