夢チカLIVE クリスマスSP
〜 DEPAPEPE・福原美穂・押尾コータロー・FRIED PRIDE 〜
( 2009/12/12 ZEPP SAPPORO )



SET LIST

 「Coca-Cola Happy Music 2009」から丸2ヵ月後、同じ場所にいました。

 夢チカLIVE クリスマスSPに行ってきました。夢チカLIVEのクリスマス特別版のこのライブも2005年からスタートして今回で5回目。5回目にして初めて来ました。
 ちょっと歴史を紐解きますと、2005年スタート時はDEPAPEPE・押尾コータロー・FRIED PRIDEの3組でしたが、2006年に福原美穂がオープニングアクトを務め、2007年以降現在のスタイルになりました。2005年当時、福原美穂さんは一般客としてご覧になってたそうで。

 座席は6列目の通路の脇なので視界が広い。プラカード持ったonちゃんが登場して場内での注意を教えてた。
 
 オープニングは男性陣4人による「きよしこの夜」のアカペラ。約1名になぜか会場内から爆笑。出で立ちがゴスだもん。

 1組目・DEPAPEPE。先日出したクラシックカバーアルバム「デパクラ2」や今年の6月に出したアルバム「Do!」からが中心。ギターのみでメンデルスゾーンの「結婚行進曲」とかモーツァルトの「トルコ行進曲」の演奏は凄いよ。「Do!」からは「FAKE」とか「紫陽花」とかだった。「FAKE」では三浦さんが立ちながら弾いてた。基本的に座って弾くのが彼らのスタイルなんだけど、立って弾くのは結構珍しかったりするそう。

 2組目・福原美穂さん。サンディ・トムのカバー「I Wish I Was A Punk Rocker (With Flowers In My Hair)」で魂のこもった歌で魅了。座席も座った状態なので基本的にアコースティックな内容でした。2ヶ月前のような攻撃的な展開よりかは落ち着いた展開でしたよ。でも「なんで泣きたくなっちゃうんだろう」とか「LOVE〜winter song〜」あたりはやっぱり攻撃的でした。

 3組目・押尾コータローさん。ここからは生で聴くのは初めてになります。やっと聴くことができたコータローさん、夢チカ18の放送では結構観てるんだけどね。演奏はもちろん凄いけども、トークが面白いんだわ。貪欲にお客さんをいじるところが大阪人の血なんでしょうね。DEPAPEPE同様にギターのインストなんだけど、テイストが全然違うんだよね。「絆」とか「戦場のメリークリスマス」とか聴かせどころが強いもん、聴けてよかった。

 4組目・FRIED PRIDE。過去の夢チカライブでねぇ、一度は生で聴いてみたかった願望があったんですよ。やっぱりShihoさんの歌声の迫力がテレビからでも凄いってのが伝わっててねぇ。実際に生で聴いたら全然迫力が違ったよ、スーツ姿も凛としててかっこよかったしね。横田さんのギターもアツかった。トークがこれまた面白い、横田さんのしゃべりにShihoさんが冷静にツッコミを入れる間がいいんですよ。曲もマイケルジャクソンの「BAD」やスティービーワンダーの「I JUST CALLED TO SAY I LOVE YOU」やディープパープルの「Smoke On The Water」のカバーがアツかった。4組の中で一番やられたのが実はFRIDE PRIDEだったんですよ。

 クリスマスSPおなじみのセッション。また男性陣4人登場。全員ギタリストなので、4人によるベートヴェンの「交響曲第9番」。「第九」の合唱じゃなく合奏ってのはなかなかオツ。今度は女性陣2人も加わって、中島みゆきさんの「時代」のカバー。2人ともソウルフルな声だから印象がガラッと変わるね。

 アンコールは6人全員による「きよしこの夜」で終了。とても密度の濃いそしてあたたかい約4時間のライブでした。



ライブの模様は2009年12月25日(金)深夜1:25〜2:20にHTB北海道テレビにてO.A.(北海道限定)


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