赤ちゃんと僕


羅川真里茂先生原作の人気コミックのアニメ化。

オススメコミックの所でも述べたとおり、このアニメ版の方を先に目にする事になりました。

・・・そして、どっぷりとハマってしまったのです。

ハカりんの場合、いままで、アニメを見て面白かった作品の原作を見て、面白くなかったためしはありません(その逆は山ほどありますが・・・)。

この作品もその類にもれなかったものの一つです。

原作については他で述べましたので、ここではアニメ版について・・・。

まず何と言っても、原作をうまくアレンジして、破綻をきたさないように書かれた脚本の素晴らしさでしょう。

アニメ化では、たいていの場合下手なアレンジでせっかくのいい話を台無しにする場合が多いのですが、この作品に関してはその傾向は最小に抑えられていました。

次に、キャスティングが見事に当てはまっていた事です。

榎木拓也役の山口勝平さん。小学6年生という少年の役を見事にこなしておられました。

山口さんの声によって、より、拓也くんの表情というか個性というものが輝いていたような気がします。

感動ものの話もあり、考えさせられる話もあり、大笑いできる話もありと、なんだか心温まる、そう、自然に微笑みが浮かぶような作品でした(結構泣かされました、ハカりんは涙腺がゆるいのです)。

「宇宙船サジタリアス」と同様に、後世に伝えたい名作ですね。

しかし「宇宙船サジタリアス」といい「赤ちゃんと僕」といい、どうして最近のTVでは、こういう作品をやらないのでしょう?

視聴率に一喜一憂するのは当然でしょうが、たまには、こういう作品を放送する必要があると思います。


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