朝日岳〜雪倉岳〜白馬岳〜小蓮華岳

平成18年8月12日(土) 曇りのち雷雨のち晴れ

蓮華温泉(8:05)〜兵馬の平(8:40)〜瀬戸川鉄橋(9:12)〜白高地沢(10:25)〜花園三角点(11:55)〜五輪の森〜水場(13:20〜40)〜朝日岳鞍部分岐(15:10)〜朝日岳山頂(15:55〜16:05)〜朝日平テント場(16:45)

 長岡インター5時集合。ザック等の荷物を車のトランクに乗せていると・・・『お兄さん達!何処に行くの?』と同じように待ち合わせの女性登山者に声を掛けられる。『蓮華温泉から朝日〜雪倉〜白馬で二泊三日の予定です。』と返答。『うぁ〜お花が凄いところだよね!私も行きたいんだわ〜良い所に行くね〜羨ましいわ〜』と彼女は云う。『皆さんはどちらですか?』と尋ねる。『あっちゃぇ〜大源太山!』と同行の男性が答えた。雷注意報も出てますからお互い気をつけて登ってきましょう・・・。
 こうして初めての二泊三日の山行きがスタートした!


 『蓮華温泉からのコースは長いですから、出来るだけ朝早くスタートして下さい!新潟、富山、福井、石川の方々は出発が遅いです!』と問い合わせした朝日小屋の方に言われた・・・。
 蓮華温泉駐車場は7時半近いが予想外に空いていた。お盆で混雑が予想されたが意外であった。早目のスタートと忠告されたが結局スタートは8時となる。さて、朝日岳、白馬岳どちらを先にするか・・・。『缶ビール持参したから朝日岳を先に登り、明日は白馬岳で冷たい生ビールを飲みましょう!』 なるほど。それでは朝日岳から先に登りましょう。
 蓮華温泉ロッジ付近は青やピンクの紫陽花が綺麗に咲いていた。花の山旅は既に始まっている。

紫陽花

ブナ林
 
 ブナやトチの樹林帯を下り、鉱山道を左に分けて右に進んで行くと整備された木道がまっすぐに伸びた大きな湿原に出た。アヤメ平そして兵馬の平と湿原は続く。一面にシモツケ草が咲いていた!ここから雪倉岳や朝日岳が見えるらしいが、残念ながら雲に覆われている。う〜んそれにしても朝日岳は遠い!

アヤメ平
 
 瀬戸川までの下りは蓮華温泉から約一時間。木道や滑りやすい樹林の中の急坂を下る。ザックが重い為か足元が悪くズルズルと滑る。途中珍しい花を見つける。ホトトギス?の花だろうか。
 時計を見ながら瀬戸川の橋は未だかな〜と思っていると、靄のなかに立派な鉄橋が現れた!


タマガワホトトギス

幻想的な瀬戸川鉄橋


 瀬戸川の鉄橋を渡り少し進むと急に雨が激しく降り始めた!雨具の上下着用しザックカバーをかける。黒糖パンを頬張る。激しい雨と共に雷鳴も!激しい雨のためカメラはザックに仕舞いこんだ。この後、雷鳴を聞く度に『どうする?』を連発する我・・・。登山道はまだまだ下る。
 白高地沢に沿った道を進み、左手にヒョウタン池を見て白高地沢覗きを過ぎると白高地沢の広い河原にでる。この辺りで多くの下山者に会う。ペンキマークを辿り河原を遡る。鉄梯子を登り、鉄板の渡された橋を一人づつ渡る。そして本格的なカモシカ坂の登りが始まる。樹林帯の登りはそう急では無いが、雷の音に悩まされ精神的に疲れた。高度を上げ樹林帯を抜けて、視界が開けると草原が広がっていた。整備された木の階段や木道歩きとなった。雨で濡れて滑りやすい。振り返ると谷の向こうに蓮華温泉が目の高さに見えた!ようやくスタート地点と同じ高さまで登ったようだ。階段にザックを下ろし少し休むことにした。しかし、風に吹かれると汗と雨で濡れた身体は寒い。慌ててザックを担ぎパンを齧りながら・・・一人先に歩き出す。雷の音も遠ざかり、風は強くなり雨は小降りになった。緩やかに木道を進むと花園三角点に着いた。雨も気にならなくなりカメラを出し、湿原のお花を撮る・・・。しかし明るさが足りない。

花園三角点

花園三角点を振り返る
 
 花園三角点から木道を登って行くとハクサンコザクラ、アズマギク、ニッコウキスゲ、イワカガミ・・・。沢山の花が咲き乱れてる。山の湿原風景はとてもいい感じで何度眺めても良いものだ!
 青ザクと呼ばれるザク道辺りでは、マツムシソウが咲き風に揺れている。雨は止み始めたが風が強く、重いザックを担いでいるのに飛ばされそうになる。青ザクを登りきると五輪の森と呼ばれる樹林帯に入り、山腹をトラバースしながら白高地に入って行く。
 雨も上がり山肌にはダケカンバが見られ、ぬかるんだ道や木道を歩き、左手には雪倉岳と尖がった旭岳が見える。清水が湧き出ているところで今日初めての大休止とする。周辺はハクサンコザクラやチングルマ、ハクサンイチゲなどなど多くの花達!ムシトリトリスミレの群生や黄色のシナノキンバイの群生も!花々は湿地帯狭しと群がって咲いている!お花が凄いとは聞いていたが・・・。ホント凄い!雪倉岳方面とお花をたっぷり眺め、たっぷり休み・・・再び朝日岳を目指し歩き始める。ここからは雨具は無用のようだ。お天気も上々!気分はさらに上々!



左:雪倉岳と尖がりの旭岳
 
 白高地では雪融けの流れ沿いに眩しいリュウキンカの群生!ヒオウギアヤメやダイモンジソウも綺麗に咲いている。八方尾根でダイモンジソウを見てから、すっかりお気に入りの人も!
 
可憐なミヤマダイモンジソウ (撮影:松本)

リュウキンカ
 
 朝日岳に向って長い雪渓を幾つか横断し、左手には雪倉岳の後方に白馬岳が見えた!周辺はハクサンコザクラが咲き乱れてる。それにしても本当に静かな山歩き!カモシカ坂で下山者に会って以来誰にも会わない登山道・・・。静かなる北アルプス。

朝日岳へ続く
 

ハクサンコザクラのお花畑

 
 雪渓を横断し風を強く感じると千代の吹上げに着いた。ここから山頂までは地図によると50分!え〜まだまだ歩くんだ・・・。今日は山頂が終点ではない。朝日平まで行かなくては・・・。風が冷たく感じた。そして、ここからはやっと北アルプスらしい?登山道だ。砂礫に薄紫色のマツムシソウが風に吹かれ揺れていた。花は秋へと変わっていた・・・。

千代の吹上げ
 
 朝日岳への最後の登りは足が、足が、足が上がらない!そしてザック重い!を痛感。でも花達に癒されながらジクザグに一歩一歩確実に登り進む。左手に白馬岳も大きく見えてきた。左手のスプーンカットの雪渓を眺めていると賑やかな登山者の声が聞えた。どうやら雪倉から縦走して来た登山者のようだ。

雪倉岳と白馬岳
 
 登りきりハイマツ帯の木道を歩き朝日岳の山頂に着いた!先ほどの登山者達が賑やかだ。山頂の立派な標識は本やネットで何度も見た光景。山頂の展望指示盤で山座同定。ここでもタカネマツムシソウが咲いていた。ゆっくりしたい気持もあるが・・・時間も遅いので朝日平へと向う。

朝日岳山頂
 
 重いザックを担ぎ疲れた足での下りは転ばないように慎重に!水平道と交わる水谷コルまで下る。ハクサンコザクラ、ハクサンイチゲの群生。静かな山旅で一番賑わっていた花がハクサンコザクラ!今までこんなに沢山見たことはなかった。
 登山道を下る足がヨロヨロとしている。水谷コルからは木道を緩やかに登って行くと朝日平に着いた。広いテント場には既にテントが設営されていた。朝日小屋前のベンチに腰を下ろし『ここまで歩いて来た!』 の気持でいっぱいになる。
 風も無くテントは素早く?設営できた。先回の五竜は雨で大変だった。ビールを飲みハンバーグカレーを食べ終えた頃、もう周囲のテントから声は聞えなかった・・・。テント場も静かな朝日岳。明日に備えて早々に就寝するzzz。

夕食

 2日目 8月13日(日) 晴れ
 朝日平(6:05)〜水平道分岐(7:42)〜小桜ヶ原(7:50〜8:20)〜雪倉岳(10:55〜11:25)〜雪倉避難小屋(11:40〜45)〜鉢の鞍部(12:30)〜鉱山道分岐(12:40)〜三国境(13:45)〜白馬岳(14:35〜14:45)〜村営頂上宿舎テント場(15:10)

朝日平のテント場
 6:05分出発。山の朝にしては今日も遅い出発・・・。朝日平から水谷のコルまで下り分岐から水平道へ進む。水平道とは名ばかりで朝日岳南斜面をトラバースしながら、小さなアップダウンを繰り返して登って行く。樹林帯や湿地帯の木道歩き、ニッコウキスゲの花畑や雪渓を越えて朝日岳の分岐へ進む。登山道はよく整備されて植生の保護のためか木道歩きが多い。雪渓はベンガラで印されている。

水平道より朝日平
 
ヨツバシオガマ               ミヤマアキノキリンソウ 

登山道

ニッコウキスゲ

雪渓

ベンガラに沿って
 

 朝日岳水平道分岐を過ぎると直ぐに広い湿原が広がっていた!ここが小桜ヶ原だ。まだ雪倉岳からの縦走登山者も来ないので木道で休憩。ここから眺める朝日岳は大きく見える。

朝日岳

小桜ヶ原より雪倉岳
 
 小桜ヶ原を過ぎ沢を越え赤男山を巻いて進む。樹林帯を抜け赤男山の燕岩の崩れたガレ場を通り過ぎると鞍部のツバメ平に出る。ここから雪倉岳への登りが始まる。

赤男山
 
 静かな山旅も雪倉岳へ登り始めると多くの縦走登山者達とすれ違った。花を愛でるため朝日岳に向う登山者達だ。雪倉に向う登山道脇や山肌はタカネマツムシソウが沢山咲いていた!風が吹くと花達の揺れる姿がまた可愛い!

風に吹かれて
 
 雪倉岳への登りは緩やかなようで緩やかでなく・・・。ピークが見えたか!と思うと・・・先にまだ続く。雪渓の広がる斜面を見ながら小休止。地図で位置を確認しまた登る。雪倉池を遠く眺めた後はガレ場の登りが続く。
 前方の登山者達の賑わった声が聞えた。雷鳥でも現れたのか・・・?違ったなんとオコジョがガレ場を元気よく駆け登っていた!初めて見るオコジョは小さくて、お腹が白くてやはり可愛いらしい。オコジョに出合ったころからガスが掛かり始め青空は遠くなってしまった。雪倉岳で眺望はあるのだろうか。砂礫のなかにコマクサが咲いていた。

雪倉岳へ最後の登り

ガスが上がってきた

雪倉岳
 
 山頂はガスではっきりしなかった。それでもガスの切れ間から白馬岳が見え隠れしている。30分程休憩しおにぎりやグレープフルーツを食べる。ここからの下りもお花が凄い!クルマユリやハクサンフウロ、アズマギクなど多種にわたり花達が一面に散らばっている。雪倉避難小屋付近はタカネマツムシソウのお花畑が広がっていた。雪倉岳周辺はマツムシソウに覆われている。

 鉢ヶ岳の東斜面の巻き道を進む。途中かなり急な雪渓を横断する。雪渓から流れている水がとても冷たい。こちらの山も花が見事。特にチングルマの群生!

鉢ヶ岳の巻道
 
 鉢の鞍部に着くと北アルプスらしい光景が広がっていた。少し登り鉱山道分岐に着く。ザックが重くて肩に食い込み痛い!手拭を挟んでクッションにする。次の目的地三国境までまだ一時間は歩かなくては・・・。ゼリーとパンを食べ少し休む。

鉱山道分岐から白馬岳


三国境へ
 三国境ではパトロールの人が登山者に声を掛け行き先を聞いていた。白馬のテント場は混雑が予想されると言われた・・・。そこで、本日絶好調の松本氏ここからペースが上がる!こちら、ザックの重さが肩に響いて足が上がらない・・・どんどん離れる。馬の背を登るあたりが一番苦しかった・・・。疲れているのか、疲れていないのか分からない状態。いわゆるエネルギー切れだった。(後で分かった) 花の写真を撮り呼吸を整え休みながら登る。う〜ん肩が肩が痛い!!!花が終わったウルップソウを横目で見ながら・・・。

タカネツメクサ

ヘタレ

 14:35〜白馬岳着!あぁ〜疲れた・・・。山頂では大勢の登山者が記念撮影。山頂標識前がなかなか空かない・・・。ここでゆっくり出来ず急いでテント場へ!空いているかなぁ〜。

テント場
 
 テント場は大混雑!それでも真ん中辺りを確保出来た!ザックを下ろしテントを出すが・・・思考能力無し。さらに動きが緩慢。ぼ〜としながらテント設営。荷物の整理をして、いざ生ビール!白馬山荘へ向う・・・あぁ〜また登りだぁ〜。

レストランスカイプラザ白馬
 
 ふぅ〜やっぱレストランスカイプラザ白馬の生ビールは美味い!お盆で奮発して二杯飲んだ方も・・・。ケーキも美味しい!だんだんと元気になる!結局はシャリバテだったようです・・・。育ち盛りの四十代は早め早めに食べないとね!
 夕食はビールで気分もお腹もいっぱいになる。テントに戻りウインナーを焼いて食べ、まったりと時間を過ごす。二日間も山で過ごせるなんてシアワセ!時間がゆっくり流れる。それにしても軽い夕食でした(笑) 

三日目 8月14日(月) 晴れ
村営頂上宿舎テント場(7:05)〜白馬岳山頂(8:00〜30)〜三国境(9:10)〜小蓮華岳(9:55)〜白馬大池(11:30〜12:35)〜天狗の庭(13:15)〜黄金の湯(14:13)〜野天風呂見学〜蓮華温泉(14:50)

 『隣のテントが見えないほどガスが濃いよ!これじゃぁ〜ご来光は無理だね。』 その言葉を聞いて安心して二度寝・・・。今日も山の朝と思えないゆっくりペース(笑) 
 朝食を食べ終えテントから出ると青空が広がっていた!あらら・・・。テント場裏から稜線に上がり出発。ミヤマトリカブトが沢山咲いていた。ロープ越から眺めるが写真は撮れなかった。濃い紫色が草の緑に映えていた。

旭岳
 
 昨日、小桜ヶ原で会った単独青年は私達と同じルートで朝日岳〜白馬岳。でも今日は旭岳〜清水岳〜祖母谷温泉に行くと言っていた。もちろん早朝にテント場を発ったことだろう。そんな事を思いながらこの分岐標識を眺めた。朝日岳側からは、尖がって見えた旭岳もここから眺めるには丸いお姿。
 朝はペースが上がらず白馬山荘前で早くも一息入れた。山荘前では昭和大学医学部白馬診療所の医学生達が帰る先生を歌で見送っていた。何度も何度も『ありがとうございました!』と言いながらまた歌う・・・この繰り返し。どうやら先生の姿が見えなくなるまで見送るようだ。あぁ〜学生っていいなぁ〜。若さっていいなぁ〜。こっちはもうバカさだけさぁ〜・・・。

白馬岳
 
 バカなことを言いながらも山頂に着いた。昨日遅くテント場に着いた親子が記念撮影していた。男の子は小学2年生。なんとも可愛く利発な少年。今日は三時間半の行程で白馬鑓温泉に行くと言う。お父さんはかなりの山通とみた。この時間の山頂は空いている。記念の写真を撮り山座同定・・・杓子岳、白馬槍ヶ岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳まで見える!五竜岳は先月登ったばかりなのでそのお姿は目に焼きついている!山座同定に自信あり(笑) 山頂で30分もゆっくりと過ごす。早めのエネルギー補給も・・・。

白馬山頂

白馬岳
 
 綺麗な青空で夏山満喫!登頂三度目の白馬岳を後にする。ウルップソウの残骸→花の終わったウルップソウが稜線に沢山並んでいる。満開の時は一面ムラサキなんだろうなぁ〜。ツクモグサやウルップソウの満開の頃にまた登って来たい!ツクモグサはまだ見たことありません。イブキジャコウソウ、イワギキョウ、タカツメグサ、イワツメクサ等・・・ここも沢山の花達。昨日は、『はぁ〜はぁ〜』と喘いで登ったが下りは楽チン!

イブキジャコウソウ
 雪倉岳を眺めれば、朝日小屋まで見えた!実際に歩くとやはり違うものだ。とても身近に感じてしまう。昨日の光景が思い出される。ロングルートだけれどまた歩きたい。
 三国境につく頃からガスが濃くなり、小蓮華岳に向う登りはガスで見え隠れする稜線歩きとなった。

小蓮華岳へ
 
 小蓮華岳では眺望は得られなかった。以前は山頂標識で記念撮影したが、岩が割れているようでロープが張ってあり進入禁止となっていた。年配の団体登山者が下山しようとしていたので先に下る事にした。
 晴れて素晴らしい稜線歩きが出来ると思ったが・・・ガスの稜線歩きとなった。さて、白馬大池はどうだろう・・・。ガスで見えないかも。足元にはミヤマコゴメグサ、トウヤクリンドウ、オヤマリンドウ?が咲いている。
 
トウヤクリンドウ                 オヤマリンドウ?
 船越の頭を過ぎるとガスの切れ間から白馬大池が姿を現した!思わず『見えたぁ〜!』と声を上げた。雷鳥坂ではまるで約束をしたみたいに雷鳥がハイマツの中から出てきた。大きさも同じくらいなのでツガイ?と思ったがどうやらどちらも雌みたい・・・。親子?なのか。八方尾根で雷鳥を撮影しすっかり雷鳥に魅せられた?松本氏はシャッターを何度も何度も何度も・・・。その画像下↓です。

白馬大池

雷鳥の親?

雷鳥の子供?
 
 白馬大池周辺はチングルマの大群生!早いものは既にワタゲになっている。見事な咲きっぷり!そして、ここでもハクサンコザクラの登場!アオノツガザクラやヒメクワガタ、ハクサンイチゲも咲いていた。最後まで花の山旅だ!
 ザックの中の残り物を食べてお昼にする。(実はここでうどん等のお昼が食べられると思っていた。)玉子スープ、ハムを焼き食パンも焼いてetc・・・。フルーツは桃のシロップ漬け。

ヒメクワガタ
 
 蓮華温泉への最後の下り!休むことなくダブルストックでリズミカルに下る。下からどんどん登山者が登ってくる。この時間に登ってくる登山者は白馬大池に泊まるのだろう。樹林帯の中は風がなく暑い!数人の下山者を追い越し快調に標高を下げる。
 最後は野天風呂を経由する。まずは黄金の湯を眺める。誰も居なかった。仙気ノ湯には男性が数名入浴中。さらに水着の女性も入ってきた。その上の薬師の湯へ・・・。途中ヘビに出会う〜〜〜。数年前、小蓮華岳の帰りに古川さんと仙気ノ湯に入った事を思いだす。温い三国の湯は男性が独り占めで入っていた!
 花旅の最後は野天風呂見学で締めくくった!(入浴した方も・・・。)

黄金の湯
 憧れの花の山旅!無事に終了!