三田原山(2347m)
3月26日(日) 晴れ
登り(休憩含む) 妙高杉の原リフト最終地点(10:30)〜三田原山稜線(12:15)〜三田原山2300mピーク(12:30)
下り(休憩含む) 三田原山(12:50)〜妙高杉の原スキー場(14:00)
前日にツアーを申し込み、妙高杉の原スキー場にて待ち合わせ。駐車場はBCのスキーヤーやボーダーで賑わっていた。今日のツアー参加者は一組の親子と私の3人。他にテレマークスキーの二人が同行。チョッとしたアクシデントでスタートが2時間近く遅れた。
さて、憧れの三田原山ツアーどうなることやら・・・。
10:30〜妙高杉の原スキー場リフト最終地点からBCスキーが始まる。スキーで訪れ『ここから歩き始めるんだ〜』と何度も眺めた場所。ゲレンデトップは標高1850mで山頂まで標高差500mほど。綺麗なダケカンバの林からスタートとなる。 今日は風が強くレインウエアーを着たまま歩く。 |
歩き始めて5分ほどで、目の前にこれから登るべき斜面が広がる。すでに斜面にとりついている登山者を眺めながら、小さな谷に向って進む。この小さな谷は過去に何度か雪崩れの事故があった場所・・・。 |
小さな谷へ向って |
小さな谷は静かで落ち着いていた!シールを付けたままで滑り何事もなく無事に通過!左手前方に黒姫山が見える。もう少し青空だったらいいのに・・・。 |
黒姫山 本格的な登りがスタート |
小さな谷を過ぎれば三田原山の南斜面を登るばかり!緩やかだと思っていたがそれなりの斜面をジグザグに登り進む。今までブナ林を登る事が多かったが、ここは見事なダケカンバ林の登りで北アルプスを思わせる。 縦横無尽にあらゆるところからスキーヤーが登ってくる。皆、風が強いため進むのに四苦八苦。シラビソの木陰で小休止振り向くと高妻山が見える。上の方は薄っすらと雲に覆われている。 |
ダケカンバの急斜面 |
稜線に出ると強風が予測されるため、一足先に大きなダケカンバの下でランチタイム。暖かいレモンティーが美味しい(^^) 見上げれば青空も広がってきた!ここから少し登れば稜線に出る。あの大きな妙高山の姿を見ることが出来るだろうか・・・。 |
ダケカンバのオブジェ オブジェの下で休憩 |
大勢のパーティーが登って来た!どうやら駐車場で9時頃見かけた人達のようだ。後方に乙見湖が薄く見える。 |
稜線へ |
大パーティー |
稜線に出ると写真で見るあの妙高山が待っていた!その瞬間、皆一緒に『うわぁ〜』と大声を上げる。なんて大きな妙高山!そして稜線上は左のピークが三田原山?いやあれは2300mのピークのようだ。 先ほどまでの強風がおさまりわりと静かな稜線。2300mのピークまで歩き三田原山を眺める事にした。 |
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妙高山 |
三田原山 |
12:30〜三田原山を眺めながら、何時かはその向こうの黒沢池〜高谷池〜火打山へ・・・。と思いは馳せる。稜線上の雪まるで片栗粉の上を歩いている感じ。妙高山も拝む事ができ最高の気分(^^) 記念写真を撮りシールを剥がして滑降・・・。ガイド笠原氏が綺麗な滑りでスタート!続いて中学2年生がその後をぴったりと追って素早いターンで決めて行く!いやぁ〜早いなぁ〜と二人を目で追うオバチャンスキーヤー・・・。緩斜面だが不整地のデコボコに刺さり二つほどターンしてお約束の転倒(笑) スキーの真ん中に乗ってないからだ。二人はどんどん滑り降りて行く・・・。後を追うのが大変だぁ〜! |
ダケカンバとシラビソ |
ダケカンバの間を滑り抜けると直ぐにシラビソも現れる。やはりスキーは早い。笹ヶ峰牧場方面を見ながら林道を目指して滑る。雪質はどんどん変わりブナ林に入るとさらに重たい雪になる。 |
二度ほど休憩し、ブナ林を滑り白樺林を過ぎると笹ヶ峰の林道に出る。杉の原スキー場のゲレンデに入り三田原山を振り返る。どんよりとした曇り空に・・・。疲れたが充実した三田原山のBCスキー!今シーズンもう少し滑りたい・・・。 |