金城山(1369m)
11月5日(日) 晴れ
登り 水無コース:登山口(7:15)〜金城山(10:30)
下り 滝入コース:金城山山頂(11:20)〜登山口(14:30)
10月の最終休日に金城山にて紅葉を楽しむ予定。とハナさんからメール。 残念ながら日程が合わなかった。金城山も未踏の山! 隣県からも登りに来るハナさんお勧めルートを歩いてみよう。 紅葉は間に合うかな〜。 |
水無コースと滝入コースどちらか登る? ネットで色々と調べ滝入コースから登り水無コースへ下るのが一般的らしい。 滝入コースは名前の通り沢沿いに滝を見ながら登る。 どちらのコースも急登で滑りやすいみたい。 トラバースの鎖が苦手なので水無コースから登りる事にした。 |
杉林を過ぎて涸れた沢に掛かる鉄製の赤い橋を渡る。 熊に出会わないように鈴を鳴らしながら快適に歩く。 少し進むと急登が始まった! まるで丹後山だ・・・。 |
二合目過付近の尾根 |
歩き始めて15分ほどで2合目の尾根に出る。 この辺りはまだ紅葉が残り綺麗。 平らな尾根歩きも束の間でどんどん登る・・・。 |
集落 |
登山口まで車の運転もず〜と靄の中だった・・・。 尾根から見下ろす集落には、まだ靄が少しかかっていた。 |
朝日を浴びて輝く山肌の紅葉・・・去り行く秋の彩り。 薄墨色に八海山が見えた! 彩の登山道を歩く。 |
遠くに薄墨色の八海山 |
急登の連続 |
黄葉 |
歩き始めて一時間ちょとで4合目。 尾根歩きからブナ、ミズナラ、コナラの樹林帯へ。 黄金の輝きの中へ突入!顔が黄色く映る。 登山道はサクサクの落ち葉で覆われてる。 そして・・・ず〜と急登が続く。 |
6合目熊の倉を過ぎて視界が開ける。 坂戸山が見える。 そして、この先は苦手なトラバースの鎖場。 ありがたい事にしかっりと足場が出来ていた! でも怖い・・・岩肌が滑る! 見える人には見えて、見えない人には全く見えない物・・・。 もちろん私には見えません・・・(笑) 山側の斜面にキノコ! |
クリタケ (撮影:森山) |
ナナカマド |
葉が落ちた木々の尾根を歩きながら山座同定。 越後三山、桑ノ木山?ネコブ山?そして下津川山?・・・巻機山も見え始めた! そして登って来た尾根筋の登山道を振り返る。 |
枯れ木の下に広がる背の高い笹藪を歩く。 平らな場所に金城山避難小屋。 小屋近くに湿地があり水芭蕉の枯れ姿あり。 目の前には・・・アレが金城山なの! |
岩峰の狭い間をすり抜けるように山頂へ向かう。 平らな巨岩に八海山神社の摩利支天や剣の石塔が立ち並ぶ。 |
金城山山頂付近の岩峰 |
山頂の標識は文字が消えて見えにくい。 イワキ頭から割引岳〜巻機山への尾根を眺める。 さすが巻機山の前偉峰・・・金城山! 山々の紅葉は終わり朽葉色に。 |
イワキ頭と巻機山 |
山頂の登山者達 |
登山者はほとんど滝入コースから登ってくる。 山頂より小屋側に下った平の岩場で休憩。 陽射しが強く11月とは思えない。キラキラと輝く感じ。 ゆっくり一時間ほど寛ぐ。 まだ時間は早いが下山を開始。 |
山頂直下の急登を兎平まで一気に下る。 この辺りはブナ林が見事。 続々と登山者が登って来る。 |
晩秋の金城山を振り返る |
尾根道の快適な下りが続く。 雲洞コース分岐付近から坂戸山と六日町の景観が良い感じ。 下るに従って・・・鎖やロープが出てくる急な登山道。 6合目の大月分岐では大月に続く道が藪になっていた。 藪道へ少し下ると素晴しいブナが広がっていた。 滝入コースに戻りここから素晴しい黄葉のトンネルが続く! |
黄葉のトンネルを5合目まで下る。 やがて滝を見ながら沢沿いへ。 そこからが、さぁ〜大変!トラバースぎみの道が滑る滑る・・・。 渡渉を繰り返し滝を幾つか眺めながら慎重に下る。 石のマーキングを頼りに先へ進む。 |
滑滝? |
大滝? |
滝入コース油断の出来ない下山路となる。 やはりこっちから登るべきだったかなぁ〜。 う〜ん・・・どちらも同じでしょう! |
正面に越後三山を見ながら沢沿いを下り。 沢沿いの杉林を歩く。 こちらも水無コースと同様に鉄製の橋を渡る。 無事に今朝の登山口に着く。 杉林で収穫もあったようです・・・。車中で本と睨めっこ。 私は・・・もちろん手ぶらです(笑) |
晩秋の金城山にて最後の黄葉を楽しんだ! 次回は逆コースで歩いてみよう。 |