世界を楽しもう 「インド」
2008・3・2
ゲストスピーカー:シャルマ・ムニクさん

3月2日滋賀大学生のシャルマ・ムニクさんから母国インドのお話を聞く機会にめぐまれました。彦根広報に掲載されたこともあり、椅子が不足するほどの盛況でした。
いまや、インドは経済の自由化や改革を着実に進めて、高い経済成長を達成しています。高い教育を受けた豊富な若年層によるIT産業が飛躍的に発展しており、最近の経済規模は世界第10位、アジアでは第3位だそうです。加えて、インドの人口は10億人、豊富な人材で大国への道のりもそう遠くないことでしょう。ムニクさん母国で活躍して、偉くなられてもボイスメンバーを忘れないでくださいね!
 ムニクさんのお話の中で、興味深かったのはインドのお祭りでした。インドの祭りはとても熱狂的で、年間30ほどありインドの人々の生活を活気あふれるものにしています。 特にホリは春の到来を祝い誰彼構わず赤い粉をぶっかけあう信じられない祭りです。旅行中知らずに町を歩けば無礼講なので顔から洋服までべっとり赤色まみれになるそうです。用心用心。花火も激しいお祭りのひとつです。ムニクさん日本の花火に驚いたそうです。安全な場所で眺めるだけ?インドでは国をあげての全土一斉花火、市民も老若男女花火に興じるのだそうです。事故や怪我もあるけど祭りの楽しさに比べればなんのその。ヒンドウーの神話や神々に由来する祭りだから熱狂的なのかもしれませんね!
次はインド美人について、サリーを着た彫りの深い凛としたインド美人にあこがれますね!インドの女性は額に赤い丸いしるしシンドウールをつけています。神への感謝、貞節の証の意味が込められています。女性のおしゃれにメヘンデイがあります。特に結婚式には運気を招くとされ、花嫁の手のひらにヘナ(天然染料)で丹念に絵を描きます。まるでレースの手袋をしているようです。又身に着けるものもゴージャスです。エメラルドは安産のお守り、真珠は成功や運命を司り悪魔を封じると信じられ装身具いっぱいがおしゃれです。 お話を聞いてインドへ行きたくなりました。魅力あふれる国ですね!ムニクさん、お話しありがとうございました。又機会ありましたら続編を心待ちにしております。                      VOICE会員  大辻 公子

インド式計算法の説明をするムニクさん