冬の石鎚7




今年も半月あまり。
今年も恒例の冬の石鎚。って、もう今年最後の更新のつもり満々。(苦笑)

いつもは大体、年末の休みに入ってからの更新なのですが、最近、他のWebサイトから流れて来られる方が多く、更新してないのが負い目でちょっとプレッシャーを感じての早目の更新なのです。

今年は雪降るのが比較的早くて11月下旬には石鎚は真っ白となり、真冬の佇まいとなっておりました。
ここに来て若干寒さが緩み、年末辺りの山の雪の状態が気になりますが、写真は12月7日の写真。

どうってことはない写真なのですが、この写真の状況を綺麗に写真に収める為に、石鎚に登るときは大判カメラを持って上がります。
楽をしようと思えば中判カメラにすれば良いのですけど、私の使ってる中判カメラでは太陽を画角の中に入れると間違いなくゴースト、フレアが発生します。
太陽の位置を変えたり、絞りを変えたり、いろいろやってみた結果なので、これはもうどうしようもない。

確かに、ゴーストやらフレアが出てでもあまり気にならない写真はあります。しかし石鎚の天狗岳の写真に限っては、私は絶対に気に入らない。

大判カメラのレンズってのは、いろんなメーカーから出てますが、基本的にはカメラ自身のフランジバック寸法などの基本規格に適合するものであればどれでも使うことが出来ます。
で、今回の写真はNikonの90mmを使ってますが、パッと見る限りゴーストは全く発生していません。(細かくチェックしてないので絶対出てないとは言い切れませんが、目立たないことが重要なので十分に”無い”と言えるレベルです)
私の知る限り、大判のレンズは逆光性能は比較的優れているように感じます。まあ、中にはゴースト出まくりってレンズも無いではないのですが・・・。(笑)
ということで、中判カメラより重くても、風にあおられた時のブレの懸念が高くても、石鎚に登るときは体力の続く限り、私は大判カメラを持って上がりたいと思っています。

愛媛県西条市