林田健司 野望ライブ
 
〜King Of Monkey Tour〜
( 2007/03/10 ペニーレーン24 )

SET LIST

 よく考えてみたら、この人のライブレポは初めてだったんだね。もう4回目になるというのに。まぁ最初の2回はまだホームページすらない時だったし、3回目は書く気になれなかったんだけども。
 ライブとしては5年振り4回目の林田健司さんです。5年振りとはいえ、イベントとかでちょこちょこ観てたから久々感が全く無いです。むしろ、ライブの雰囲気を忘れてるくらい。

 譲り受けたVOXの衣装を着て会場入り。整理番号は100番台なのに前から3列目、ステージからはほぼ足元の位置。こんなにステージから近くで観るのは実は初めてだったりする。躍起になって聴いてたときなら、さぞ喜んでいただろう。
 開演前には旧知のファンの方々と再開。なつかしいやらはずかしいやら。ご好意に甘えてなぜか2列目に立つことに。ブランクあるのにいいのか自分。
 
 でもって開演。颯爽と登場した彼は少なくともオイラが知っている彼ではなかった。


「林田健司さん・・・・・・ですよね??」



って言うくらい別人でした。というかムチムチ感が増したというか服のサイズが小さくて無理してるというか胸板が巨乳になったというか。

 最初は「紅組」からの2曲。なんとも懐かしい楽曲で。衣装のせいかやたらこっちを見る。目が合うたびにケラケラ笑い返してやった。
 最初のアルバム「RAPHLES」から「ひどい気分に捧げるヤッホー」。40超えると歌い方も変わるわな。味が出たというかなんというか。ケンカの歌こと「Loose-room Showtime」。これは相方が変わるとケンカの雰囲気も変わるんだな。ちなみに今回はアマゾンズのTOKOさん。コーラスがとても映えてていいったらないです。
 「花に水やるラブ・ソング」辺りからだろか、8・9年前の躍起になってた頃の自分がフラッシュバックし始めたのは。「Y.T.O」、これわりと新しいほうの楽曲だけど、なんか好き。
 知らない楽曲が出てきた。あとで聞いたらアルバム「nu」に収録されてる「C65 Beach Hotel」という曲。唯一持ってないアルバムだったので知らなくて納得。ブランク感丸出し。

 「ダラダラしようよ」の歌詞に「相撲」というフレーズが出てくるんだけど、歌ってる人は力士までとはいかないまでも、相変わらず無理して服を着てらっしゃるのでというか、大相撲春場所が始まるからなのかタイムリーすぎた。「Crime Of God〜神様はいないのかい?〜」「レッド・メガホン」この辺は大好きな曲なので、昔を思い出して延々と飛び跳ねたり、フリをしたり、腕振り回したりでした。この辺りになると汗だくで「あぁ、そういえばこの人のライブに行くと必ず汗だくになるんだよなぁ」と思い出してました。メガホン投げるのいいけど、それまでの間足元にずっと置いてあったのでやたら目に付いて気になって仕方なかった。たまに蹴飛ばして転がるし。

 ここからは林田健司とお客さんのせめぎあい。「え〜〜やだ〜〜」といいながらまだ歌うみたいなやりとりの応酬。アンコールで出た「DON'T GIVE UP〜大丈夫にならないで〜」はまさにオイラが着ていたVOXの衣装を本人が当時着て歌ってた曲。この曲のときだけはこの衣装貸そうかなと思ったけど、今の彼ではもう着れまい。というか着れるもんなら着てみろ。今現在オイラは26だけど、彼が26頃の時これ着て歌ってたんだと思うと感慨深げである。だけど、今の26歳はこういうの絶対着ない。
 「彼女はDancer」、振り付けを思い出す。隣の方はずらしまわしの本領発揮。そして「Cool」でまた跳ね続ける。汗ダラダラ、ふくらはぎもキテる。
 
 2度目のアンコールはギターの弾き語りコーナー。ステージの撤収作業を気にしつつギター流し顔負けの熱唱。「波音に今…」は大概「歌ってぇ」って言われるんだから今後のためにも覚えたほうがいいと思うよ。でもっておんどこさんのてんちょーさんの下の名前を言ってもわかる人にしかわからんし。でも「SHERRY」はいつ聴いてもいいもんだ。デビュー曲だけど。「君色思い」は地味に初めて聴く。

 統括すれば尻上がりにいい感じになって、最後には大満足のライブでした。林田健司のボーカルがしっかりと出ていたし、バックメンバーもよかったし。これで5年前の「今よけ・Doorsショック」からやっと開放された感じです。まぁトークの腕はこれ以上言うまい。


まだこれからも聴き続けるってことでいいね?

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