粟ヶ岳(1292.7m)

平成18年11月25日(土) 晴れ

登り 第二貯水池登山口(7:25)〜7合目(9:30〜50)〜粟ヶ岳山頂(11:00〜12:40)
下り 山頂(12:40)〜7合目(13:25)〜大栃平(14:10)〜登山口(15:25)

 加茂の第一水源地駐車場に7時待ち合わせ・・・しかし、早朝より片付け事が入り自宅出発が5時50分・・・。栃尾〜下田経由で加茂に入る予定から、高速に乗り三条〜加茂に変更。こんな場合に便利だな〜と思うのかカーナビとETCの早朝割引!それにしても、ナビを使用して一年になるが使いこなしているのだろうか・・・・。でも、お陰でなんとか約束の7時に間に合った!


 自宅を出るときから寒い!と思っていた。水源地の気温は・・・0度!寒いわけだ〜。
車で第二貯水池まで入る。
 そう遠くない山であるが粟ヶ岳は一年半振り。残雪期も紅葉時期もベストな山!
木々の葉が落ち枯れた枝の登山道をゆっくり登る。
でも、長靴歩きは慣れないので、なんか変な感じだ。
冬の山は汗をかかないように登る事が大事!

名残りの紅葉
登山道をゆっくり歩んでると、どんどん追い越される。
枯れ木の間から向かう山が見えるが、裸にされて淋しい感じ・・・。
4合目を過ぎたころから陽射しが強く感じられた。
振り返ると弥彦山〜角田山が見える。
貯水池を見下ろして『う〜ん、登って来たねぇ〜』
粟ヶ岳の中央登山道は尾根歩きが気持ち良い。
急登も続くが何故か登りやすく好き。
鎖場の手前で右手に守門岳が白く輝いて見えた!
この位置から眺める守門岳も良い。
さらに米山や妙高山〜火打山まで見える!
素晴しいお天気に恵まれた。
鎖場に続けて登山者が3人登り、次は私・・・。
その時、ドサドサドサ〜の物音とひぃ〜ひぃ〜と鳴く様な声が・・・!
え〜もしかして、熊?くま?クマ?と緊張する。
鎖場の上の方から北斜面に大きな塊が駆け下りた!
そして、暫くこちらを見ている様子・・・。
枯れ枝と保護色のようになっているカモシカだった!
驚きと恐怖でカメラも出せずに立ち往生してしまった。
でも、熊じゃなくて安心・・・。でも、カモシカって大きいね!

何故かカモシカに似ている
鎖場を過ぎ6合目の粟庭からの景色は好き。
尾根筋の登山道を目で追いながら砥沢ヒュッテを目指す。


砥沢ヒュッテからは軽く雪化粧した粟ヶ岳が姿を見せた。
遠く飯豊連峰は真っ白に連なっている。
コーヒーを飲みパンを食べて小休止する。

越後白山へ連なる尾根を眺めながる

権ノ神岳と遠く冠雪の飯豊連峰

砥沢峰を過ぎてからは登山道に雪が残ってる。
スパイク付き長靴が活躍する。
ひたすら登っていると、早くも下山者が・・・。
帰宅後にテントミータカさんだと知る!

雪の花咲く粟ヶ岳 (撮影:松本)
北峰に着くと一際真っ白な飯豊連峰が目を引く!
目指す山頂も直ぐ。
木々には雪の花が咲いている。
360度パノラマの山頂からは川内山魂、会津磐梯山、御神楽岳、燧ヶ岳・・・・。
それはそらは素晴しい光景!
粟ヶ岳も相性の良い山だ。三度ともベストな天候に恵まれる。
山頂では寒くて食事は出来ないだろう・・・と思い敷物を持ってこなかった。
でも、ザックの中身を全て出しカバーをかけて腰の下に敷く。
煮込みうどんを作り食べる。
今年登った飯豊本山を思いながら飯豊の山並みを見つめる。
山頂での眺望を満喫し下山・・・。



粟ヶ岳

6合目から粟ヶ岳を振り返り何度も写真を撮る。
ヒメサユリ咲く頃に登って来たい。

最後の紅葉

陽射しを受けて最後の紅葉が輝いている!
2合目付近でナメコを発見!
しかし、残念ながらもう終わり・・・。
フカフカの落ち葉を踏みしめながら
水源地の登山口に着いた。
小春日和でのんびり登山の一日!