高井麻奈由 WAO!!
( 2014/7/21 KRAPS HALL )


SET LIST

 高井麻奈由さんのレコ発ワンマンライブ「WAO!!」がクラップスホールにて行われました。2013年の2月以来のワンマンライブになります。
 整理番号は50番台でしたが、私の前には20人ほどしかいらっしゃらなかったので結果的に一番前の齋藤森五さん側を確保できました。前回のワンマンよりも早く立ち見の方が増えまして、この1年余りでこれほど多くのファンが増えたのかといちファンとして嬉しかったです。

 アルバム「WAO!!」と同じ衣装で麻奈由さん登場。アルバム1曲目の「It's show time!」から。前回も同じ曲で始まりましたが、1年前とは比べ物にならないほど麻奈由さんワールド全開でした。「愛のうた」「ナイトゲーム」とアルバム楽曲をたたみ掛け構成です。「ナイトゲーム」はかつてはピアノのアップテンポの印象が強かったのですが、アルバムに収録された楽曲ではミディアムな仕上がりになっていまして、同じ曲でありながら印象がガラッと変わるものなのかと思いました。
 ライブでもよく聴いていましてお気に入りでした「sweet my babe」が「WAO!!」収録されたのが一番嬉しかったです。

 弾き語りコーナーは麻奈由さんが一番緊張していたそうでして、MCではやたらしゃべっていました(笑)。ゲストパーカッション出田寿一さんとギターの齋藤森五さんによる3人の布陣で「Smackwater Jack」「Back To Black」のカバー2曲と「笑って」の計3曲でした。ピアノ・パーカッション・ギターの融合が上手く合わさった上に麻奈由さんの歌が一気に引っ張っていっている感がありました。
 
 衣装チェンジは花柄の爽やかな姿で登場。MCでは本当はネットで取り寄せて着るはずだった衣装が間に合わなく慌てて大丸で購入したとのこと。どれだけギリギリに発注なさったのか老婆心ながら疑問を抱いた次第です。

 「Lotus」「Seek」とライブではおなじみの楽曲から、この日初披露された新曲の「真夏のGroovin(グルービン)」もありまして聴かせどころ満載でした。「永遠の贈りもの」でしっとりと本編が終了。曲順が非常に違和感がなくじっくりと引き込まれるような編成なのが去年よりも強く感じました。

 アンコールでは初のPV「Free world」が流れました。モエレ沼公園での麻奈由さんの姿が非常に爽やかなのが印象的でした。ラストは去年同様に「君の翼」の大合唱とあっという間の2時間でした。バンドの結束力とその結束力に応える麻奈由さんのボーカル力をしっかりと伝わるライブでした。


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