2011年1月に行われたライブで8月にツアーで札幌またに来ると言ったとおり、ツアーファイナルで札幌にやってきました。20th Anniversary Album「奇跡的な軌跡」を引っさげてのライブでバンドスタイルのライブに行くのもかなり久々でした。ここ最近は「独虎」ライブばかりでしたのでね。
一般整理番号7番というファンクラブ優先と大差ない場所で、4列目の真ん中の席を確保して今回は観ました。
「奇跡的な軌跡」のジャケットとと同じ衣装で林田さん登場。7月のインストアライブでもそうでしたが、かなり減量されて締まった感が強かったですね。スタイルからして今までのユルユルなテイストではないという感じをかもしつつも、最初の「Heart Of Gold」の2小節目で歌詞が飛ぶという案の定グダグダなスタートでした。そういえば「Heart Of Gold」をライブで聴いたのは初めてかも。レポには載せていない1998年の「一球入魂」1999年の「マボロシ」2001年の「Doors」でも歌っていなかったはず。
現時点で最新のシングル「Step By Step」をはさんで「花に水やるラブ・ソング」とのっけからテンション高い曲でした。
今回は20周年ということでメドレーもやりましたが、前半は1991年から1999年、後半は2000年から現在までとざっくりと20年間の足跡を辿る構成でしたが、メドレーの最中に曲に乗せて思い出話をする人ってあまりいないかと。あとAメロ・Bメロしか歌わないでサビだという時に次の曲に行く構成もなかなかないです。メドレーの最中にブーイングが出るライブって今まで観てきたライブではこの人が初めてかもしれません。前半のメドレーはファンになって駆け出しの頃の記憶を思い出しながら聴いてました。
リリース当時はかなり違和感あってあまり聴かなかった「imaがよければいいんじゃない?」も10年経ちますと割と聴けるようになるんだなぁと妙に実感したのはいい収穫だったと思います。
「SHERRY」では1995・6年当時の王子様衣装で登場しまして、だったら「VOX」と書かれたあの衣装も着られたはずだなぁと思いました。いかんせん、衣装が着られたとしましても年齢が当時のままではないわけですから、あの衣装をライブで披露するために減量されたのかと思うと25周年や30周年ときもやるのだろうかと老婆心ながら大丈夫なのだろうかと思って観ておりました。
2000年以降のメドレーはどっちがアルバムでどっちがシングルだっただろうかというくらいあやふやな時期だったのを覚えております。出し方があやふやでしたから聴く方もあやふやでしたので、これじゃいかんと思いましてライブ前に2001年以降の作品をしっかりと聴いたおかげでなんとかついて来れました。「あ、VOXを忘れてた」というわざとらしいセリフから「Everybody Needs Love」でメドレーが終わりました。「Everybody Needs Love」をライブで聴けたのは感動でしたね。
「や・ば・い」「夜を越えていこう」と経てタイトルチューンの「奇跡的な軌跡」。ダジャレみたいなタイトルなんですがいい歌です。ダジャレみたいなタイトルなんでけどもね。
終盤はキレのある林田健司さんの健在っぷりを如何なく発揮してました。「Jealousy in Love」の足上げとか「$10」の開脚とか動きが非常にシャープでした。ここ数年のライブのときとは別人でした。
最後にゲストが登場しまして北海道ということでHTB北海道テレビで放送中の「しんや家族」の出演陣が登場しまして、いかにも会場の雰囲気に飲まれているのがはっきりと感じ取れました。この番組のメインのかみむらしんやさんは大学時代にこの方々がやってらっしゃったラジオ番組に出させていただいたことがあったなぁと思い出しながら番組のテーマ曲として使われている「KAZ∞KU」を聴いてました。
インストアイベントのときに「30曲近くやりますから」と言ってましたが、宣言通りメドレーも入れると30曲以上歌ってました。「カッコイイ林田健司のライブ」というのを久々に観ることができてよかったです。