機動戦士ガンダム C.D.A 〜若き彗星の肖像〜
(北爪宏幸/角川書店)
月刊ガンダムエースにて好評連載中(2003年11月現在)の、ガンダムのサイドストーリーです。
一年戦争終結後、グリプス戦争時に再び地球圏に姿を現す事になるシャアが、それまで何をしていたのかが描かれる事となります。
一年戦争末期、ア・バオア・クーの戦いで、脱出を果たしたシャアは、火星と木星の間に位置するアステロイド・ベルト内に存在する、ジオン軍の機動要塞アクシズへとたどり着きます。
彼は、そこで一人の少女と出会います。アクシズの最高責任者、マハラジャ・カーンの娘、ハマーン。
ニュータイプである、この二人の出会いは一体どんな物語を紡いでゆくのか・・・。
正直、ビックリしました。一部で「萌えハマーン」と呼ばれている本作のハマーン様。・・・一体どこがハマーン様なのでしょう?
・・・っていうか、この純真無垢な14歳の少女が、わずか6年の間に女王様なハマーン(20歳)になった影には、あのロリコン&シスコン&逆シャアにて判明したマザコンの三拍子揃った赤い彗星が関与しているハズ。
「何をしたんだ、シャア!!」(爆笑)。
ところが、2003年11月号でのハマーン様の戦い振りを見る限り、6年後の片鱗が!!
う〜ん・・・。素質はあったんですね、女王様の。
ともあれ、逆襲のシャアにてシャア総帥に、
「行け、アクシズ。・・・忌まわしい記憶とともに!!」
・・・と、言わしめたその全てが、この話で明かされる事でしょう。
某種ガンダムで正直嫌気がさした、ふっる〜いガンダムファンとしては、毎回ワクワクしながら読んでいます。
最後に一言、
「萌えハマーン様、バンザーイ!!」