彦根市役所人権政策課主催の夏休みこども多文化クラブにボランティアとして参加させていただきました。この企画は夏休みに主に外国人の小学生、中学生を対象に、いろいろな文化に触れ合ったり共に学習することによりネットワークを広げる目的で開催されました。
初日は学習指導と交通教室でした。私は今まで外国人の子どもたちと交流がなく、初めて話をしたのですが、子どもたちそれぞれ、日本語の習得度が違い、日本の文化や習慣もはっきりとわからないのに日本語で授業を受けるのは大変なことだと彼らの苦労がよくわかりました。

タカタ工場の工場見学では、多数の参加している子どもさんのご家族が働いておられました。ご家族を見つけた子どもたちは、とても喜んでおられ、この工場見学が子どもたちにとても人気だということでした。
「いつも疲れて帰ってくるお母さんはこんなに大変なんだぁ」と言う言葉が印象的でした。

彦根子ども多文化クラブにボランティア

 12月21日、土曜日に彦根市人権政策課が主催する冬休み子ども多文化クラブの行事が市民会館会議室でありました。
 この日は「カロムで遊ぼう」ということで、小学生
13人、中学生2人が参加しました。その中でブラジル出身の生徒は14人、フィリピン出身の生徒は1人でした。5つのグループに分かれて、それぞれのカロム盤の前に座って、ゲームの説明を聞いて、じゃんけんをして順番を決めて、「よーい始まり!」のかけ声でゲーム開始です。
 子供たちはみんな初めての体験でしたが、高学年の生徒はすぐに要領をおぼえてじょうずにカロム玉を飛ばしてポケット(盤の4すみの穴)に入れて得意そうでした。一年生も何回かするうちにだんだんうまくなってきました。私も子供たちに交じってゲームをすることになって、ついつい夢中になって玉を飛ばして、楽しんでしまいました。
 最後に、カロム玉を高く積み上げてどのグループが早く塔を作れるかという競争もして、子供たちが真剣に慎重に協力して玉を積み上げていくのに感心しました。私のグループは2番になって、みんなで『やったあー』でした。

私たち以外にも10人以上のボランティアの人たちがお手伝いしていましたが、子供たちの笑顔を見ると、みんなを楽しませたいという大人の温かい気持ちを受け止めてくれたのではないかと思います。小学生の時にこのような行事に参加していて、今は高校生になっている人もボランティアとして参加していました。

ホットドッグ作り

タカタ工場の見学

夏休み

交通教室

いただいたVOICEへの感謝状

冬休み