黒姫山(2053.4m)

6月3日(日) 晴れのち曇り

待ち合わせは今年2月に車中泊した道の駅しなの!
自宅を4時出発
国道を走り大潟町に入ると妙高山と火打山が見えた
今日も晴れて暑くなりそうだ・・・。
昨日は暑さでバテバテの未丈が岳・・・今日は大丈夫だろうか?
心配になり道の駅手前のコンビにでカルピスウォーターを買い足す
燕岳の下山時からマイブームのカルピスウォーター(笑)

道の駅しなので埼玉チームと合流
再会の挨拶を済ませる
月日の隔てを感じさせないのが山仲間の良いところ
お二人とも会わない間に
『百名山完登』していた!
今日は大橋から登り表登山口に下るルート
車一台を表登山口に置き、大橋登山口へ向かう
大橋登山口で彼女等の友達二名と合流
7:00〜大橋登口スタート!
信州チックなカラマツ林は、鳥の鳴き声が聞え爽やかなで清々しい
林道をショートカットしながら緩やかな登山道を進む
緑のなかに差し込むは陽射しは暑さを感じさせない
気持ちの良いスタート

緩やかな登り

ユキザサ

8:06〜丁度一時間ほど歩いて新道分岐に到着!
ザックを下ろし小休止(15分)
ここからは大ダルミ経由で山頂を目指す

新道分岐

白花エンレイソウ

大ダルミまでは殆ど平らな林道のような登山道
途中で白花のエンレイソウを見つける!
エンレイソウの白は越後ではあまり見かけない・・・。
8:55〜大ダルミは湿地帯で水芭蕉が点在
サンカヨウも登山道脇に沢山咲いていて見事!

サンカヨウ

大ダルミから小黒姫

天気はパッとせず・・・。
ぼわ〜とした曇り空で辺りの景色もはっきりしない
大ダルミから平坦な山腹を歩いて西登山道分岐へ
標識には笹ヶ峰への矢印・・・左手に下ると笹ヶ峰、右は西登山道で山頂へ
西登山道に入ると大きな岩の塊を渡って・・・涸れた沢?ような登山道歩き
途中には
天狗岩の看板ありどれも大きな岩
登山道の岩もやがて小さくなると、背の高さほどのネマガリタケやダケカンバの林になる
ダケカンバはまだ芽吹いてなく
辺りは雪融け後、間もない様子
サンカヨウもまだ蕾だった

ネマガリタケとダケカンバ林

すらりとしたダケカンバの林が終わりシラビソ林に入る
シラビソ林はまだ雪に覆われて登山道が分からず・・・。
木々に付いてる赤テープを頼りに進む

シラビソ林

峰ノ大池

11:30〜峰ノ大池
まだ芽吹いてないシラビソが幻想的な雰囲気
大きな岩で腰を下ろし休んでいる登山者も居る
この辺り一帯は庭園風の火口原
ミネザクラの木々も多いが花はこれから
再び涸れた沢のような登山道を登る
所々に雪が残って、足を取られ事も暫し
イワナシやオウレンの花が咲いている
途中で一息入れてオレンジジュースで休憩

眼下には峰ノ大池と七ツ池
ダケカンバの向こうは小黒姫山

七ツ池と小黒姫

12:20〜登りつめると山頂と新道分岐の標識・・・山頂は左へ
シラビソが点在する登山道を登る
ヒメイチゲを発見!小さくて可愛い花

ヒメイチゲ
12:40〜シラビソとハイマツを眺め、大きな石が出ている道を登り山頂に!
曇り空で景色には恵まれないが信州側は高妻山、戸隠山、飯綱山
新潟県側は妙高山はすっぽり雲の中・・・火打山〜焼山〜金山〜天狗原山
登山者は小学生も含めて20名くらい
曇り空は変わらず・・・40分程休憩
軽く昼食を済ませて記念撮影
三年前に一緒に登った高妻山を眺めながら、カメラにピースサイン

黒姫山
12:25〜表登山道(東登山道)を下る
歩き始めは峰ノ大池や七ツ池を左手下に見ながら進む
途中で大きな岩の上に盆栽のように並んだ松が印象的だった

岩の上に立ち並ぶ松の木

黒姫乗越の分岐からは登山道に雪が残ってる
大きな岩の上にまだ沢山の雪が残っていて
非常に歩きにくい下りとなる
日影は雪も硬く凍っている場所もあり・・・少々怖い
そうかと思えば、雪が腐って、すっぽり足がはまるこ事も・・・。
慎重に冷や汗をかきながらの下山路
雪の融ける後から咲いているショウジョウバカマの新鮮な姿に感動!
春が始まったばかりだ
 

ショウジョウバカマ
14:00〜八合目ヒカリゴケ
たぶん岩の中だろう・・・と、覗いて見る
光ってるコケ?は見当たらず・・・乾いている感じ・・・。
この辺りから登山道に雪も無くなり快適に下る
辺りは大きなダケカンバの林
看板は七合目ダケカンバ帯となっていた
天気も回復?してきたのか見上げれば木々の葉っぱの上に青空が光ってる
ブナの巨木が目立ち始め、オオカメノキ、タムシバ、ムラサキヤシオが咲き始め
足元には小さなイワナシの花
14:35〜見事なブナ林!・・・六合目ブナ帯と書かれた看板・・・納得です(笑)
素晴しい森林浴!

イワナシ

ムラサキヤシオ

ブナ林帯を気持ちよく歩く

新緑シャワーを浴びながらどんどん下る
突然目の前に大きな岩が現れた!
15:00〜これが五合目の日ノ出石
ブナ林も木々が細くなり始めると
カラマツ林へと変わって行く
登山道脇には綺麗なイワカガミやスミレが競って咲いている
残念ながら・・・デジカメ電池切れ(涙)
あぁ〜所詮こんなもんですなぁ〜(笑)

ラスト画像のスミレ

ブナ林〜カラマツ林・・・七曲に入る手前で眺望が開け
暫くは信濃町の風景を楽しむ
シロバナハンショウズルが咲いている
ヒノキ林へとジグザクの七曲を快適に下る
木々の下はチゴユリの群生・・・畑状態で咲き乱れる
これほどのチゴユリ群生は初めて!見事です!

表登山道の道標となってるシナノキの大木あり
数百年も経ってる古木
16:00〜杉林の緩やかな登山道を下り林道に出た!

林道を何度か横切り長い長いダラダラ歩き

16:45〜表登山口着!
今シーズン一番長い森林浴登山が終わった!