3次試験に使用した参考書

1)通訳案内業国家試験 第3次試験問題集

ハローのホームページからの通販.3000円以上,送料無料ということで,300選
も一緒に購入.振込みはローソンから.振り込み手数料がかからなくてびっくり!
まず,敵を知れ!の鉄則どおり,この本を開いてはどの程度までの学習をすれば
良いのか調整しました.もっとも年度によって難易度が違い,ここ数年はかなり易しかったので,なかなか,調整は難しかったのですが…

2)詳説日本史 山川出版

定番の日本史教科書.勤務校の社会科から譲ってもらいました.
しかし,教科書は教科書,1ページに知らない固有名詞が乱発され,
発狂寸前になりました.時代ごとの流れを概観するために使いましたが,
読むだけではダメ.結局,この教科書を頼りにノートを作って,さらに
エンカルタを立ち上げては,ネットサーフィンならぬ,エンカルタサーフィン
をやりました.エンカルタでもやはり,図や写真は少なめ.

3)詳説日本史図説 浜島書店,829円

これは高校生用の副教材.授業で使用していましたので,貸してもらいました.
大変コストパフォーマンスに優れた本.288ページ全ページがカラーで
写真が多数収録され,日本地図も随所に登場します.
古代宮都の移動の地図や,2001年度に出題された壬申の乱の大友皇子と
大海人皇子の移動経路など,見て楽しく,視覚的に頭に入れられそう.
受験直前もこの本の鎌倉時代を眺めていました.

4)日本史の重点暗記方(旺文社,490円)

これは本屋の立ち読みで購入したもの.全体として役立ったとはいえませんが,
仏教は500年代みや こに 伝来
           ↓  ↓
          38    52
で,仏教伝来の年の説を二つ一緒に覚えるとか,

ひど長屋人の子供「もなかどう100円で」
で,奈良時代の実権の推移 藤原不比等→長屋王→藤原四子→橘 諸兄
→藤原仲麻呂→道鏡→藤原百川
を覚えるとか,結構,気が楽になりました.

5)【30日完成】日本史問題集(山川出版,590円)

30セクションに分かれて,それぞれ2ページのまとめのページと問題の
2ページ.全問題が空所補充という,(自分で書く)ガイド試験の日本史
テストみたいな形式.ところがいざやってみると,ほとんど自分から口を
ついて出たり,書けたりする項目ではなかったので,実際に解いたのは
数セクションでした.特に江戸後期から昭和初期までは,山川の教科書から
離れて,この問題集を1回やりました.
3次試験が落ちたら,この問題集をじっくりやりたいと思います.

6)中学校社会科地図 (帝国書院)

実はガイド試験必携の日本観光通訳協会の観光地理の冊子が紛失してしまい
ました.過去問ではあの冊子からそのまま出題されていることもあり,まさしく
必携.観光地理を中心にインターネットやエンカルタでバーチャル日本旅行を
しました.コンピュータの地図より見やすいということで,期間限定で中学生の
娘から地図帳を借りました.
地図帳なんかまともに見たことはなかったのですが,じっくり見ると,名所・旧跡
特産品など,観光地理に書いてあるようなことが結構載っていました.
そこで行ったことのない地区は,行ったつもりで,昔少しでも行った場所は
その頃のことを思い出しながら,眺めました.

7)日本白地図作業帳(国際地図株式会社,450円)

始め,白地図なんかインターネットにあるだろうと思って,エクセルで書かれた
地図をダウンロードしましたが,これではやはり不便.
この地図は全国の川,平野,盆地,湾,海峡,水道,山脈,山地,火山帯
半島,岬を書くページ.実際にはあまり役にはたちませんでしたが,気候(降水量を
新潟と高知で比較する)
行政,交通,自然災害,産業など項目別に書き入れるようになっています.
自由ページという地図が各地区の終わりにありますので,ここに観光日本地理の
情報を書き込んだりしました.
「日本三大○○」がいっぱいあることがわかりました.