桜のある場所




超久々の更新となってしまいました。申し訳ないです。

さて、桜の季節ももう終わってしまって、今はちょっと気の抜けた状態となってます。
今年も仁淀川周辺の桜を中心に撮ってました。
写真の桜はお馴染み中越家のしだれ桜ですが、やはり年々衰えてきてるのが判ります。
衰えるだけなら良いのですけど、昨シーズンか一昨年前のシーズン(このシーズンは私はこの桜を撮ってませんから知らないのです)の前に、今回の写真で見るとサクラの真ん中に斜めに流れる隙間があるのが見て取れると思うのですが、ここを埋めていたかなり太めの枝が折れてしまったのが原因で、以前はどの角度から見ても優雅だった姿がある角度から見ると見るに耐えない姿となってしまいました。
本気でこの桜を撮りに来る人も以前ほど多くはなく、私なんかはちょっと寂しさを感じます。
私が今もこの桜を撮るのは、この桜で作品を作ろうという気持ちはあまり無くて、かつて栄華を誇った桜の行く末を残していきたいというような感じに近い気持ちなんだろうと思います。

恐らくこの桜、もうあと20年も鑑賞に堪える状態は保てないと思われるのですが、出来る限り長くそこに在って欲しいと思います。

高知県仁淀川町