3次試験の合格発表は12月20日. ハロー(http://www.hello.ac/bbs)や通訳ガイドの合格目指して(http://www.m-net.ne.jp/~8186/)では,ぞくぞくと合格発表の声が届けられているのに,私はまだ.これまでも発表当日に合格通知が届くことはなかったので,それほど心配はしていませんでしたが,それでもちょっと心配.
12月21日早朝,「Tomonoriさんのホームページの掲示板で,官報で合格を確認したという人がおり,もしかしたら,インターネット上に官報が掲載されていることはないかと思い検索してみました.そしたらありました.
どうも,官報というのは毎日にように発行されているようで,2001年の9月頃から(記憶曖昧)PDFファイルとして,アップされるようになったようです.
このPDFファイルは閲覧専用で,印刷することはできませんが,そこに確認できました.この官報1週間だけ閲覧可能のようで現在では見ることもできません.
翌日,合格証書と合格通知が届きました.さらに別便でJFG(全日本通訳案内業者連盟)という団体と日本観光通訳協会から研修のお知らせもきました. それによると,いずれも東京,京都で,それぞれ4日〜5日の研修があるようです.(成田空港,都内,鎌倉・箱根,日光),(関西空港,京都,奈良).参加費4万円とかなりリーズナブルですが,私の場合は東京までの交通費,宿泊費などが加算されますので,その倍の費用がかかるよう.もともとガイドで収入を得ようとしていたわけではありませんので,これはぱすすることにしました.
それから,都道府県知事に免許申請をするそうです.必要なのは健康診断書,合格証書の写し,履歴書(?!),写真2枚(デジカメが役にたちそう).観光主管課通訳案内業免許担当というところまで問い合わせるそうです.
ガイド試験を終えて
4月に申し込みをしてから合格まで8ヶ月.振り返ってみるとあっけなかった感じです.
20年ほどまえに受験した時は,1次試験に合格できずに,はがきの「不合格」という文字だけ.どのくらいで落ちたのか,なにがまずかったのかもわからずじまい.かなりがっくりした思い出があります.まだ,20代だったので,今から考えると笑えますが,ガイド用単語集というの,索引だけ切り取ってスキー場のリフトに乗りながら覚えたことがあります.こんなことができたのは,当時のリフトは一人乗りであったこと.奥志賀高原のリフトが大変長かったためです.しかし,この時覚えた,ナス,ゴボウ,七宝焼きなどは意外とその後も重宝した感じです.
ガイド試験は見事不合格でしたが,会議通訳検定は同じ時期に3級,2級とダブル受験し,どちらも一発で合格.こちらは政治,経済が主だったので,その後は英語学習者にはガイド試験向け(勝手に女性向と決め付ける)のタイプと会議通訳士向け(勝手に男性向けと決め付ける)のタイプの二つのタイプがあり,自分はガイド試験には向いていないのだ,と判断していました.その後ガイド試験に合格しているひとの話を聞くと,後ろめたいような,うらやましいような,複雑な気分でした.一方通検の1級は誰もが受かる試験ではないことは明らか.年間一人とか二人しか合格しないようですから,会う人もいないし(通検2級でさえ会ったことがありません)こちらは全く受験の意思のありません.
とにかくそうした20代の宿題を20年の歳月を経て達成し,すっきりしました.
同じ20代に受験したTOEICは第7回と大変古い話.895点ということでちょっといばっていましたが,最近では950点ぐらいは当たり前のような感じ.TOEICも何回も受験するような試験ではないと思いますが,それでも940〜50点は取らないと後ろめたい,ということで,2002年はこの試験を受験することにしました.