ハルバード
槍に、斧頭と鉤爪を組み合わせたような形状をしている武器です。
槍本来の「突く」「叩く」という機能に加えて、斧の「斬る」機能、鉤爪の「引っ掛ける」という機能を併せ持っています。
語源はドイツ語で、「棒」を表す「Halm(ハルム)」と、斧を表す「Barte(ベルテ)」を組み合わせたものといわれています。
歩兵が騎兵に対抗する為に、槍から発展させたと伝えられています。
時代が進むにつれて戦場からは徐々に姿を消していきますが、その独特の形によって、式典などの儀礼用に使われていくことになります。