袴腰山(536.1m)
平成16年12月29日(金) 雪のち曇り
コース:八木鼻登山口駐車場〜袴腰山〜高城城址山小屋(宴会)〜ヒメサユリの小径〜八木鼻登山口駐車場
年末は予定より一日早く休める事になった!せっかく明日から休みに入るのに爆弾低気圧の襲来・・・。まぁ〜山は今年はもう無理だな〜と諦めていた。夕食後何気なく携帯を見ると、着信メールが入っていた!『明日、山に行きませんか?』
早朝、山に出かける準備をしていると携帯の電話が鳴る! 『物凄い強風なんで山を変更しますよ』 中止の電話と思っていたら、行き先が変更となる。 再度の電話でまたまた山が変更。 最終は下田の『いい湯らて〜』の駐車場にて待ち合わせ。 袴腰山に決定! |
つぼ足ラッセル隊! |
駐車場には既に二人が待っていた! 下田は予想以上に積雪があり驚く。 今日の行程を聞けば八木鼻登山口から登り袴腰山。 高城城址山小屋にて宴会〜ヒメサユリの小径〜車道を歩いて八木鼻登山口・・・。 宴会登山としてはかなり強行軍だ! メンバーがそろい八木鼻登山口へ移動。車は我々の3台のみ駐車。 カンジキ、ストックは不要と言うの長靴のみでスタート・・・。チョッピリ不安。 |
登山口をスタートし遊歩道から右に入り急斜面をジグザグに登る わりと乾いたバージンスノーをつぼ足でラッセル! 先頭が快適にどんどん力強く飛ばす・・・。 木々の枝が雪の重さに耐えかね登山道を覆ってる。 20分程で『追分の松』に着いた。 |
雪が降り続き何も見ることの出来ない山歩き・・・。 でも、つぼ足ラッセル隊の会話は弾む! 人生は山あり谷あり・・・皆それぞれ人生の修羅場を経験した中年登山者! 辛い過去も笑いに変えてしまうプラス思考の持ち主達だ。 雪の道中は笑いが絶えない。 |
ラッセルの先頭を交互に代わりながら進む。 今日の先頭は程よい雪の量で快適だ! 皆、童心に返りアップダウンの登山道を楽しむ。 下りは滑り要注意! |
雪は晴れることなく降り続く。 爆弾低気圧の強風が心配されたが、幸いにも風は想定外に弱かった。 途中で新しく出来た粟ヶ岳に続く道の案内標識を目にする。 思えば袴腰山は3年振りの登山になる。 案内看板を見て吸い込まれるように粟ヶ岳方面へ・・・。 おっとと・・・袴腰山はこっちだよ!とこの山に精通する隊員が言う。 |
馬の背を過ぎると最後の急な登りが待っている! 確かロープがあり急登のはず・・・。 |
山頂直下の急登 |
雪の下に埋まっているロープは凍っていた! サラサラの乾いた雪で足元がズルズルと落ち着かない。 ロープを使って山頂へ! きっとヒメサユリの小径からの登山者が山頂にいるだろう・・・。 |
ひょっこりと山頂に着いた! |
ここから眺める粟ヶ岳が好きだ! でも、残念ながら何も見えない。 山頂に踏み跡はない・・・今日は我々つぼ足ラッセル隊が一番乗りだ! 真っ白な平坦な山頂・・・久しぶりだぁ〜。 これから向かう高城城址側には、薄く靄って弥彦山や角田山が見える。 |
今日の目的は高城城址小屋にてキムチ鍋! もちろん速攻で下る・・・。笑い! ここも急斜面なのだ。 |
駆け足で下る |
袴腰山を振り返る・・・レンズに水滴が・・・。 |
山頂から30分ほど下り高城城址小屋に着く。 小屋を覗けば・・・誰も居ない! もしかして貸切状態?でも時間はまだ早い・・・11時だ。 早速メインシェフの隊員が調理開始! 私は温めるだけのおでんとチョコレート・・・。 正月も近いのでタコも出てきた!凄い! 美味しいキムチ鍋で身体も心もホカホカになる。 はんぺんのチーズサンド焼きにまいう〜の声! |
はんぺんチーズサンド焼き |
二時間近い宴会を終える・・・誰も来なかった山小屋。 小屋を出れば雪は上がり墨絵のような景色が広がり始めた! 大人の爆弾発言が飛び出す下山路・・・。 登って来る人もなくどうやら今日の袴腰山は我々だけだったようだ。 天気予報は爆弾低気圧襲来・・・。 こんな日に山に登る人もいないのだろう。 |
午後は静かな山村の風景が広がっていた。 ヒメサユリの小径を歩き最後は長い車道歩き・・・。 八木鼻登山口駐車場に着けば・・・車は朝と同じく我々の3台のみ。 2006年ラスト登山は楽しい宴会登山となった! また、登りましょうね! |