ソードワールド・シリーズ
(グループSNE/富士見書房)
剣と魔法の世界、フォーセリアを舞台にした、小説。
元々は、TRPG(テーブルトーク・ロールプレイング・ゲーム)のソードワールドのルールに則ってノベライズしたものです。
この、フォーセリア世界には、いくつもの大陸・島等が点在しており、それらを舞台にして冒険者と呼ばれる人々が活躍して行きます。
主な舞台は、北の大陸・アレクラスト大陸で、この大陸を縦横無尽に冒険者は駆け抜けてゆきます。
又、このアレクラスト大陸の南の海上には、かの有名なロードス島や、クリスタニア大陸が存在します。
さて、このソードワールドシリーズは、共通する世界観とルールに従って、複数の作家がそれぞれの冒険を描くという形式をとっており、実に多くの、個性的な冒険者が生み出されています。
代表的なところでは、水野良氏の「羽根頭」や「魔法戦士リウイ」、山本弘氏の「スチャラカ冒険隊」や「サーラ・シリーズ」。白井英氏の「自由人たちの嘆き」、清松みゆき氏の「紅い鎧シリーズ」や「混沌シリーズ」等など。
ファンタジー小説を書くものの一人としましては、お手本とも言える小説が目白押しです。
短編Or中編がほとんどですので、本屋さんで見かけたら呼んでみることをオススメします。