花暦バックナンバー

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05年06月
バラ【薔薇】
バラ科の低木。観賞用に栽培される。高さ1〜3メートルに達し、とげがあり、時につる性となる。葉は奇数羽状複葉。花は重弁、時に五弁。ヨーロッパ・中国・日本産の野生種を交配改良したもので、多くの系統がある。しょうび。そうび。[季]夏。
05年07月
紫陽花
ユキノシタ科の落葉低木。ガクアジサイの改良品種。高さ1.5メートル内外。葉は卵形で対生し、粗い鋸歯(きよし)がある。初夏、枝先に小花が密に集まり、大きな半球形の花序を形作る。花は萼(がく)が花弁状に発達した中性花。花色が淡空色・青紫色・淡紅色と変わる。七変化(しちへんげ)。四葩(よひら)。[季]夏。
05年08月
すすき
イネ科の大形多年草。山野の荒地に群生する。葉は叢生(そうせい)し、長い線形で縁がざらつく。秋、約1.5メートルの花茎を出し、尾花(おばな)といわれる花穂をつける。花穂には多数の細長い枝があって、白色または帯紫色の長毛のある小穂がつく。古くは葉で屋根をふいた。十五夜の月見に飾る。秋の七草の一。カヤ。[季]秋。
05年09月
キキョウ(桔梗)
キキョウ科の多年草。山野に自生する。秋の七草の一。茎は高さ約80センチメートル。葉は卵形。夏から秋、径5センチメートルほどの青紫色で鐘形の花を茎頂に数個つける。栽培品には白色・半八重のものなどがある。漢方で根を去痰(きよたん)・鎮咳(ちんがい)などの薬用とする。古名、アリノヒフキ・アサガオ・キチコウ。[季]秋。
05年10月
キク科の多年草。葉は卵形で波状に切れ込み、鋸歯がある。頭花は大小様々で小菊・中菊・大菊の別があり、一重また八重。色は白・黄・赤など多様。主に秋に咲く。古く中国から渡来したとされ、観賞に供されてきた。特に近世以降、多くの栽培品種が育成された。花弁を食用とするものもある。[季]秋。《―の香や奈良には古き仏たち/芭蕉》
05年11月
もみじ(楓紅葉)
カエデ科カエデ属の植物の総称。世界に約二〇〇種、日本に十数種あり、日本産ではイロハモミジ類がその紅葉の美しさで代表的である。材は緻密で細工物や器具材とする。サトウカエデ・イタヤカエデの樹液からは糖分を採る。そのほかハウチワカエデ・メグスリノキなどがある。モミジ。古名カエルデ。[季]秋。
05年12月
洋ラン
ラン科植物の総称。熱帯産で色の鮮明なカトレア・胡蝶蘭などの洋蘭と、温帯産で帯緑色系の花をつける春蘭・寒蘭などの東洋蘭がある。花冠は独特な形をし美しい種が多数あり、観賞植物として珍重される。[季]秋。
       

Last updated: 2006/3/1