守門大岳(中途撤退)

平成20年3月20日(木) 雨のち曇り

まぁ〜何時もこんなもんだよね・・・。
早くから日程決めると天候悪いし
大体このメンバー4人以上で晴れる確立は非常に少ないわけ(笑)
3人ならまあまあなんだよ・・・。
それでも、今日は予想以上に歩いたね
こんな会話で撤退した守門大岳を思いながら二分集落へ

二分集落へ・・・(撮影:松本)

7:30〜二分最終除雪地点集合
既に車が2台駐車
山スキーの2人が歩き始めた

守門に登るのは一年振り
山スキーを始めてからは、この時期だけの入山・・・。

7:45〜小雨が降るなかをまずは保久礼までとしてスタート
橋を渡り振り返ると、春なんてまだ遠いと思わせる景色が広がってる
天気予報では雨から曇りになるはず
晴れは望めない・・・。
どんよりとした曇り空が覆う
小雨なのが救いだ

スキー、スノーシュー、ワカン、長靴それぞれのトレースが沢山ついている
改めて守門大岳の人気を知る

杉の林を過ぎて何時も通りショートカット
この取り付きが最初の難関・・・結構急なんだわ


大平からのルートと交わるまで小高い雑木林を進む
この辺りは下りの滑りが何時も心配になる・・・。
 
大平からのルートと交わった後は沢筋を詰めて
沢は埋まっていて快適

8:40〜雨も上がり長峰の手前で1時間経過
小休止とする

林道に出ると風も強くなり再び雨具を着込んで歩く
守門大岳は、ぼんやりガスの中・・・。
登山口駐車場を下ると保久礼
9:20〜保久礼小屋
一階は雪の下・・・。
屋根の雪は『豚の角煮』を思わせる

ブナ林で風も無く穏やか!
何時来ても静かで落ち着く場所

休まずにキビタキまで登ることにした



強風で木々の枝が折れ、雪の上に散乱・・・。
滑るのが大変だぞ
馬の背に出るとさらに風は強まった

馬の背を過ぎ急な登りはジグザグに登る
少し左寄りに進むと
小さな三角屋根のキビタキ小屋が見える
10:10〜キビタキ周辺も風がなく穏やか・・・。
ブナの木々に霧氷の華が咲いていたらいいなぁ〜。
3月に入り暖かい日が続いている
今年はもう無理かな?雪の華は・・・。

ここでも休まず
もうチョッと上まで行きましょう
後方から4人のワカングループが登って来る
だんだん木々が少なくなる
『守門岳冬コース』の看板が木に結んである
強風で看板は踊っていた・・・ストックで押さえてパチリ

M君はスキーを担いで登ってる
強風を受けとても辛そうだ

先行する山スキー二人がガスの中に小さく見えた
山頂まで登る様子
強風とガスで辛い登り
見えていた弥彦山や角田山もだんだんと薄れてきた・・・。
中津又側の尾根も見え難い
時折突風で身体が飛ばされそうになる!
チラチラと雪片が舞ってきた
11:00〜不動平手前付近
この先はホワイトアウトになると怖いので・・・今日はここまで!
シールを剥がす準備をしたい
しかし、風が強すぎて四つんばい状態
準備をしながらも時折身体が横に倒れる

ワカングループは『もう少し進む』と言葉を残して登って行った
風が止んでいる僅かな間に支度を済ませ
小腹が空いてパンを食べる人も・・・。



11:15〜滑りますよ〜!

雪が薄く凍りついたようなモナカ状態・・・。
これもまた悪雪ですなぁ〜(涙)
転ばないように滑りましょう・・・まずはM君の所まで

長いファットスキー担ぎは大変だったね
しかし、滑りは俄然上手いのじゃぁ〜
悪雪なんて・・・そんなの関係ねぇ〜!
テレマーク姿勢とターンで格好良い!

強風を避けてキビタキへ・・・ブナ林で休もう!
どうせなら保久礼小屋で休みましょう

散乱した枝を避けながら、潅木やブナ林を縫って滑るが
スキーが上手く回せない・・・。

尾根から沢筋へダイブするM君
豪快な滑りを見ながら歓喜が出る!

11:30〜何時ものようにブナ林を滑り込んで保久礼小屋へ
金沢名物の笹寿司を頂戴してリッチなランチ

12:25〜保久礼小屋スタート
ツアー練習って事で再度シールを着けて登り返し
単に担いで登るのが疲れるから・・・(笑)
担いだ方が早いかもね
そして、またシールを剥がして・・・。
『もうてなし』には辛い(笑)
お天気も回復に向かい
登山口駐車場からは不動平が見えた
ここからも登って来たルートを滑ることにした
またまた悪戦苦闘のザクザク雪を滑りながら
13:20〜二分集落着!

良い運動になりました!
楽しかったですよ♪