高井麻奈由 ウタゴエ〜2nd〜
( 2013/2/17 KRAPS HALL )


SET LIST

 高井麻奈由さんのワンマンライブ「ウタゴエ」の第2弾がクラップスホールにて行われました。今まではマンスリーでアコースティックや弾き語りなどと観てきましたが、フルバンド編成でのライブは初めてでした。
 2列目の真ん中あたりの席を確保しまして、グラソーのトリプルエックスを飲みながら待ってましたら徐々にお客さんも増えまして、椅子を増やしても全部埋まりついには立ち見の方も多数出ました。マンスリーのときは10〜20数名でしたのでこれだけ多くの方が楽しみにしているんだと素直にうれしかったですね。

 10分遅れで始まりまして、麻奈由さん登場。登場した時点で目には光るものがありましたが、なんとかこらえてました。最初はこのライブのために作られた「It's show time!」という新曲で始まりました。ライブの始まりにぴったりな掴みのある曲でした。もちろんマンスリーでもおなじみの楽曲も惜しみなく披露されましたが、フルバンドなので迫力が違いました。
 MCでのしゃべりも上達してまして、ラジオやマンスリーでしっかりとチカラにされてきたんだなと感じながら聞いてました。

 もちろんこのライブでも弾き語りがありました。「テニシタモノ」「sweet my babe」の2曲でしたが、マンスリーから聴いている私には感慨深く聴いてました。聴かせどころの強い2曲を弾き語りで持ってきたのはさすがだなと思いました。
 カバー曲もありまして、輸入盤の歌詞がない状態でリハを行ってまして、麻奈由さんの友人に歌詞を起こしてもらって臨んだ曲もありました。曲を聴いて歌詞を起こした友人も凄いですが、短期間で覚えた麻奈由さんも凄いです。
 サックス・トランペットが加わった「Seek」やアンコールでの「AM9:00のシンデレラ」は音の深みが増してまた新たな一面を観た感じでした。
 
 本編ラストは「布団の歌」のコンセプトで作られた「グンナイマイベッド」で終了し、アンコールのラストは最近のライブではラストにふさわしい「君の翼」で終わりました。

 2時間少々とあっという間のライブでしたが、聴かせどころ・楽しみどころがしっかりと出ていて成長が著しく感じた麻奈由さんの姿が前面に出ていた素晴らしいライブでした。2013年の活躍も楽しみです。


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