レイピア
16世紀を代表する刀剣の一つがこのレイピアです。ファンタジーではおなじみで、知名度も高いこの剣ですが、中にはフルーレと混同されている方もいるようです。
フルーレとはフェンシングで使われる針をそのまま長くしたような形状の剣です。対してレイピアは、細身ではありますが両刃剣の形状を保っています。
全長65〜80cm。チャーリー・シーンがアラミスを演じた「三銃士」にて銃士隊や近衛隊が使用していたのがこのレイピアです。
16世紀では、利き腕にレイピア、もう片手にマンゴーシュ等を持つスタイルで戦う事もありました。
ファイアーエムブレム・シリーズでは、「暗黒竜と光の剣」でのマルス専用武器。「紋章の謎」でのマルスとフィーナの専用武器。「聖戦の系譜」では未登場です。「トラキア776」では専用武器ではありませんでした。「封印の剣」ではロイ専用武器。「烈火の剣」ではエリウッドの専用武器。
また、ティアリングサーガではリュナンの専用武器となっています。
もともとのレイピアが、装甲の継ぎ目を貫く目的で作られた武器であるせいか、FE&TSではナイト系及びアーマー系に対して特効のある武器として扱われています。
あとは、ファンタジー物では、森の妖精族・エルフの武器として、弓と双璧をなしています。