登場人物 紹介


紅の聖騎士 ノイッシュ

 パラディン:LV30 装備:無銘の魔剣、手槍

 一応、本編の主人公なのですが・・・あまり目立っていないような気がします。

 一話、二話、三話通じて、ほんの少ししか出番がありませんでした。これから増えると思います。・・・たぶん。

 彼は、既に完成された戦士として登場するため、今後もピンチになることはほとんど無いでしょう。その分使いどころが難しいキャラです。

 私のお気に入りのキャラであり、生死不明だったため、「生きててもいいじゃん」との思いで主役となってもらいました。

竜の盟約により、使命を果たすまで(この使命は、徐々に明らかになると思いますが)最愛の人であるラケシスや、子供たちとの再会が禁じられています。トリスタンや、ゼヴァンに対しては、息子のデルムッドを重ねているためか、特に気にかけています。

また、彼はレヴィンと同じようにゲッシュ(竜の盟約)後も以前の記憶を保っているという設定にしました。

「紅の聖騎士」命名の由来は、そのまんま赤い鎧のパラディンだからなのですが、「機動戦士ガンダム」における「赤い彗星」や「黒い三連星」のようなニックネームをつけてみたかったんです(笑)


鉄壁の勇士 ルクソール

ソードアーマー:LV19 装備:鉄の大剣

 一話で敵将として登場させる予定が、いつのまにか味方になっていたというキャラです。

 このような経緯をたどるキャラは、私の作品の中では結構多いです(苦笑)

 元来、アーマーナイト系が好きな私ですので、今後もそれなりに出番があるのではと思っています。

 年齢は、前大戦頃に15歳ぐらいという設定にしたので、現在32歳ぐらいでしょうか・・・。当然オイフェやフィンより年下です。でもおっさん顔にしたいです(^o^)丿

名前の由来は、世界史を勉強した人はお解かりだと思いますが、あのルクソールです。

人名じゃないのですが、まあ、響きがよかったので・・・。


蒼き新星 トリスタン

フリーナイト:LV5 装備:鉄の剣

 え〜っと、本来なら聖戦の系譜における、デルムッドの代理キャラの彼。なぜ、彼が登場したかと言うと、この小説のひとつのテーマが、「日陰のキャラにこそスポットライトを」だからです。この後に紹介するキャラたちにも言える事なのですが、私のオリジナルキャラクターを除く、登場キャラのほとんどが、こういったキャラです。

 トリスタンは、ノイッシュと共にこの物語前半部の主役をやってもらう予定です。

このため、公式の設定と、一部異なる設定にしました。

公式設定では両親と死別となっていますが、父親は現役を引退、母親は行方不明と変更しました。また、クラスも、今はフリーナイトですが、今回、正式にソシアルナイトに任命されます。これにより、異例のクラスチェンジ、すなわち、

 

 フリーナイト→ソシアルナイト→パラディン

 

という道を歩むことになります。・・・先は長いでしょうが。

年齢は19歳ということで・・・。


熱血一直線 ゼヴァン

フリーナイト:LV5 装備:鋼の剣

 三話目でようやく出番があった、ノディオンの騎士ゼヴァンです。

 言うまでも無く私のオリジナルキャラですが、ある人物の息子と言う設定です。

 小説中にも出てきたように、力任せの一撃を繰り出すキャラです。

 まっすぐな性格で、すこしおどけたところもあるキャラですが、実は根は真面目で、戦いにも、また恋愛にも一直線にぶつかっていくキャラになる予定です。

年齢はトリーより年下で16歳です。・・・でもタメ口なんだよなぁ。


十字の騎士 イーヴ


なう ぷりんてぃんぐ♪

パラディン:LV30 装備:勇者の槍、鋼の剣

 ゲームではラケシスの護衛をしていた、パラディン三兄弟の長兄でした。

 ゲーム中ではその後のことが、語られていないため、今回ノディオン解放軍の将軍として登場してもらいました。

 小説中では、アグストリア解放軍とノディオン解放軍があって、混乱されるかもしれませんが、元々ノディオン解放軍が存在していて、そこに他のレジスタンスや、反帝国ゲリラなどが合併してアグストリア解放軍を形成しているわけです。

 彼は解放軍の中核である、ノディオン解放軍のリーダー、同時に三巨頭の一人。また、アグストリア解放軍においては、七将軍の一人として指揮をとるわけです。

また、数少ない勇者の槍の所有者として勇名を誇っています。

友人でもあり、またラケシスの夫でもあるノイッシュには全面の信頼をよせています。


辺境の聖女 ヴァナ

プリースト:LV3 装備:ライブの杖

2話で登場する、ルクソールの命の恩人。おもいっきり美人と言うわけではないけれど、素朴な美人という設定です。

 彼女はトラキア地方の出身で、ある理由からヴェルダンへ向かっています。優しい性格ですが、筋の通らないことは嫌いという、頑固な一面もあります。

今後、徐々に活躍して言ってくれるといいなと思っています。

年齢は15歳。


未完の剣士 アーリア

ソードファイター:LV2 装備:銀の剣

 東の森の隠者(ベオウルフ)に育てられた少女

 技はあるのだが、力が弱いため、決定的な打撃をあたえられないことが悩みのソードファイターです。

 彼女もある重要な役割を担うことになるのですが・・・それは、これからのお楽しみというわけで。

負けん気が強くて、曲がったことが大嫌い。育ての親のせいか、口が悪いのですが、徐々に女の子らしさを出していければなと思っています。

年齢は17歳。


微風の天馬騎士 フェミナ

ペガサスライダー:LV1 装備:細身の槍、細身の剣

 この子も代理キャラなのですが、大幅に設定を変えて登場してもらっています。

 「トラキア776」のカリンと同じく、シレジアのフィー王女お付きの護衛騎士という設定です。

母親は、非業の死を遂げたシレジア四天馬騎士の筆頭、マーニャということにしました。

彼女が出てくるということは、当然、あの男も登場する予定があります。

ヴァナ・アーニャとで仲良しトリオとして活躍して欲しいです。


雷光の騎士 イシュトー

 マージファイター:LV23 装備:トロン、鉄の剣

 第4話で、主役として活躍してくれた、不遇の王子です。

 ゲームでは、登場したかと思う間もなく解放軍によって、恋人のライザ将軍と共に倒されてしまう彼ですが、今回の小説の趣旨である「日影のキャラに脚光を」のもと、登場してもらいました。

第4話は、大半が彼の回想をもとに話が進んでいくのですが・・・果たして格好よく書くことができたのでしょうか?

ヴェルダンの面々は、今後それほど出番の予定は無いのですが・・・、まあ予定は予定ということで、思わぬところで活躍してくれるかもしれません。

ちなみに上の絵のうち、右側が回想に登場したヤングバージョンです。


北トラキア王 ブルーム


なう ぷりんてぃんぐ♪

バロン:LV?? 装備:今回は装備なし

 この人もゲームと大きく性格が違ってしまった一人ではないでしょうか。

 ゲーム中では、いけ好かないオヤジだったのですが、この人は本当は気の毒な人だったのではないかという想いを、私はずっと持ち続けていました。

 奥さんであるヒルダ王妃は、ヴェルトマー家の出身で、多分に政略結婚であったことがうかがえます。

 父のレプトールは今回の聖戦を画策した立役者の一人であり、聖戦士の血族とは思えぬ詐略を用いて、シグルドらを死に追いやった小悪党・・・。

 彼自身も、父の後を受けてレンスター侵攻を行い、皇帝アルヴィスから北トラキアの統治を任されるようになるわけです。

 そんな彼ですが、おそらくとても妹想いであったのではないでしょうか。妹ティルテュが反乱軍の一員として反旗を翻し、今一人の妹エスニャまでもが行方不明(アルスターの王妃が同名であることから、この小説では同一人物として扱っています)。

 そんな中で、はるかシレジアの地まで捜索隊を派遣してティルテュを連れ戻します。

 これは、家名に傷がつくことを恐れたとも考えられるのですが、私には、心底、妹が心配だったからだと考えました。・・・それが裏目に出て、妹が妻によっていびり殺されることになるわけですが。

このあたりも、ブルームの愛情が、妻のヒルダよりも、妹のティルテュに注がれた結果ではないか・・・そう考えてしまいます。

彼の心の葛藤、そして贖罪の行為・・・この第4話では私なりのブルームを書かせて頂きました。


稲妻の貴公子 ラインハルト


なう ぷりんてぃんぐ♪

マージナイト:LV20(当時) 装備:銀の剣、ダイムサンダ

 トラキア776における美形の敵キャラ、ラインハルト君です。

 今回は顔見せだけで、今後の出演は未定です。

イシュタルの守役という立場の騎士ですが、年齢が近いと推察されるイシュトーとも仲が良かったのではないかと考え、このような役で登場していただきました。


雷鳴の女性騎士 ライザ

マージファイター:LV20 装備:細身の剣、エルサンダー

 ゲームでは、イシュトーの恋人として登場した彼女ですが、イシュトー同様、あっという間の出番だったため、今ひとつ印象の薄いキャラではないでしょうか。

 今回は、私の勝手な解釈で、イシュトーとの出会いの物語を書きましたがいかがだったでしょうか?

この娘もイシュトーと共にもう一度くらいは出番があるかも・・・。


森林の王者 ジャムカ

スナイパー:LV30 装備:銀の弓、キラーボウ

 はい、ノイッシュらと同じく生き残りキャラです。

 立場的には、ヴェルダン国内で帝国の侵攻と戦ったり、グランベル各地の抵抗勢力への支援、あと、ヨハルヴァの例でもわかるとおり、有能な人材のヘッドハンティング・・・というか拾うだけというか・・・。

 オリジナル設定のロック鳥にのって、あちこちの戦場に顔を出します。

 今後は、ヴェルダンに腰を落ち着けて、国土から帝国及びロプト色を一掃する戦いを開始する予定です。


義に厚い斧戦士 ヨハルヴァ


なう ぷりんてぃんぐ♪

アクスファイター:LV18 装備:鋼の斧

 今回、イシュトーと一緒に、ど〜しても書きたかった男です。

 ヨハンとヨハルヴァは、ゲームではラクチェに話し掛けられなかったほうは死んでしまうわけです。・・・これはいくらなんでもあんまりだ。

 そこで、選ばれなかったヨハルヴァ(私はいつもヨハンを選びます)を何とか活躍させてあげたい、そう思っての登場です。

 イシュトーあたりとコンビを組んで登場・・・するかどうかは微妙です。


さすらいの隠者 ベオウルフ


なう ぷりんてぃんぐ♪

フォレストナイト:LV30 装備:鉄の大剣

 この小説の中でのベオは、知る人ぞ知る洋画「ウィザード 〜魔法の王国〜」(監督:ロジャー・コーマン)に登場する、戦士コルのイメージで書いています。・・・と言っても、知らない人は知らないわけで・・・あまり気にせずに読んでみて下さい。

 私の書く小説は、似通った真面目キャラが多いので、アクセント的に変り種を入れてみました。

 実は、後半に向かっての重要な秘密を持ったキャラなので、今後もよく顔を出します。

 オリジナルキャラである、アーリヤの養父ですが、ちゃんと血のつながった息子も一人います。(※この小説はノイッシュ×ラケシスを前提として書いているので、息子はあのキャラではありません。もう一人の疑惑があったあのキャラのほうです)


紫電の妖狐 タラニス


なう ぷりんてぃんぐ♪

サンダーマージ:LV15(回想時) 装備:サンダー

バロン:LV25(現在) 装備:銀の大剣、トロン

 オリジナルキャラクターの一人です。4話の回想で初登場し、5話からは、アグストリア派遣部隊の実質的指揮官として、暗躍をします。

 この小説を通しての重要な敵役です。


紅蓮の貴公子 ベレノス

マージナイト:LV25 装備:鉄の剣、エルファイアー

 オリジナルキャラクターの一人で、帝国サイドの主人公です。

 アルヴィスの甥という設定で、つまりはアゼルの甥でもあるわけです。ということは、ユリウスの従兄弟なんですねぇ。

 第5話以降は、オリジナルキャラクターたちが幅を利かせるため、原作のゲームファンの方には退屈な思いをさせてしまいますがご容赦ください。

じつは、構想段階から、この小説は解放軍サイドと、帝国軍サイドの両面から書いていこうと決めていました。このために、裏の主人公とでも言うべきキャラが必要だったのです。

 表の主人公であるノイッシュ&トリスタン

 裏の主人公であるベレノス

 

この二つがそろって、初めて完全になります。

 このため、帝国軍サイドではゲーム本来のキャラはぐっと少なくなります。これは、対比のためでもあります。どうか広いお心でお許しいただけると幸いです。


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