コンテスト − 現在のスタンス


このサイトを立ち上げた当初、”About this site”の”当サイトの趣旨”に書き、現在はこの”雑記帖”のNo.2の”写真を撮るということ”に書いてある通り、私は写真コンテストというものに対して消極的意見を持っていました。
現在でも、それは、それ程変わったわけではありません。
が、このサイトの全てを見ている人は判ると思いますが、今回、私は生まれて初めて地元の所謂”県展”に応募しました。
それを見た人が、”hirotsは心変わりしたのか?”(笑)、と思うかもしれないので、取り敢えず、説明しておこうと思い、書いてます。

私は、このサイトの一周年記念行事として、このサイトの宣伝も兼ねた形である展示スペースをお借りして写真の展示(個展というと、個展開いてる方に失礼なような展示でしたので単なる展示としてます。)を行ないました。
この展示は、私個人としては何処にも開催案内も出さず、其処に、おそらくは別の用事で来られる一般の人(写真を趣味としてる人ではないという意味)に見てもらうことを目的として、もし興味があればこのサイトを覗いてもらおうという趣旨のものでした。
これで、アクセスが増えたかというと、”わずかに増えたかなぁ・・・???”という程度のものではあったのですが、展示スペースをお借りしてる店の方のお話ではそれなりに多少の反響はあったようです。

この展示を終了して、まず、私が思ったことは、”私の写真を、写真撮ってる人が見るとどういう反応があるのだろうか。ちょっと見てみたい・・・。”ということでした。

あと、この展示をどうするかということで準備期間中にいろいろな写真展も見て廻ったし、終わってからも出来るだけ写真展を見に行くようにしているのですが、そこで主催者の方、もしくは其処に来られてる写真を趣味としてる方々とお話する機会もあるわけですが、そこで出てくるのは必ずと言って良い程、”この人は、何処其処のコンテストで入賞した”、だの、”最優秀を獲った”、だのということ。
私も、写真雑誌はある程度、本屋で立ち読みする人なので、”ああ、この人の名前はどこかで見たことある”ってこともあったりして、話しするときは適当に話を会わせるのですが(汗)、何と言ってもこちらは無名。Webに写真出してるんだと言っても”それが何?”ってこともあって、説明するのが面倒なのでそういうことは言わずに話するのですが、そういう時、多少の劣等感を感じないわけではないのです。私も人間なんだなぁ。(笑)。
ということで、”写真撮る人と話するときは、多少の名前はあったほうがイイ”ってことを思わないではないわけです。妙な劣等感感じなくて済みますもの・・・。
それと、展示会の写真を見る目は自分の写真だけを見る時の目とは違うんじゃないかと思うこと。
他人の作品の中に自分の写真が置かれてた場合、自分の写真は一体どんな風に見えるんだろう。”と思う。
あと、コンテストは否定的である反面、やはり、”自分の写真はどれくらいのレベルなんだろうか、知りたい”、っていう純粋な衝動もあります。

で、取り敢えず”県展”てぇことになるわけです。(笑)。

いまのところ、県展以外の公募展に写真出す気はないです。一年経ったらまた違うこと言ってるかもしれませんけど。(汗)
取り敢えず、目標は”招待”待遇でしょうか。(笑)

今年(2003年)のは何とか入選したので、展示はされます。自分の写真が変わって見えるのか、他人の反応はどうなのか、っていうことは確認できそうです。
まだ現時点で展示は始まってませんので、いまから楽しみです。




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