これを英語で言えますか?
講談社パワー・イングリッシュ 定価:本体1200円
過去問で最も成績が悪かったのが,英単語を書く問題

不快指数,食中毒,風致地区,精進料理,醸造酒,回り舞台
地鎮祭,敬語,七宝,枯山水,株式公開買付,市外局番
アメダス,桜前線,日替わりメニュー,寝冷え,眉つばもの
なべもの,誉め殺し,統一地方選,夫婦別姓,防犯カメラ

など,全く書けず.
そんな時思いついたのが,ベストセラーのこの本.
評判になった頃は,なんとなく気恥ずかしくて,それに「日常の単語集」ということで,それほど
珍しい気もしていませんでした.受験準備のために取り組むとこれがなかなか難しい.
第1章「英語でどう言う?こんな決まり文句」から,書けない項目が頻出.過去問であった「食べ放題」
All-you-can-eat)もあったので,この本を1冊やってみることにしました.ただし,この本を作ることにな
ったきっかけの一つである第2章「これくらい知っておきたい数や図形の英語」を一通り見たものの,
とばしました.

成果

単語問題はここ数年と同じく10題.今年は配点が書いてありました.全体の2割がこの単語問題です!
直前にやった水虫(athlete's foot)が出ました.昔覚えて,今ではつづりがあやしい鯖(mackerel)も出題
されました.児童虐待(child abuse)は知っていましたが,この本でも収録されています.
知っているつもりでいた成人式はComing Age dayを書いて,不正解でしたが,やはり収録されています.
(Coming-of-Age-Day) さらにブランコ(swing)も出題されていました.ということで,10問中5問がこの
本でカバーされていたので結構効率が良いと思います.

問題点

 どんな参考書でもそうですが,信じきって覚えるのはやはりどうかと思います.
最初は謙虚に出されて単語で確認していましたが,「英語よりも英語らしい(?)日本語(p.64)ぐらいになって見出し語を見ると,「アンダーヘア」「オフィスラブ」「キャリアアップ」など,ちょっと古いんじゃないの?
という表現が登場.後半では,和英辞典によれば,他の表現もあるものもたくさんありました.