御神楽岳(1386.5m)

平成20年10月19日(日) 晴れ

予定していた山行きがなくなってしまった
お天気は晴れの予報!
近場の山にチョコッとなんて考えたいたら
同じように山予定が無くなった輩が一人
それじゃぁ〜一緒にと・・・山へ繰り出した!

さて、何処に行きますか?
昨年秋に登れなかった
本名御神楽から御神楽岳を目指す事に決定!

福島県金山町本名ダムから三条林道終点の登山口へ
三年前は橋の崩落で登山口手前3キロ付近から歩いた
今日は登山口まで車ですんなり!駐車スペースは4〜5台
最後のスペースをGET!ラッキーでした(^^)
支度をしてると車が1台やって来た
単独登山者は駐車スペースを探すが車が大きくて無理
林道を戻ることになった・・・。

7:35〜登山スタート
3年前はガスで眺望得らず、本名御神楽までだった
松本さんはこのルート初めて
でも、室谷コースで御神楽岳は登ってる
今日は御神楽岳まで行きましょう!

まずは霧来沢沿いに杉林の登山道を進む
ぬかるんでる箇所多し・・・。
7:50〜八乙女ノ滝
滝の近くまで歩き・・・マイナスイオンを浴びる
再び登山道に戻り滝を見ながら歩き

鎖の岩場

7:57〜鎖がつけられた岩場を越えて
慎重に下り

緊張しながらのへつり道歩き

滑ると霧来沢へ
どぼん・・・。
僅かなへつり道の後はナメ沢沿いの平坦な道が続く
沢音だけが聞こえる・・・。
白い犬を連れた地元のキノコ採り男性が下って来た
『今日は雲海が見られたよ!』と教えてくれた
5時過ぎから歩いたと言う

8:17〜ここが八丁洗板

3年前はナメ沢の綺麗さに声を上げたが・・・今年はナメ沢に水量は少なく
ナメ沢???って感じだった・・・。

八丁洗板のナメ沢・・・下山時撮影
鞍掛沢を過ぎて登りになるまでの
静かな森歩きが好き!
木々は少し色づき始めている
ひっそりとしていて・・・小動物や熊が出てきそうなそんな感じ


8:40〜霧来沢から離れ尾根登りが始まる
ここで休憩・・・軽い朝食で20分休憩
今朝、駐車スペースがなくて戻った単独登山者が登って来た
なんと、今日で4日連続で山登り!
足が重いと言いながら先へと進んだ・・・。

ムラサキシキブ
9:00〜休憩を終えて登り始めると
あちらこちらに綺麗なムラサキの花・・・ムラサキシキブ!
里の庭で見る物と少し違う
9:17〜いよいよ急な尾根登りが始まった!
晴れて気持ちい良い登り
先ほどの単独男性が休憩を取る様子
挨拶をして先に進む

尾根を登りきれば948mピーク杉山ケ崎だよ
黄色いトンネルの尾根登りが続く
 
登りながら左手には前ガ岳のスラブが見える
二度目にして眺望が得られると思うと・・・嬉しくて足が弾む!

9:32〜杉山ケ崎

左に折れて歩き進み
北側には本名御神楽が大きく見える!
尾根稜線は紅葉真っ盛り!
空も青い♪

9:47〜紅葉の稜線歩き
振り返り杉山ケ崎を眺める

杉山ケ崎

前ガ岳
あまりの紅葉の素晴らしさに歓喜の声を上げて
足が進まない・・・お天気が良すぎて眩しい
めまいがしそうな紅葉!

10:00〜熊打場
鎖場を見れば
登山者が下って来る

本名御神楽
10:03〜鎖場で下りの男性を待ってると
『20人の団体登山なので先に登って来てください!』と声を掛けられた!
それじゃぁ〜登りますよ!

鎖場

スライドした団体登山者
10:13〜避難小屋
周囲の木々は素晴らしい黄葉
小屋には寄らず本名御神楽へ

顔が黄色く染まるトンネルを潜る
500mで本名御神楽山頂!
綺麗、綺麗と連呼しながら進む

本名御神楽

御神楽岳

10:30〜本名御神楽山頂!
登山者二人が休憩中
うわぁ〜御神楽岳が大きく見えるね!
リベンジ成功!素晴らしい景色が見える

本名御神楽東尾根より・・・笠倉山(左)
本名御神楽で大休止!
360度の素晴らしい眺望は飽きることがない
陽射しも強く暖かい

帰りは本名御神楽の東に続く尾根から
1091m独標経由での周遊コースで下山するか?
少し東尾根を下って眺めてみた・・・稜線上の登山道はしっかりしてる
独標から下は藪があるようだから・・・。
帰りに決めましょう

今日はここで終わりじゃないので・・・御神楽岳が待ってるよ!
11:00〜御神楽岳へGO!

本名御神楽から下って・・・。
この下りは注意!登山道が藪になり道が見えない
さらに右は切れ落ちてるから足を踏み外さないように
笹をかき分け足元に注意しながら緊張の一場面

足元注意

想定外の藪歩き・・・。
本名御神楽までは快適な登山道だったが
御神楽岳までが本日の核心部なり!
 
後方:本名御神楽                               御神楽岳へ

水晶尾根のスラブ

御神楽岳山頂へと続く稜線に出ると
水晶尾根のスラブが飛び込んできた!
これは絶景だぁ〜
ネット画像や本では何度も目にしてるが
やっぱ生は違う!迫力満点!
 
11:35〜御神楽岳山頂!
狭い山頂に20人近い登山者が休憩
山談義に花が咲いていた!

山頂から河内山魂が連なり、その奥に粟ヶ岳も見えた!
狭い山頂でたっぷりと休み


12:45〜山頂を後にした
本名御神楽までは厳しい登山道歩き・・・。

本名御神楽への縦走路

何度も何度も立ち止まり、振り返っては
御神楽岳を眺める
再び笹を両手で掻き分けて・・・本名御神楽へ

御神楽岳

13:30〜本名御神楽山頂
ここから眺める御神楽岳は大きく立派!
今朝とはまた違った趣がある

ず〜と眺めて居たいけれど・・・。
ここから周遊で下るかor来た道を戻るか・・・。
ガイドブックによれば
1091m独標からの下りは最後に藪を抜けるらしい
13:45〜従って、本日は来た道を戻ることに!

本名御神楽避難小屋

黄葉のトンネルを潜って
13:57〜避難小屋
以前より中は綺麗に整理整頓
水場は小屋裏から200mほど下るようなので
今回はパス・・・。
何度も何度も・・・本名御神楽を振り返り眺める
鎖場、熊打場を通り抜け
前ガ岳のスラブを眺め
午後の陽射しを浴びた紅葉にくらくらしながら歩く
14:33〜杉山ケ崎で再度・・・振り返って
急な尾根を下って行く
下りながら紅葉した木々の間から
前が岳のスラブ垣間見る

15:03〜尾根を下り霧来沢沿いの静かな森を歩く
深い森は暗い・・・。
秋は早めの下山
霧来沢の水量が少ないので
水辺まで下りて歩いてみた
刈り払いされた萱の道を通り
霧来沢のへつり〜鎖場
ラストは八乙女ノ滝を眺め
暗い杉林のぬかるんだ道をたどって
15:55〜登山口
お天気に恵まれて素晴らしい紅葉眺めの山旅♪
リベンジ成功!