フィギュア〔2004年7月4日〕
きっかけは、200円ガチャポンのフィギュアだった。
今から4年ほど前に、まだ役者の修行のために東京は杉並区、荻窪に住んでいた私は、学校の寮から歩いて五分ほどの距離にある某ディスカウントショップ「○○キホーテ」によく買出しに出かけておりました。
買い物を終え、出口に向かった私は、そこにガチャポンの機械が置いてあるのを見つけました。
幼少の頃、キン消し(注・キン肉マンの消しゴム・・・とは名ばかりで字は消せませんが)、そしてSDガンダムを集めていた私は、懐かしさのあまり、無いお金で1個だけ買うことにして、200円を握り締めました。
とりあえず、ナムコのゲームキャラクターのフィギュア・シリーズが目に留まったので、コインを投入。
ナムコの格闘ゲーム、ソウルキャリバーをやりこんだ私としては、是非使用キャラでもあった、ソフィーティアを当てたいと思いました。
「・・・まあ、一回で当たるはずはあるまいな・・・え?・・・ええっ!?」
・・・当たってしまいました。
早速寮に帰って組み立てて、カラーボックスの上に飾ることに。
「・・・ううむ。顔は微妙だが。他はよくできてるなぁ。」
感心してしまいました。
次に火をつけたのが、「ラブひな」DVDの初回特典で付いていたキャラクターフィギュアでございます。
作品にはまっていただけに、生活費を切り詰めて、餓えに餓えながらも、全巻揃えてしまいました。こちらはお金がかかっている分、非常に良くできておりました。
一気に起爆剤にとなったのが「S.I.C. 仮面ライダー」です。
もう間もなく東京を去ると言う時に、購入したのがこの仮面ライダー。
アレンジされたそのデザインのカッコ良さは、見ていて飽きることが無いです、ハイ。
そして、四国・徳島へと帰ってきた私は、無事に就職することもでき、隔絶されていたインターネット世界にも復帰し・・・いよいよ「その時」が近づいてきたのです。
カプセルフィギュアをセットで取り扱っているネットショップの発見、そして、商品の購入を繰り返すうちに、徐々に大きなフィギュアへと関心が移るのに、それほどの時間はかかりませんでした。
今、私が生活している部屋は、雑多なものが氾濫する「元・ガラクタ置き場」の部屋です。
6畳の部屋の中に、家族のあまり使っていないタンスや、食器棚やらがある為、少々狭くなっている部屋に、空間をうまく利用すべく二段ベッドを設置し、下の部分にパソコンを、上の部分に布団を。
そしてそのベッドをぐるりと取り囲む超高層のカラーボックス群には、コミックやDVD、そしてホビージャパンなどの模型誌が並び、少しでも空いたのスペースにはフィギュアが並ぶと言う凄まじさ。
・・・はっきり言って、免疫の無い彼女には見せられないであろう「男」の部屋となっております。
実際、彼女をこの部屋に入れることはありませんでしたが・・・。
ま、それはさておき、今現在、私の持つフィギュアコレクションのなかでベスト3を選ぶとすると、
3位 S.I.C.アマゾン&ジャングラー 造型と存在感がダントツです。
2位 守って守護月天、新装版全巻購入者プレゼントのシャオ これも丁寧な造りがグッド!!
そして、1位は
オオツカ企画 ハイパーヒーローコレクション 仮面ライダーBlack そしてシャドームーン!!
撮影用スーツをそのまま小型にしたかのような見事な出来栄えには脱帽です。
フィギュアコレクションに一度手を染めると抜け出せなくなるそうです・・・。
・・・。
・・・。
蟻地獄に自らダイブしてしまったような気のするハカりんでした。