作品紹介

1作目 ファイアーエムブレム〜暗黒竜と光の剣〜

 かつてアカネイア大陸には,強大な力を持って人々を支配した竜人族マムクートの帝国があった。その帝国の名はドルーア。そして人類を滅ぼそうとたくらむ,皇帝メディウス。追いつめられた人類。そこに救世主が現れた,神の試練を乗り越え,神剣ファルシオンを手にした,田舎町アリティアの若者アンリ。彼の手によってメディウスは封印され,世界に平和が戻った。

それから100余年後,ドルーアの地に再びメディウスが蘇った。彼は魔道都市カダインの大司祭・魔王ガーネフと手を組み,マケドニア・グルニア両国を併合し,瞬く間にドルーア帝国を再建すると,アカネイア大陸統一に乗り出した。

その戦乱の最中,英雄アンリの血を引くアリティア王国の王子マルスは,同盟国グラの裏切りにより父王コーネリアスを殺害される。国を追われた彼は,仲間達と共に,遥か東方のタリス王国に落ち延びた。

2年後,平和だったタリス王国にもドルーアの息のかかったガルダの海賊が襲いかかってきた。王城陥落の寸前に逃げ延びてきた,タリス王国の王女シーダの要請を聞き,マルスが立ち上がる!!ともに逃げ延びてきた王国宮廷騎士団の騎士達と共に!!大恩あるタリス王国のため,祖国アリティア解放のため,そして暗黒竜メディウスを再び封印するために!!

マルスの旅は今,始まろうとしていた・・・


2作目 ファイアーエムブレム外伝

アカネイア大陸の西方に位置するバレンシア大陸。この大陸には戦神ドーマと地母神ミラという兄弟神がいた。

この大陸にすむ人々のうち,ドーマを信仰する人々は,大陸北部にリゲル帝国を,ミラを信仰する人々は南部の地にソフィア王国を興し,表面上は争いもなく,平和な時代が続いた。

しかし悲劇は唐突に起こった。ソフィア王国の宰相が反乱を起こし,それに呼応するかのようにしてリゲル帝国の侵攻が始まったのだ。

そして,今,一人の少年が立ち上がる。少年の名はアルム。彼は村の仲間と共に,反宰相の戦いの狼煙を上げたのだ。

ちょうど時を同じくして一人の少女がミラの大神殿から旅立った。少女の名はセリカ。アルムの幼なじみである。

運命は,二人の若者にどのような道を歩ませようとしているのだろうか・・・


3作目 ファイアーエムブレム〜紋章の謎〜

2部構成からなる,壮大なストーリー。前半はドルーア帝国に立ち向かうアリティアの王子マルスの物語,つまり一作目のリメイクだが,後半は1作目の続編として,今まで隠されてきた謎の数々があかされる。

神剣ファルシオンとは?オーブとは?ファイアーエムブレムとは?マムクート族とは?

英雄戦争編

メディウスとの熾烈を極めた戦い,暗黒戦争から1年。アカネイア大陸の各国にようやく復興の兆しが見え始めていた。

アカネイア王国のニーナ王女の夫として迎えられた,オレルアン王国の王弟ハーディンは,天才的な手腕を発揮して,瞬く間に国力を回復させた。

アリティア王国の王子マルスも自国の復興に力を注ぎ,かつての平和な日々が甦りつつあった。

だが一通の手紙がすべてを変えた。それはマルスとタリス王国の王女シーダとの結婚式を間近に控えたある日に届けられた。差出人は,先頃神聖アカネイア帝国の皇帝に即位した,ハーディンからだった。内容はグルニア王国で起こった反乱鎮圧への協力要請。

マルスは結婚式を延期するとともに,国元を信頼する騎士カインに任せテンプルナイツを率いてグルニア王国へと旅だった。

しかし,そこでマルスを待っていたのは・・・


4作目 ファイアーエムブレム〜聖戦の系譜〜

 ユグドラルと呼ばれる大陸がある。この大陸にはかつて闇が支配する絶望の時代があった。しかしその闇を払うため。12人の選ばれし者達に,神々が降臨し,神々の武器によって暗黒神ロプトゥスは滅び去った。

12人の選ばれし者達は,12聖戦士と呼ばれ,人々の尊敬を受けた・・・

グランベル王国は,聖戦士の一人,聖者ヘイムの興した国である。この王国の諸侯はそのほとんどが聖戦士の血を引いている。

現在グランベル王国は,東方のイザーク王国と戦争状態だった。

グランベル王国の一公国であるシアルフィ公国は聖戦士バルドの血を引くバイロン卿が治めていた。バイロン卿は,イザーク王国に遠征するバーハラ王家のクルト王子に同行すべく国を息子シグルド公子にたくすと、聖剣ティルフィングを携え国家騎士団(グリューン・リッター)と共に出発した。

その隙をつくかのように,友好国だったはずのヴェルダン王国がにわかに国境を越え,シアルフィ公国の隣国であるユングヴィ公国を襲った。

ユングヴィ公国の当主リング卿は,バイロン卿と同じく遠征の途上にあり,国元にはわずかな兵力しか残されていなかった。

シアルフィ公国の留守を頼まれていたシグルドは,この知らせを受けると,幼なじみであるユングヴィ公国の第2公女,エーディンを救うため,シアルフィの残存兵力をもって出陣した。

だが彼は,この出兵を期に,巨大な陰謀に巻き込まれることを気づいてはいなかった・・・


5作目ファイアーエムブレム〜トラキア776〜

前作,「聖戦の系譜」の外伝的作品。「聖戦の系譜」の登場キャラクターの一人である,レンスター王国の王子リーフに焦点を当てて描かれている。

作品としては,前作を補完するという色合いが強い。

親友シグルドの救援に向かったレンスター王国のキュアン王子夫妻を襲った悲劇より10数年,キュアンの息子であるリーフ王子は,レンスター地方の山村フィアナ村に身を隠していた。

同盟国であったコノートの将軍,レイドリックの裏切りにあい,レンスター国王カルフは戦死。その後レンスター自体が危機に陥った。落城寸前のレンスター城より,忠臣フィンの手で脱出した彼の脳裏には焼け落ちる城の姿が刻み込まれていた。

リーフ王子が15歳になって間もなく,リーフ達主要メンバーが海賊退治に出払っている間に,フィアナ村が襲撃を受ける。

レンスター攻略の功績によりマンスターの領主となったレイドリックが,リーフの所在を突き止め,軍隊を派遣したのである。

この時レイドリック達によって,フィアナ村のリーダー,エーヴェルの養女マリータとフィンの娘ナンナがさらわれてしまう。

この事件をきっかけに,リーフ達はナンナ達の救出とともに,祖国解放の為に立ち上がることを決意する。

時にグラン暦776年。

トラキア半島にて,もう一つの聖戦が幕をあける・・・


ティアリングサーガ〜ユトナ英雄戦記〜

旧ファイアーエムブレムのスタッフが,新会社ティルナノーグにて製作した問題作。

システム的なものはF.Eシリーズとほぼ同じもので,ファンにとってはFEだろうがTSだろうが,面白ければ全然OKです(僕的には)。

任天堂のFEチームの方々には,TSを超える新たなFEを期待しています。


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